クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの
作者:西田宗千佳
出版社:朝日新書
発売日:2009/1/30
クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書)/西田 宗千佳
¥777
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クラウド・コンピューティングというのが巷で話題になっているけど、結局クラウドって何なのさ?と思ったので読んでみた。

内容
1、ローカルにあったソフトのウェブアプリ化
2、携帯電話をはじめとする電子機器のネット端末化
3、重要なデータをローカルではなくネット(雲)の向こうに保管するようになってきた

このような変化から、今までローカルにあったもの全てがクラウドの向こう側に飛ばされ、
それと同時に、携帯電話をはじめ様々な端末から「いつでも、どこでも」そのデータを引っ張り出せるようになってきた、と。
そしてその現象を「クラウド(化)」と呼ぼう、という訳だ。
確かにクラウド化が進めば情、報へのアクセスとツールの利用が今以上に容易になるのだけど、
当然良いことだけではないよってことらしい。

「どこまでデータを預けていいのか」ということは、クラウドにとって根源的な問題である。個人や企業のデータが集積されるということは、そのデータが漏れると、きわめて甚大な被害に直結する、ということでもある。

クラウドは企業においても利用されるようになっていて、もしそこでクリティカルな情報をサーバーに乗せていたら、サーバーに障害が起きた時のダメージは計り知れないよ、ということ。
勿論これは個人にとっても同じだ。

つまり、情報を「100%」保護できる、という仕組みが出来上がって初めて、クラウドは定着するに至る。

感想とか
クラウドの仕組みの理解という目的は達成できたと思う(おおまかだけど)。
要するにクラウドっていうのは、新しい”技術”ではなく”現象”であって、「今あるテクノロジを集めてみたらこんな感じになりましたよ」というものであった。

クラウドがキャズムを超えた時、何が起こるのか?
一言でいうなら、「ユビキタス・コンピューティングの定着」ということになる

そろそろ本格的にユビキタス社会がやってくるのだろうか。
楽しみすぎる。
その前に電脳コイルは観ておきたい。