いつかヒックマンカテーテルを抜去したら気兼ねなく手足を延ばして温泉に入ろうと思っていました。
不幸中の幸いでヒックマンカテーテルを抜去して気兼ねなく♨️温泉に入れると喜び、母の卒寿(誕生日)祝いに♨️温泉宿へ宿泊を考えていましたが
「ハナをひとり(一匹)で留守番させることはできない」
と母の強い訴えが…
友人(昔犬友達、今猫友達)が何かあるときは預かってくれるし、自宅へお世話に来訪しても良いと言っているのに
「ハナを知らない家に預けるのは可哀そう! ! 自宅でお世話って夜は結局ひとりになるから可哀そう!」
と母の強い訴えが…
それなのに母は
「温泉に行こう」
って言いだした。
当然私は えっ だよ。
「あっ、違う、違う。日帰り温泉だよ。」
と母の訂正を聴いて…
10月2日は日帰り温泉へ行ってきたよ。
10月2日は肺高血圧症の疑いで重篤で意識不明になった日です。
あの日、死神に心臓を握り潰される感じがして、今でもあの時の心臓の激痛は忘れることができず、死んじゃうかも‼ 死にたくない‼ と思い出してフラッシュバックがおきます。
母はそんな私を心配して楽しいことを考えてくれたのでしょう。
有難いですね。
日帰り温泉は《美肌の湯》と温泉です。
大浴場で肩(本当は顎)まで温泉に浸かると目線が大海原のようで、美肌の湯に心も体も解きほぐされました。
改めて温泉は良いものですね。
ゆっくり温泉を楽しんで帰ってくるとハナが玄関で出迎えてくれました。
と、言うより「ずいぶん帰りが遅いじゃない!お腹すいたわよ~!」と足元で鳴き続けます。
カリカリ(キャットフード)を食べて、チュールも食べて、ようやく満足して静かになった(鳴き止んだ)ハナでした。