「ツメレンゲ」の春夏秋冬、そして花

 

ツメレンゲは、寒さ、暑さにも強く、とても育てやすので、初心者にもおすすめ。

花言葉も「幸福・誠実」と言われ、プレゼントにも最適です。

 

ツメレンゲは多肉植物の中でも、とても変化のある植物のひとつで、季節ごとに変化する姿を楽しむことができます。

こちらでは、季節を通しての変化を写真でご紹介いたします。

 

ツメレンゲとは

ツメレンゲは、ベンケイソウ科イワレンゲ属です。

葉が成長の段階で、細長く先端が尖ったりするときに動物の爪に似ていることから名付けられました。

 

多様に変化するツメレンゲは、日本の本州関東地方から四国・九州にかけて山地の岩場に自生している植物です。

ですが自生種が減り、2007年に準絶滅危惧種に登録されました。

 

ツメレンゲの育て方

ツメレンゲの育て方も他の多肉植物やサボテンと同じように水はけのよい土を使い、湿気をこもらせない環境が大切です。

 

四季を通して春夏秋冬のツメレンゲの変化を写真と共に紹介します。ちょっとした季節ごとの注意点も書かせていただきますね。

 

になるとロゼット型に開き周りに新しい芽が

比較的日照による変化は少ないですが、極端に日照時間が少ないと間延びする原因となります。

 

水やりは成長期ですので、鉢の下から水が出てくるくらいしっかりとやりましょう。土も水はけのよい土の方が蒸れる心配が少なく安心です。

 

夏のアブラムシにはてんとう虫

 

アブラムシが付きやすく、一度つくと取り除くのに困難です。

そういう時は「てんとう虫」や「てんとう虫の幼虫」に食べてもらうのが一番です。あっという間に食べてくれますよ。

今回の写真はてんとう虫の幼虫です。

 

他にも水に牛乳を少し入れて吹きかけるとアブラムシが動けなくなり、繁殖を防いでくれると聞きやってみましたが…私は、てんとう虫頼りです(笑)

 

秋のツメレンゲ、空に向かってぐんぐん⇗

秋のツメレンゲは、真ん中にシンのようなものができ、花の咲くものは、上に上にぐんぐん空に向かって伸びていきます。

今が、一番変化がわかるとき、

毎日観察してても飽きません&^-^&

 

こちらは水不足のためか…少し曲がってしまいましたが…

まもなく開花します。

(開花の写真は、下記で紹介しています ^-^)

 

冬のツメレンゲは小さく固くなって冬眠

ツメレンゲは、比較的、寒さにも霜にも強く雪の下でも大丈夫。

屋外でも冬越しをしますので地植えも可能です。

 

水やりは1か月に1回程度で十分です。

霜の降りるシーズンなどは水やりは不要となります。

 

寒くなるとギュッと小さくなって寒さに耐えて、温かくなる春を待っている姿はとてもかわいいです。

 

ツメレンゲの増やし方

ツメレンゲは、昨年の脇芽を植え替えるだけで簡単に増やすことができます。もちろん今年の脇芽を植え替えても大丈夫!

 

芽が出て根が出てきたころに植え替えると失敗することもなく元気に育ちますよ。

 

ツメレンゲの花の咲かせ方

 

ツメレンゲの花は、植えてから2・3年後に咲くと言われています。

花が咲くと、咲いた苗は枯れてしまいます。

 

ですが、周りに小さい芽をたくさん付けてくれるので減ることはなく、我が家ではどんどん増えています。

 

■多様な変化を見せてくれるツメレンゲ

ツメレンゲは、同じ苗なのかと驚くほど変化します。

最初はきっと疑うはず(笑)

 

暑さにも寒さにも強いツメレンゲ、とても育てやすいので変化を楽しめます。

そんな様子を見ながら、花を咲かせてみてくださいね~。

 

最後までお読みいただきありがとうございました^-^/ラビ