8月は猛暑なので養成研修はお休みでした。

9月から通常の研修に戻ります。


難病ピア・サポーター研修の前に難病相談支援センター面接室へ向かい、肺高血圧症関連の図書を自分で自分に貸し出ししました。

そうです。自分で!!ウシシ


図書の貸し出しはセンター職員に立ち合ってもらうのですが、金曜日の午前中は強皮症明日の会がサロンを開いていて面接室を利用しています。

明日の会代表者Mさんから部屋の鍵を受け取り、本を借りてくださいと言うことでした。

私はセンター職員から信用されている!?


受講日の朝、強皮症明日の会Mさんへ連絡すると、皮膚科の外来は休診なのでサロンはお休みだと連絡がありました。


難病相談支援センターへ連絡入れるものの、電話はお話し中…えー

携帯もお話し中…ガーン


外来の見掛けない事務職員へ難病相談支援センター面接室の鍵を借り受けたい理由を伝えると「面接室ですか?」
と鍵を出してくれて、私は面接室の鍵を受け取り面接室の鍵穴へ鍵を挿し込みますが挿さらない…

鍵のプレートを確認すると違う鍵でした…チュー

外来へ戻り鍵が違うと伝えると事務職員は
「何処の部屋ですか?」
と言ってフロアに出てきました。

奥にある部屋を指し示して
「あちらの部屋ですよ。」
と説明しました。

その事務職員はスタッフ関係者室の職員に確認してから、面接室の鍵を持ってきてくれました。

無事に面接室を開けることができ、肺高血圧症関連の図書を3冊借りました。

いやぁ~、3冊は重い…ガーン


難病ピア・サポーター養成講座の部屋へ入ると3グループにテーブルがセッティングされていていました。

テーブルの用紙にグループメンバーが記されていて私は2グループで、1期生で強皮症明日の会Mさんと、同じ2期生Yさんの3人でした。


講師は以前にもお越しいただいた新潟病院後藤清美先生です。

後藤先生が準備してくださった資料「ピアサポーター~話の聞き手になる~」の話を伺ったあと、グループワークに移り役割を決めてローリングプレイを行いました。

演習1の「よい医者を教えてください」では
私が相談者役になり、同じYさんが相談を受ける役、Mさんが観察役でローリングプレイ後にコメントを発表しました。

相談者役、相談者されている役もそれぞれ自分が感じたことを発表して、全員がそれぞれの感じ方を発表するとことで、私は気付きも生まれました。

全員が発表するのは良いことですね。


次のグループワークは「自分の考えをどう提示するか」では
例A
「他人を家に挙げたくない(訪問介護サービスを利用したくない)」
例B
「自分の病気を近所に知られたくない」
例C
「障害者手帳をとるのは恥だ」
例E
「就職活動を、自分の病気を言わずにつづけている」
についてグループ内で話し合いました。

実際、私は例A・B・Eを経験しました。

Aに関しては訪問看護の利用者で、おんぶに抱っこの人間になってしまうのか?
信頼関係を気付けていない人にズカズカと自宅に入られてしまうか?

今ではそのときの気持ちは笑ってしますが、先の未来も想像できない状態では冷静に考えられないと伝えました。


Eに関しては肺動脈性肺高血圧症であると伝えて障害者枠で就職活動したけれど、病気を理解されずに面接もない企業も数社あったこと。
同じ肺高血圧症患者が隠して面接の場で伝えたら、その場で面接を打ち切られた話を伝えました。


明日の会のサロンでは就労に関する相談内容もあり、勤めている会社に難病と診断されたことをどう伝えたら良いか、実際に身体に負担が掛かる仕事で退職した方もいることなどを伺いました。


グループの話し合い後に時間がある場合はロール・プリイングを行って試してみることになり、例Aを選択して今度はYさんが相談者役、Mさんが相談を受ける役、私は観察役でローリング・プレイ後にコメント発表しました。

Mさんは相談者役へ利用されないことで不安はないのか?や、冷静にさせる判断させる言葉を選んで話し掛けたり、相談者役の話にあまり口を挟まず、聞き手になり気持ちを聞き出すというコミュニケーションを取られていましたと発表しました。

MさんYさんもそれぞれの立場から発表されていました。


1グループは例Bをわ3グループは例Dを選択してコメント発表されました。

参加した受講生全員が例に対して実際を経験した内容ばかりではないけれど、相談者の悩みに寄り添い一緒に考えることで、コミュニケーションの大切さを学びました。



講座が終わってから、1期生2期生の皆様へ10月27日の市民公開講座のお知らせと、2期生の方へ「まこちゃんを救う会」の募金協力のお礼とまこちゃんの渡米して肺移植が行われて現在の様子を報告しました。

皆さんが喜んで下さり、その様子も嬉しかったです。


この日の夜は、劇団四季『エビータ』全国公演の前橋公演の初日観劇するので、病院で物凄く早いステーキ夕食を摂りました。

次は劇団四季『エビータ』観劇の話です。