福井昌一 × 坂元健児 Cross Road Ⅱ ~10年の時を越えて~ の1stです。
座席は下手サイドの左通路から2席目でした。
場内の照明が徐々に落ちていき、同時に舞台下手側にあるエレクトーンに照明が当てられると、エレクトーン演奏者の宮﨑誠さんが(以下、まこっちゃんと表記します。)登場されオープニング曲を弾き始めると、左通路から健ちゃんが、右通路から福井昌一さんが登場されて歌い始めました。
登場の仕方に驚きつつ、久し振りの歌声と直ぐ横に健ちゃんの歌っている姿に🥺ウルウルしてしまいました。
健ちゃんの衣裳は黒のパンツに黒のアシンメトリーのシャツに、赤いベストです。
一瞬、健ちゃんは還暦だったかと…(おい、そこはアンジョルラスだと言わなくちゃ)←ファンなのに酷いワタシ🤫
福井さんは上下白のカジュアルなスーツに胸元にはロングネックレスを身に付けられていました。
まこっちゃんの衣裳は白シャツにアンサンブルのベストとパンツ、アンサンブルの柄はモザイクが幾重にも重なり合い、金糸が入っていて光輝いていました。
冒頭のトークでは10年振りのコンサートに
「10年前は大雪で…」
から話になり、
「10年間いろいろ経験して大きくなりました。(笑)」
とふたりは体型が太ったことをジェスチャーされて笑い合っていました。
坂元「昔は細マッチョだったのに。」
福井「昔も細マッチョじゃなかったよ。」
坂元「………」
こんな会話で客席は笑いが溢れます。
前半はディズニーミュージカル作品やおふたりが各々出演されたミュージカル作品からソロで歌ってくれました。
福井さんのソロが終わり、流れてきた前奏は「塔の上のラプンツェル」から♪輝く未来
下手から登場したのは健ちゃんですが、甘い歌声のラプンツェルならぬラケンツェルです。
ラプンツェルの三つ編みヘアのカツラをつけて立ち振舞いはレディーです。
ふたりのハーモニーが素敵で、でも何処かしら動作がおかしくて、そして客席は🤭笑いを堪え…
サビの歌詞になるとふたりは見詰め逢いながら
デュエットするので素敵でした。
曲終わりにふたりは舞台中央に歩み寄り熱く抱き合い、客席からは歓喜の声が上がりました。
熱く抱き合うふたりが離れると
ラケンツェル「フクイン・ライダー、聞いてももいい?」
フクイン・ライダー「なに(笑いながら)ラケンツェル。」
ラケンツェルは自分がどうにみられているのかを尋ねると、フクイン・ライダーはものすごく褒める…。(福井さん、ラケンツェルの良い所を探して褒めるのは流石)
ラケンツェルは
「○ンキホーテで買ったの。」
「床山さんにピンで留めてもらってそこで待っていたら、(フクイン・ライダーの)話が長いんだもの。」
「いたたまれないから…」
舞台下手へ捌けていきました。
他にはおふたりが出演された(残念ながら共演はされていません。)「レ・ミゼラブル」からも歌ってくださいました。
トークでは同じ曲調が流れるミュージカル作品も多く、ミュージカルコンサートでは歌詞を忘れてしまうことがあるそうで、舞台袖で口パクで歌詞を教えて貰うことがあると、口パクしている人を舞台では一方向しか向いていない話題など話されていました。
おふたりがトークしている時、まこっちゃんは一観客のように笑いながら特等席で楽しまれていました。
旭川公演にも触れ、福井さんのお母様も来る予定でしたが、体調を考慮して会場でのご自分のお姿を披露することはできなかったと話されていました。
健ちゃんのソロで♪あなたへを歌われました。
健ちゃんのソロコンサートでは良くレパートリーに上がる曲で、母親へ感謝する歌です。
私自身、難病となり一昨年、昨年と重症での入院に母親には心配かけたので、感謝と同時に、母親より先に死なないと思いながら、健ちゃん
の歌を聴いていました。
最後の曲は10年前と同じゆずの♪栄光への架け橋です。
この曲はすべての人に当てはまる曲だと思いながら、おふたりのハーモニーに酔いしれました。
これが1stの内容です。
エレベーターへの順番待ちしていると、私の後ろには顔見知りの坂元健児ファンクラブの方々がいらして、私の体調を心配して声を掛けてくれました。
本当に健ちゃんファンの方は優しい方です。
元気な姿で皆さんとお逢いできるのは幸せなことなのですね。
友人と待ち合わせの日比谷シャンテへゆっくり歩いて向かいました。
友人には曲目の内容は伝えず、オープンの激混みとコンサートは楽しかったことを話しました。
次は2ndのコンサート内容を書きます。