お釈迦様の教えで、初期のころの教えは、「小乗仏教」といい、
かいつまんでいうなれば個人の心の成仏を願い、その方法を説いたものです。
そして、最終的に、「これまでの教えを捨てなさい。これから説く
法が究極の教えです」と言いました。
そうすると、集まっていた人々は失望して、
いままでの教えで充分と言ってその場を離れました。
その数5千人とも伝わっています。
昔のことですから、さだかではありませんが
とにかく尋常な数ではありません。
これからが、1番大事な時なのに、もういいいや・・・と言って
それで終わり、その後は導く人もいない自分本位の中途半端な教え
それでは、その人たちはいくらでも間違った方へ正しいと思って
進むことになるのです。
この世は「善」と「悪」の2極ですから、
おのずとそちらの方へと行かざるを得ません。
自分だけの修行がどんなに危ういか・・・
魔物が変化していかにもお前の考えは正しいのだぞ
とささやくならとんだ結末になるでしょう。
お釈迦様がこれからが本当の教えです・・
とおっしゃったのは「大乗仏教」と言い、
人々がそれぞれに教化しあい、ともに心の向上を図ろうと言うもの。
知っているものは知らないものに教え、(化他行=けたぎょう)
共にアセンションしよう と教えられました。
今風の言葉で言うと若い人たちにも理解できるでしょうね。
なぜ「小乗」を教えてから「大乗」を説くことになったのか・・・
子供に(何も知らない人)大学クラスの講義をしても理解できないでしょう。
やっぱり、幼稚園、小学、中学、高校と段階をふまないと
何でも難しいからです。
ですから、捨てよ・・とはおっしゃったけど、「小乗」なくして
「大乗」は身につかないので、どちらも大事なんです。


