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東京電力は、福島第一原子力発電所にたまる処理水の海への放出を始めたあと毎日行っている、海水のトリチウム濃度の分析について、26日から頻度を減らし、今後は放出期間中に重点的に行うと発表しました。
東京電力は、ことし8月にトリチウムなどの放射性物質を含む処理水を薄めて海へ放出する作業を始めたあと、原発から半径3キロ以内の海域の10か所で、原則として毎日、海水を採取してトリチウム濃度を分析し、翌日、結果を公表しています。
この分析について、東京電力は、これまでの結果から、トリチウムの海での拡散のしかたが分かってきたとして、26日から、実施する頻度を減らし、放出期間中に重点的に行う方法に変更すると発表しました。
今後は、海水を採取する10か所のうち、放出口から半径600メートル以内にある4か所については、放出が始まってから終了の1週間後まで毎日、それ以外の期間は1週間に1回とし、このほかの6か所については、放出が始まってから終了の1週間後までは1週間に2回、それ以外の期間は月に1回とするということです。
一方、国の計画で定められた、より精密な分析は、これまでどおり週1回の頻度で行うということです。
処理水を海洋放出してから、トリチウム濃度が上がったという話もあるようです。
東電の説明は
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) 2023年11月30日
「海洋に放出した処理水は、
拡散されず岸側に押し戻されるケースもあるので想定内」
ということだけど
やっぱり海洋投棄を始めてから
海水トリチウム濃度は上がったよねhttps://t.co/1Z2e4zMItY pic.twitter.com/8NRmftP98V
そして、トリチウムのことばかり報道されていますが、他の放射性物質も検出されています。
今月19日の記事です。
やはりアンダーコントロールは出来てないようですね
事故を起こした原発で、今何が起きているのかは分かりませんが、現在進行形で危険な状態が続いていると思われます。
東京電力は今年の3月に、溶け落ちた核燃料と構造物が混じった「核燃料デブリ」とみられる堆積物の画像などを撮影し、公開しています。
人間の手には負えないものを作ってしまったということですね。