2019年の観劇初めは1月8日『レベッカ』
劇場はシアタークリエです。
『レベッカ』仕様のクリエちゃん。
脚本/歌詞 ミヒャエル･クラツェ
音楽/編曲 シルヴェスター･リーヴァイ
原作 ダフネ･デュ･モーリア
演出 山田和也
マキシマム・ド・ウィンター = 山口祐一郎
わたし = ⭐️大塚千弘/平野綾/桜井玲香
フランク・クロウリー = 石川禅
ジャック・ファヴァェル = 吉野圭吾
ヴァン・ホッパー夫人 = 森公美子
ダンヴァース夫人 = 涼風真世/⭐️保坂知寿
ジュリアン大佐 = 今拓哉
ベン = tekkn
ジャイルズ （マキシマムの義兄）= KENTARO
ベアトリス （マキシマムの姉） = 出雲綾
⭐️は観劇したキャスト
朝隈濯朗 奥山寛 後藤晋彦 武内耕 田中秀哉
徳永悠二 池田祐子 樺島麻美 河合篤子
島田彩 柳本奈都子 山田裕美子
ですね。
休憩中に本日の出演者のパネルを撮影しようとロビーへ向かうと恰幅の良い男性ふたり（外国の方と日本人）と小柄な女性がパネルの前にいました。
日本人の方に撮影したいので少し移動して貰うようにお願いしました。
無事に撮影をできたのでお礼を言い外国の方と女性にもお辞儀をしようとお顔を見ると…
えっ
うそっ
その外国の方はシルヴェスター･リーヴァイさんでした。『エリザベート』『モーツァルト！』『レベッカ』『王家の紋章』『マリー・アントワネット』のプログラムや映像で見ていた方が目の前にいる
しっかり握手していただきました。
心の中でキャーキャー騒いでいました。
ハイテンションで座席に戻りました。
タイトルロールは『レベッカ』ですがレベッカは亡くなっている人物で、キャストの出演はありません。
セットの中央に肖像画があるのですが、顔の部分はカーテンでが垂れ下がって顔は見えない演出です。
それが不気味です。
久々の祐さまは長身のスーツ姿でカッコいい。
最近は重厚で豪華な衣装に身に付けている役柄が多かったので、祐さまこんなに痩身でしたっけでした。
でした。1幕は凛凛しいマキシマムですが、2幕では闇を抱えた人物が見え隠れしてきます。
年齢を感じさせない祐さまカッコいいです。
千紘ちゃんは初演と再演を続けて再々演でも「わたし」を演じています。
トリプルキャストの中で観劇するなら千弘ちゃんと決めていました。
初演は10年前ですが10年経っても可愛い。
歌声も好き。
「わたし」から「奥様」と呼ばれて、前妻レベッカはなく、今は自分が「ミセス・ド・ウィンター」と言い放つまでの強さはマキシマムへの愛なのだとひしひしと感じました。
知寿さんのダンヴァース夫人は圧巻でした。
無表情で凛とした立ち姿、劇中歌の「レベッカ」は鳥肌が立ちました。
『夢から醒めた夢』のピコとか『クレイジー・フォー・ユー』のポリーとかのイメージが良い意味で脆くも崩れ去りました。
今後の知寿さんの活躍が楽しみになりました。
初演から出演されている禅さんと圭吾さんもキャラクターが全くぶれていない。
久々に笑顔の良い人物のキャラクターの禅さんを観られました。
圭吾さんは怪しい色男を演じるのは上手い。
キレッキレのダンスは健在だったです。
今回からカンパニーに加わったモリクミさん。
歴代のヴァン・ホッパー夫人が…崩れた～。
オダ・メイの再来かと思いました
かと思いましたヴァン・ホッパー夫人が歌う場面はモリクミワールド全開でした。
他のメインキャストも歌うまなのでハモリが素敵でした。
アンサンブルキャストも歌唱力のある方々ばかりで、ダンスも見応え十分でした。
朝隈さんは執事役でシルバーグレイの鬘とメイクなので、今拓哉さんと勘違いしてしまうほどおふたりが似ていました。
久し振りに原作を読んでみたいと思いました。
今は忙しいので読む時間はないので、患者会の活動が落ち着いたら図書館へ借りに行こうと思います。
そんな時間は取れるのかな…
✡️番外編
今回もお手洗いは多目的トイレを利用しました。
今回は座席が後方だったので、ロビーへ出ずに後ろ扉から多目的トイレへ向かう事にしました。
多目的トイレの通路へ出る扉の前にスタッフがいて、「通行出来ません。」と観客に伝えていました。
ヘルプマークを持っている私は扉を開けて頂いて多目的トイレのある通路へ。
私が利用しているとドアノブを開閉しようとする音がしました。
トイレから出ると、杖を持っているご年配の女性3人がソファーベンチや丸椅子に座ってお待ちになっていました。
シアタークリエで良いのはソファーベンチがあるので順番待ちは座って待っていられるのは助かります。
他の劇場もシアタークリエのように座って待っていられると良いのですがね。