Tell Me Why

毎度ワンパターンで失礼いたしますm(_ _ )m
いやぁ
前回お話しましたとおり
土曜日にケーブルテレビで
映画“ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!”
放送してまして
それを見て以来
アタマの中がずーっとTHE BEATLES

鳴り響いちゃって


And I Love Her

映画の内容は
超大人気グループのTHE BEATLESのとある1日
みたいなものですが
ドキュメンタリーではなくて
一応ストーリーがあって
ビートルズ以外は
ちゃんと俳優さんが演じていました
彼らを追っかけ回したり
ライブで悲鳴をあげている人たちは
本物のファンかな…?
ハードスケジュールの中
本番前にちょっとしたハプニングが起こり…
最後には
ちゃんと演奏して
急いで次に移動

そんな話です
その昔
なけなしのお小遣いで
何度も映画館で見たときは
ただポー
っとなって見ていただけでしたが今はやっぱり思うことがありますね

ビートルズのライブは
今では考えられないことですが
あまりの観客のすさまじさに
安全を配慮してか
30分程度しかやらなかったんですよ

“歌を聴きたい人はレコードを買ってくれ”
と言われたぐらい
ライブの最中はずっと悲鳴

失神者続出とか
舞台に押し寄せようとするファンを
ガードマンが必死に押さえたり
みんなティーンエイジャーぐらいで
集団ヒステリー状態みたいな…?
発端はビートルズ現象だったのでしょうが
私が映画館で見た当時も
この状態はよくあることでしたし
だから何とも思わずに見ていたんだと思うのですが
今では
あまり聞きませんよね

ノリノリの観客も
みんなちゃんと自分の席にいますし
係員の誘導にしたがって
整然としてますし
トークやバラードは静かに聞いてますよね
やっぱり
せっかく来たのだから
一言も逃さず聞きたいとか
瞬きも間も惜しんで
その姿を目に焼き付けて行きたいとか

思いますよね

これが本来あるべき姿だと思いますヨ

ライブをする側は
ファンの方々に会いたいとか
一緒に盛り上がろうとか
思いながらステージに立つと

逆に
お客さんに盛り上げてもらえたり
のせてもらえたり

一体化して
みんな幸せな思いができる場だったりするのですが
当時
ずっと悲鳴だけ

つまり
誰も聞いてない中
自分たちの作った
後にスタンダードとなるような名曲の数々を
演奏している彼らは
どんな気持ちだったんだろうな~

今回
久しぶりにこの映画を見ながら

そんなことを考えました
女の子達にキャーキャー言われることに
最初は嬉しくて
はしゃいだりもしたけれど
やっぱり
そのうちに嫌気がさしてしまったのでしょうね

彼らは
ある時から全くライブをしなくなりました

そのおかげで
さらにたくさんの名曲が生まれたのも事実なのですが
結局
熱狂的なファン達が
逆に彼らを遠ざけてしまったんですね

悲鳴を上げ続けていた当時の人たちも
今ではいい年になっています
“近頃の若い者は…”
などと言っているのでしょうかね

そんなことを言っているよりも
過去の自分たちを見て
少しは反省しなさい

な~んちゃって

ではでは
