訪問看護担当はSさんです。


Sさんが外から玄関ドアを開けようとしたら室内のハナが《  ニャー  》と嬉しそうな鳴き声で玄関ドアへまっしぐら。


Sさんは開け始めた玄関ドアを慌てて閉め、私はハナを抱き上げて玄関ドアを開け、Sさんを出迎えました。


前日は雨で外へ出られず、朝から庭へ出たくて玄関をウロウロしていると説明しました。


床に下ろされたハナはSさんを見上げて《 ニャー  ニャー》と甘えた鳴き声を出して足にスリスリ。


「ハナちゃん可愛い。」

Sさんは大喜びでしたが、玄関を開けてくれる筈もなくリビングへ。


それでも諦めないハナはSさんの傍らに張り付きますが、体調確認を始めると暫くしてハナはソファへ上がり昼寝を始めました。



体調確認は毎日変わる天候に寒暖差アレルギーで、鼻水と咳の症状が出ることはあるけれど、体が怠いことはなく、多少食欲が落ちることを伝えました。


今年からは感染症はないけれど、夏の暑さに体力は大丈夫なのか心配だと気持ちを吐き出しました。


心臓リハビリで筋力アップして体力をつけていくことが今は大切だとやる気を語ってみました。



最近の訪問看護では気持ちを吐き出すことが多く、それを受け止めてくださる訪問看護師の皆さんで感謝です。


定期検診の外来で、担当看護師が個別につくことがなくなり、気持ちを聞いてくれる人がいる環境は当たり前でないことを理解して、肺高血圧症患者会よつ葉の会と難病ピア・サポーターの活動の礎になるかもしれません。


Sさんと過ごして気付いたことです。


または来週の訪問看護も宜しくお願いします。