hulu視聴
ネタバレありきです。
1996年の映画。
キャストを見ると今なら考えられないほど豪華なメンバー。
邦画、だと思って見始めると字幕が出て来てびっくりした。
舞台は恐らく東京。
けれど今とは違う進化を遂げた東京。
円がべらぼうに強くて、それを稼ぐのを夢見て集まってきた移民たちの話。
だから言葉は中国語、日本語、英語、それらがミックスされたまた別の言葉達。
何もかもが不思議な物語だった。
けれど見終わった感は悪いものじゃなく、けれど感動しただとか、悲しいとかじゃなく。
この先もここの生活は続いてく・・・ココロに少し余韻を残す物語。
名を持たない少女が「アゲハ」という名を付けてもらい、最初から最後までアゲハは少女なのに
ちゃんとイモムシからアゲハになっていく。
本人の意思で。けれど必然的に。
「エン」があれば何でも出来るけど、「エン」があるからつまらない諍いもある。
あぁ、今書いていて思った。
この「エン」って、通貨のことだけじゃなくて「縁」の意味もあったのかしら。
エンと縁と円とイェンタウン。
ここで生きる人間は欲望にまっすぐで、押し殺しているんだけど感情豊かで。
だから映像は少しくすんでいるのに、鮮やかに思えるのか。
嬉しくて笑って、悲しくて泣いて、悔しいから怒って、だから喜ぶ。すべての事に。
ところで、この物語の中心というか重要アイテム。「マイウェイ」のカセットテープ。
どうしてヤクザが自分の体の中に隠したのか、そもそも盗んだのか。
血眼になって探しているのか、警察が嗅ぎ付けたのか、最後の最後まで見てわかんなかった・・・。
ウィキで調べてようやくわかった。
アンポンタンな脳みそやわー。
これはひょっとして、時代、なのかな。
今じゃデーターをカセットテープに録音(?)していたなんて思いつきもしなかったYO!
当時見ていたら違ったのかもしれないけど。