相模湖の北側、低山とはいえ800mを上る老若男女に人気の陣馬山の登山道の一つです。
家を出たら空が灰色。 前夜の天気予報では「晴れ時々曇り」だったけど「曇り時々晴れ」に変わってる! せっかく5時起きしたのに中止にはしたくないので、「時々晴れ」に期待して電車に乗る。
JR中央本線の藤野駅が最寄りです。
登山口までバスで行けますが、藤野駅のホームに降りた人数を見てあきらめました。
トイレに寄っていたら一本二本は見送ることになりそう。駅から歩くのは、もちろん想定済み。
帰りも時間が合わなくて歩いたので、15.3km 5時間30分の行程になりました。
一の尾根はいくつかある登山道のうち一番楽なはずなのになかなかの急坂で始まる。
舗装路から山道に入ったところに道標があって陣馬山まで4kmとありました。
前後にグループが居るけど話し声が聞こえるかどうか位の距離があるみたい。上るのに必死なので気にもならない。下手なスクワットより効きそうです。
しばらくそんな上りが続いて、また道標があり。 思わず「うっそー!」って声が出てしまいました。陣馬山まで3.4kmだって。こんなに頑張って600mしか歩いてないのかなぁ?
そんな序盤戦を乗り越えて、ようやく尾根道らしい道になりました。
樹間から遠くに山並みが見える。気持ち良く歩いて時々立ち止まって景色を楽しみます。
追い付いたり、追い付かれたり。すれ違う方もちらほら、トレランの人もいる。さすが、人気の山です。
山頂での景色は、雲が多いけど青空のところもあって方向によっては眺望良しでした。
見える山の名前が分かれば楽しいだろうと思いました。
茶屋が営業してましたが持って行ったパンなどでお昼ご飯にして、長居はせずに体が冷える前に下山開始しました。
下りは栃谷尾根にしましたが
急な階段状の下りが続きます。膝がやられそう。
樹々に囲まれていて眺めもなくひたすら下るのみなので、修業みたい。
そして道標の距離マジックが発動し、再び「うっそー!」と叫んでしまいました。
尾根から下りた後の舗装路がまた急勾配の下りで長くてこれもまた修業みたい。
最初の登山口の郵便局が見えた時には、さすがにほっとしました。
他のルートで上ったり、縦走が出来たりとバリエーションがたくさんある山域なのでこれからも訪れたい思います。
そして、今回学んだいちばんの事。
山道の100mは滅茶苦茶に長い!