発信力 頭のいい人のサバイバル術
作者:樋口祐一
出版社:文藝春秋
発売日:2007/3/1
評価:★★★★
発信力 頭のいい人のサバイバル術 (文春新書)/樋口 裕一
¥746
Amazon.co.jp

僕は文章を書くのが得意ではないので、文章力の助けになればと思って読んだ1冊。
とはいえ、これはガチガチの文章講座本ではなくて、「発信力」という所に焦点が当てられている。
文章だけではなく、自分から情報を発信するという行為全般について書かれた本。

内容

・発信しなければ、これからの発信社会で生き残れない

僕は本を読むのが好きで、1週間に3、4冊は必ず本を読んでいる。これが多いか少ないかは人それぞれだろうけど、周りの同期と比べたら確実に多いだろう。今の若い人達は本当に本を読まない。
しかし、本を読んで得た知識を発信しているかと言うと、残念ながらそういう機会は中々無い。
こうやって地道にブログに内容をメモして、辛うじて発信しているというレベルだ。
これがブログではなくて紙の日記だったら、僕の発信力は0に近い。

これからは・・・(中略)・・・一人ひとりが発信を上手にしなければいけない時代になる。もっと言えば、上手に発信した人が生き残れる時代になる。

もっと発信していかないと生き残れないぜ、ということであって、僕のこのブログは発信社会に対するささやかな抵抗なのかもしれない。
ブログが普及したおかげで、物凄い数の人達が、気軽に自分の情報を発信できるようになった。僕もなんとかその流れについていかなくては、と思ってこうやってブログを書いている。
しかしネックは僕の文章力無さなのである。が、こんな事が書いてあった。

発信できるのは100点満点の人だけではない。色々なレベルの人も発信してよい。60点を越していれば、ほとんどの場合合格だ。

60点でもいい!
文章がヘタクソでも、何もしないよりは全然ましなんじゃないか?
試行錯誤を繰り返していれば、いつか上手に発信できるようになる気がする。
内容を書くつもりだったのに、全然まとまらなかった・・・

・小論文を書くポイント
引用
 ・イエス、ノーの立場を決める
 ・一文は60文字以内
 ・小論文には「だ・である」がふさわしい
 ・300字を越したら、段落変えをする
 ・小論文の型「問題提起→意見提示→展開→結論」

会話でも、イエス・ノーがはっきりしていない人の話は面白くない、と思う。
研修で文章を書く機会があるので、このポイントは意識していきます。

印象に残ったところ

どれほど深い考えがあったとしても、発信できなければ、何も無いに等しい・
何かの情報に接するときに、書こうという意識が無いと通り過ぎていく。ところが、それについて何かを書こうという意識があれば、その情報が身に入る。
情報を出そうとしない人間は、仕事をする人間としては価値が無いとみなされることになる。

感想

本の面白いところは、自分が考えていることを文章化してくれる所だと、改めて思った。
発信・アウトプットが大事であるということは十分分かっているのだが、それをきちんとまとめてくれたのがこの本だと思う。
文章力アップを考えるならこの本では物足りないが、最後の章の小論文の書き方は、基本としては役に立つ。
なんにせよ、書くことを意識した生活を送りたいと思った。


マインドマップ営業術
作者:トニー・ブザン
出版社:アスペクト
発売日:2009/3/10
マインドマップ営業術/トニー・ブザン
¥1,050
Amazon.co.jp
先日待ちに待った(?)配属発表が行われ、見事に希望が通らず営業になったので、その日の帰りに営業ってどんなもんかと思って適当に買った本。ちなみに希望はSEでした。とはいえ営業も面白そうだし、何より勤務地が東京でほっとした。

本屋には「営業/マーケティング」という棚があったのだが、普段営業の本というのをほとんど読まないため、どの本にしようかかなり迷ってしまった。というより、営業の本って、なんかうさんくさいのが多い・・・。今度渋谷に紀伊国屋にでも行ってちゃんと見てきたいと思います。

そんな中、唯一洋書だったコレを選びました。マインドマップにも初めて触れました。

内容と感想

五感に訴えて営業しよう

聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚の五感全てに訴えかける営業プレゼンテーションは、きわめて強力である。

内容が良いだけじゃだめだし、話がうまいだけでもだめ。クライアントに自分を覚えてもらうためには、そして商品を買ってもらうためには、左脳と右脳をバシバシ刺激していかないとうまくいかないよ、と。
それから、クライアントの話を聞くときも、五感をフル活用して情報を得ることが必要。クライアントの姿勢、ジェスチャー、視線から、何を求めているのかを観察できなければならない。

製品のエキスパートになる

現代の市場で成功を収めるのは、自分の扱う製品やサービスのエキスパートになった営業マンである。

個人的には、なるほどなと思った。自分の情報次第で提案の内容も幅も変わってくる。
よりクライアントの満足を高めるためには、相手の事を知ること以上に、自分の製品・強みを知っておかなければならない。
この辺は、研修だけではちょっとマスターしきれない部分かもしれない。
自社製品の勉強は、現場に出てもずっと続けていかなくては。

営業シュミレーション

1、「満足した顧客」という結果を頭の中に思い浮かべてから、営業を始める。2、営業は必ず二度ずつ行う―最初は頭の中で、次に現実で。』

優秀な販売スタッフが、自分が望む結果を出すために意識している、二つの秘訣。
これは営業だけじゃなくて、他の場面でも使えそう。
初めての人に会う場面でも、事前に相手の情報をもらっておけば、どんな振る舞いをすればいいか、頭の中でシュミレーションできる。合コンとかでも使えるんじゃないだろうか?

読み終えて

さらっと1時間くらいで読み終わってしまった。
途中の「マインドマップを作ってみよう」という部分は全部飛ばしてしまったからな・・・
個人的にはマインドマップ作成に関してはまだ腑に落ちないところがある。
色ペンを使うとか、絵を描くとか、どうも効率が悪い気がしてならない。
「綺麗なノートを作って勉強した気分症候群」になってしまわないか不安だ。
とは言え、営業の本がどんなものなのかっていうのはつかめた!
配属までまだ2ヶ月以上あるので、営業の本はちょこちょこ読んでいきたいです。

読書は1冊のノートにまとめなさい
作者:奥野宣之
出版社:Nanaブックス
発売日:2008/12/16

読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング/奥野宣之
¥1,365
Amazon.co.jp
正直結構前に読んだ本だから細かく覚えていない。
でも覚えてる所がポイントだと思うのでまぁ良し。

印象

確か1時間くらいで読んでしまったんですが、内容薄かったです。
想いっきりタイトルに釣られて買った感じですね。
最後の方では読書グッズの紹介でかなりのページを消費しており、書くことなくなったのかな?と思ってしまった。

前に会社法の授業で先生がテキストを紹介するときに、
「他の会社法の本が、著者の知識を全て投入して300ページを構成しているのに対して、私の本は、本来3000ページになってしまうものを300ページに凝縮しています。自分で言うのもなんですが、すごく良い本ですよ。」
と言っていたのを思い出した。(実際そのテキストは物凄い良書)

今回のこの本も、もうすこし内容を濃くして欲しかった。

内容

①読書ノートを作って読んだ本を確実にインストールする
②知識定着のためにアウトプットする


本を読んでもその内容を自分のものにしている人は少ない。
そこで読書ノートを書くことによって、本の読みっぱなしを防ぐ。
さらにメモなどを加えることによって、思考の助けにしたり、次に読む本を決めたりする。
最終的に講演やプレゼンなどアウトプットを行い、知識の定着をはかる。

それらに加えて、読書ノートの作り方や、読書を快適にしてくれるグッズの紹介等があった。
というか、この本のかなりの部分が「読書ノートの作り方」で構成されているのだが、これは時間がかかりすぎると思った。
自分としては、ブログに書いたほうが断然早い、というのが結論。

感想

役に立った点など

・探書リストを作る

これはやってる人も多いと思うのだけど、気になった本をリスト化しておいて、書店に行った時はその中から選んで本を買うという方法。
僕はこういうことをしてこなかったので、さっそく取り入れた。
ただ、本文では手書きのリストを作成することを薦めていたが、僕の場合は気になった本をアマゾンで検索して探書フォルダにガシガシ入れていくという方法をとった。
おかげで本を買うのに悩むことはあまりない。

・読書を自分にとっての「重要箇所を抽出する作業」にする

これも日常的に多読とかをしている人にとっては当然の事かもしれない。
ただ僕はあまり意識できていなかったので敢えて書く。
これを意識するのとしないのでは読書のスピードがだいぶ変わってくる。


読書の方法についてはこれからも情報を集めていきたい。
フォトリーディングとかやってみたいです。