「センペルビウム」の春夏秋冬、そして花
センペルビウムは、寒さに強く地植えでも育てることのできるロゼット型の多肉植物です。
冬の間は小さくうずくまり寒さに耐え霜や雪にもまけません。かわいい花を咲かせますが、花が咲くと枯れてしまいます。春になると、小さくなっていた葉が広がり紅葉したセンペルビウムをみることができます。
花言葉は、「節約」。
楽しむためのポイントを季節を通しての変化を写真でご紹介したいと思います。
■センペルビウムとは
センペルビウムは、ベンケイソウ科センペルビウム属です。
センペルビウムは、ラテン語で「永遠に生きる」という意味があり、名前の通り丈夫で育てやすい植物です。
別名:蜘蛛巣万代草(クモノスバンダイソウ)やセンペルビウムを略して:センペルと呼ばれ、原産国は、ヨーロッパから中東、ロシアなど。
現在では数千種類はあると言われ園芸店などで販売されています。
■センペルビウムの育て方
センペルビウムは、高山性の多肉植物で日当たりと水はけのよい場所で育てることができます。寒さには強く、湿気に弱い植物。湿気をこもらせない乾燥した環境が大切です。
四季を通して春夏秋冬のセンペルビウムの変化を写真と共に紹介します。ちょっとした季節ごとの注意点も書かせていただきますね。
春になると固く小さくなっていた葉が開き始めます
日光にしっかり当たる場所で育てましょう。日光が当たることにより、間延びすることなく、きれいな紅葉が楽しめます。
水やりは成長期ですので、鉢の下から水が出てくるくらいしっかりとやりましょう。土も水はけのよい土の方が蒸れる心配が少なく安心です。
初夏の頃から断水
高温多湿に弱いため梅雨の頃から水やりを控え、特にこの時期は、より風通しのよい場所がおすすめです。
水やりは、しっかり土が乾いているのを確認し、時折、鉢底から流れ出すぐらいやります。虫の排泄物や小さな砂などを流し空気通りをよくするためです。
夏は休眠時期に入るので、水やりは控えましょう。
水をやりすぎると根腐りを起こし枯れてしまいます。
秋もまるまるコロコロ成長期
秋の成長期には、丸々と手を伸ばし子吹き始めます。しっかりと水をやり、蒸れないように成長した子株ちゃんを別の場所に移します。
成長期に突入しましたが、まだまだ暑い日がありますので、水やりの時間、量、回数に注意してください。
冬は冬眠、じっと我慢
センペルビウムは高山性の植物のため寒さにとても強い多肉植物です。冬は小さく固く葉を閉ざし耐えしのぎ、霜や雪の下でも大丈夫です。霜柱ができるときもありますが耐えています。
水やりは不要です。
わが家では、雨ざらし雪まみれ~
春を待っている姿に心惹かれます。
■センペルビウムの増やし方
なるべく大きな子を別の場所、土の上に置くだけです。
勝手に根が出て腕を伸ばし増えてくれます。
とても育てやすいセンペルビウムです。
梅雨入りから夏は、湿気ないように注意が必要です。雨の当たらない日当たりのよい場所に置いてくださいね。
「センペルビウム」は、とても強く育てやすい多肉植物です。夏の湿気を気を付けるとどんどん成長し増えてくれます。
そして、なんといっても紅葉がすばらしい!
センペルビウムは、数千種はあるとも言われており、個々によって様々な姿を見せてくれます。我が家には、、、50種類くらい???
地植えにも挑戦中!
しっかり寒さに耐えさせ、日光を当てることによりきれいに紅葉します。ぜひ一度育ててみてくださいね~。
最後までお読みいただき
ありがとうございました(ᵔᗜᵔ*)