力士時代、稽古場では兄弟子や部屋のマネージャーさんに何度も叩かれたり蹴られたものです。
マゲは崩れて、壁に叩きつけられ、土俵の砂や塩も何度も食べました。
クソ!このヤロー!って思いました。
たしかに腹は立つけど、でも立たなかった。←意味不明みたいだけど、本当にそうでした。
今思い出しても間違いなく思う!あれこそ本当の指導なんだよねと。
土俵の中での自分の稽古、ぶつかり稽古が終わり、『どうもごっつぁんでした!』と言った瞬間、
さっきまで鬼の様だった兄弟子やマネージャーさんは普通に戻っていました。
いつまでも引きずらない。
もちろん自分も引きずらない。
これもひとつの信頼関係なのかな。
いや、最近のニュースを見ていると、つい昔を思い出してこんな話を…。
あれから何年経っても変わらず思う事は、ああいう経験が出来た事は本当に良かったという事です。
あの頃を思い出せば、フルマラソンの42キロもきっと乗り越えられる!!
かも…
と、どうしても最後はマラソンになってしまいます。
というのも、本番まであと9日ですから
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