【命がけで生んだ次女が

二十歳になりました】



2000年5月24日、

次女はサンフランシスコで

生まれました。





 

 

 

 

長女の出産の時、

微弱陣痛で3日近くかかっての出産だったので、

あの思いは二度としたくないと

無痛分娩を選択しました。





当時、周りの駐在妻友達も

第二子出産ラッシュで

みなさんが無痛分娩で、

 

つるっと生まれたよ!

めっちゃ楽だった!と

 

いとも簡単に出産されてたので

私も迷うことなく無痛分娩にしたわけです。





5月24日の朝、

8:00に病院にくるように言われ入院すると、

お昼過ぎには生まれるから〜と

ドクターは楽勝ムード

もちろん私も楽勝のつもりでいたのですが。





背骨から麻酔が入りはじめて

暫くすると猛烈な寒気

そして気がついたら、眠くて眠くて

意識が遠のいていきました。





そこからは辺りの気配は

感じることができるけど

名前を呼ばれても反応できなく

なりました。





あー、私はこのまま死ぬなと

自覚したのは覚えています。

後から聞いたら、

その時の血圧は、上が68

小渕首相が亡くなったときと

同じです。







どれくらい時間が経ったのか?

その後、主人の話では解毒剤のような

注射をされたそうです。







そして目の前が段々と明るくなってきて

ドクターのPush! Push!

という声に反応して

3回くらいいきんだら、

次女が生まれました。





 


 

お昼くらいに生まれるはずの次女が

生まれたのは、夜の8:00過ぎ

私は多分6時間位

意識がなかったのだと思います。







20年前にサンフランシスコで

正に命がけで産んだ娘







その娘が二十歳なんて…

家族全員、大人って

考えてみると不思議です。

 

 

 

早く子育て卒業したいって

思ってたはずなのに

いざ、そうなってくると

なんか寂しい。

 

 

 

母は子供がいくつになっても

やっぱり心配だしね。

 

 

 

結婚するときは

どんな感じなんだろう?

 

 

 

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