映画


漸の編、爻ノ篇ごちゃまぜの感想。

ネタバレオンリーです。



全部を見終わって。

・・・・おわり、なんですか?終わり、なんですね?

SPECホルダーって?未詳って?何だったの?

ごめんなさい、最近TVシリーズから見始めたニワカではありますが私には理解全部はできませんでした。


視聴者の感覚で・・・というラストはたくさんあります。

それが後を引いて、もっと見たかったと思うもの。余韻が続くもの。納得できるもの。

けれど今回はわからない、だったので即本屋さんでノベルを手に取りました。

それで少し判ったこともあって、理解できたのですが。

いろいろ思うところがあるので、箇条書き。





◎瀬文の表情がイイ。当麻を撃つ時。そして彼だけが当麻を見つけて腕を掴んだ時。

 恋愛要素は殆どなかったのに、信頼だけはすごく重くて。

 時々当麻の返事で「はい」という言葉がすごく好きだった。




◎野々村係長はどうしてそんなにシンプルプランだったり世界の終わりを知っていたの?

 これはTVシリーズを見ている時から不思議だった。

 なぜ彼だけが全部を知りうるのか。シンプルプランの中身がインフルエンザワクチンだったのも知っていたのかしら?




◎スペックホルダー無駄遣い

 あれだけのゲストキャラ。もっと物語の中心に食い込んでくるのかと思っていたら・・・。

 残念。並べただけなんて、本当ライダーだけでいいんですけど。




◎どこ行った?

 久遠望は野放し?スペックを消されたから?

 ブブゼラリーマンズは御前会議側?それともセカイ側?




◎あの意味深なオープニングは?

 雅ちゃんが崩壊した後の世界で、野々村係長からの手紙を読む。

 あれから始まったのに、それに繋がらない。

 そうじゃない未来に変わったんだよーってのが、爻の編って事でしょうか?


 


◎ラストの回想

 ラスト、当麻が浮遊する世界は一つの世界だけではないの?

 最初、ナレーションにもあったように時間を漂っているのかと思っていた。

 けれど途中から知らないシーンや「あれ?」と思うシーンがあってなんか、なんだかだった。

 あれはパレレルワールド?それとも修復された時間の中で変わった事実なの?

 「野々村係長が死ななかった世界」「瀬文がフルボッコにされて投獄されている世界」「美鈴ちゃんと地居    が付き合っている世界」とかの狭間を当麻が彷徨っていたの?

 一番重要な所が理解できずに、すっきり出来ないんでした。

 そして、そして。

 最後に呟かれた名前。それはやはり「ケイゾク」を見ろってことなんでしょうか。



と言うわけでいろいろ疑問ばかりが残る映画になりました。

最後の最後、瀬文と当麻が腕を取るシーンは好きなのでそこまで残念な印象はないんですけどね。

DVDが出たらもう一度しっかり見たいと思います。


著:村山由佳



ネタバレありますからね~。




天使シリーズ、最終章だそうだ。

卵から20年、梯子から10年。帯の文字に、時間の長さにびっくりした。

卵からリアルタイムで読んでいて、感覚的に当時と同じ気持ちで読んでいるので

それだけ時間が経っていることに、自分の中での時間が進んでいないことに驚く。

毎日、一年の時間の速さは加速度を増しているのに。



卵は涙。梯子は赦し、そして柩は未来、もしくは解放というイメージ。


今回の話では今まで圧倒的存在感だった「春妃」が遠い。

それだけ時間が経っていて、過去になったわけじゃないけれども生々しい感情は引いたのか。

梯子では亡き人なのに苦しめるほど今も歩太と夏妃の心を占めていた。

10年という時間は短い。けれどそれからの10年は穏やかだったのか。


歩太と夏妃の距離が離れてなくて嬉しかった。



柩でのヒロインは中学生だ。

傷だらけのヒロインが必要なのだとは思う。けれどやはりあまり中学生が・・・という描写はあまり好きではない。

イマドキ珍しくはないのだろう。

天使シリーズにイメージを求めすぎているのか。

茉莉が汚れているから嫌だ、と思ってもいない。

茉莉は茉莉で好きなのだ。

だからこそ、そこまで傷つけてほしくなかった、なのかもしれない。


要望でも誹謗でもなく、ひとつの感想。



読めば必ず体のどこかが痛くなって、ひりひりするのは、村山さんの文章が胸に刺さる

琴線に触れて抉る。

素直になってむき出しになって、そこに文章が触れるからなんだろう。

削がれる感じ。

とても感情が敏感になる、不思議な感覚。


天使シリーズは洞窟の奥で長い年月をかけて湧き出る水の清らかさのイメージ。

読む自分も浄化されるようで心がささくれている時に欲する本。

もちろん、登場人物みんながきれいな面しかないことは知っている。


不思議と天使シリーズはイメージの感想しか書けなかった。

また何度となく読み返して、時間が経てば何か思うことは増えるのだろう。




レンタル視聴


核心を書いてるネタバレアリですよ~!ご用心。






ファンの方には申し訳ないけれども、トム・クルーズだからと見たくなることはなかった。

けれど、これは彼がこの役だから面白かったと思えた。



2077年の世界。

60年前に起こった異星人との戦いで地球は壊滅。

少しだけ残った人類は土星の衛星「タイタン」へ。

タイタンへの移民計画を実行するために壊れた地球で監視を続けるトムクルーズ演じるジャック・ハーパーと相棒のヴィクトリア。



SF的なお話は一度見ただけではわかりにくい。

けれど確かに面白かったけれども、もう一度見たいか・・・と言われればうーん。


一番わからなかったのは、海水をくみ上げて被爆させてというくだり。

水を持って行きたいのか、地球を干上がらせたいのか。

目的がわからない。

それと結局はテットが本当の意味での見方なのか、侵略者なのか。

そもそも侵略してきたスカヴは本当に異星人だったのか。

謎は多い。



SF的な映像も楽しめるけれども、本当はやはり人間のお話。

地球を見捨てきれない男、ジャックと人間がたくさんいて生活の場となっているタイタンに憧れる女、ヴィカ。

これって男は夢を見て、女は現実を見る。そういう事なのかしら。

男はロマンチストで女はリアリスト。

ところどころ、そんな描写がある。

男から見た男女の世界観なんだろうなー。


三角関係で、クローンで。

お話はややこしさを極める。


ジャックが欲しかったヴィカ。手に入れたと思っていたのに、妻が現れると発狂。

なんかあんまりにも一途で可哀相に思えてその後にジャックのクローンがいるのが判ると、、そのクローンをヴィカにあげて~!って思ったけどクローン52号にもヴィカがいる。

49号のヴィカにだけ、妻が現れて関係が崩れる。


49号のヴィカも死んで、49号のジャックも命を落とす。

残された妻・ジュリアの元には52号のジャックが・・・・。


クローンは作りは同じで同じ記憶も持っている。

けれど目が覚めた後から先は同じじゃない。

ジュリアのジャックは49号だけのはずで、53号にはジュリアが地球に帰還した時を知らないはずなのに。


クローンだけど、同じじゃない。

・・・このラストでゼロノスを思い浮かべた私はやっぱり侑斗が好きなんだ。と再認識したよ。