こんにちは。
現役公立中学校数学教師の「徳さん」です。
前回に続き
不安との戦い
についてお話します。
お母さんが不安を表に出すと
子どもの成績にも悪影響が出るし、
・勉強嫌い
・劣等感
・親子の信頼関係の崩壊
・嫌々中学に行く
といった受験の弊害を招きます。
当たり前のことですが、
お母さんだけでなく
子どもも本当は不安なのです。
ですが子どもは
不安に負けません。
子どもは不安を
しっかりと受け止める力も、
現実を受け止める力も
生まれつき持っています。
ですから
その生まれつき持っている能力を
邪魔さえしなければ
子どもは不安に
負けることはないのです。
つまりお母さんが
変な関わり方さえしなければ
心配ないということです。
最近は不安に負けて
イライラしている子や
怒りっぽくなる子がいますが
これはお母さんの関わり方に
原因がある場合がほとんどです。
特に王様化させてしまった
場合には危ないようです。
自分の不安がコントロールできない
コーチは選手に嫌われます。
まして自分の不安を解消するために
練習量を増やしたり
イライラをぶつけたり
選手のせいにしたりする
コーチは尚更です。
普通はこうしたコーチは
首になるのでそこで反省したり
コーチに向いていないと思ったり
するのですが、
親子の間ではそうはいきません。
実際
「私を不安にさせないで。」
と言わんばかりに
子どもに要求を
出し続ける方も多いのです。
ですがどうか甘えないで下さい。
お子さんをサポートして
行きたいのであれば、
ご自分で不安に打ち勝つしかありません。
では不安に打ち勝つには
どうしたらよいのでしょうか?
不安に打ち勝つ方法は
人それぞれですが、
不安は垂れにでもあるし、
消すことは出来ないと
思った方が楽だと思います。
よっぽど能天気な人でなければ
不安を感じなくなることはありえません。
ですから
上手に付き合っていく方法
を身に付けるのが一番です。
その1
気分転換を上手になること。
カラオケゆショッピングに行く。
人の見ていないところで
大声を出す思い切り泣くなんて方法もあるし、
不安な気持ちを誰かにしゃべって
楽になるなんて方法もあります。
その2
子どもが全てにならないようにする。
子どもが全てみたいになってしまうと
どうしても不安も大きくなります。
ですから子ども以外にも
大切なことを持つことで
少しは楽になれます。
ご自分の人生を大切にしている方は
不安にも強いものです。
その3
子どもへの過度な期待
(自分本位な期待)は避ける。
以前にも話しましたが
信頼することと
期待することは
別物です。
期待は子どもを育てません。
子どもへの期待を下げることは
子どもへの信頼を下げること
でもありませんし、
失礼なことでもありません。
お母さんの考える、
やって欲しい量の半分も
やってくれていればOKと
決めるのも不安を減らす一つの方法です。
その4
ご自分の関わり方を明確にする。
ご自分がどこにどれくらい関わるかを
明確に決めておくことで
もっともっとやれるはず、
やらせたいという思いを
抑えられる方もいます。
その5
受験を理解する
受験はお母さんのものではなく
子どものものです。
そしてゴールではなく
単なる通過点です。
偏差値が高い学校にはいることが
その子の幸せだとはかぎりません。
この受験という時期を如何に過ごすのが
子どもの成長に繋がるかを
優先して考えれることで
冷静になるお母さんもいます。
その6
子どもに任せる
子どもを信じて
任せることが出来れば
不安はほとんど解消されます。
たとえ落ちたとしても
我が子はそこからたくさんのことを学び
成長すると信じられれば
多少のことでは
うろたえないですむはずです。
信じられる子に育てて来たかどうか
ご自分の今までの育て方が
問われるかも知れませんね。
不安と上手に付き合っていく方法は
色々あるものです。
是非ご自分の不安との
付き合い方を確立して下さい。
明日は息子の5月の成績をお知らせします。
ぜひごらんくださいませ。
今から言うのもなんなんですが
すばらしい結果がでました。
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