『井上芳雄 by MYSELF』スペシャルライブ（11月29日THU）を観劇してきました。
昨年に引き続き、スペシャルゲストは坂元健児さん。
今年は濱田めぐみさんもスペシャルゲストです。
このおふたりは劇団四季『🦁ライオンキング』の初代シンバ&初代ナラです。
おふたりがゲストなら絶対何かある
（ない訳がない
）と楽しみでした。
（ない訳がない）と楽しみでした。もうひとりジャングルポケットの斉藤慎二さんもスペシャルゲスト。
本当に失礼なのですが、スペシャルゲストは坂元さんとめぐみさんおふたりだけで良いのにと思いました。
音楽監督･編曲／ピアノ 大貫祐一郎
井上芳雄byMYSELFディテクター秋山瞬
東京国際フォーラムのホールAへ入場するとスタッフからビニール袋を配られました。
ビニール袋には公演チラシと一緒にサイリウムが入っていました。
開演前に井上くんから場内アナウンスがあり、「サイリウムはライブで使用するので、準備しておいて下さい。」
と、お知らせがありました。
その後、坂元さんからのゲストご挨拶があり、来年公演作品のお知らせがありました。
セットはステージ中央に移動式のラジオスタジオブース、その横に階段が組まれ2階はバルコニーで、バルコニーの下にスタジオブースはに収納される仕組みでした。
セットの左右にバンドの皆さんがスタンバイして、ピアニストの大貫さんは下手のピアノにスタンバイしていました。
ステージ左右の壁にはモニターが設置されて、ライブ･ビューイングの映像が映し出されていました。
井上くんの衣装は水色のジャケットと黒パンツで爽やかです。
今だにミュージカル界のプリンスと言われ続ける爽やかは色褪せないですね。
井上くん、冒頭で予定時間をオーバーしないって断言
「時間をオーバーしたら会場の皆さんに20円ずつカンパして貰い、時間オーバーした費用に充てるのでロビーに募金箱をおきます。
冗談です。」
と、話されました。
これは、昨年同様予定時間を…かなり…オーバーする予感です。
（10月27日公演ではかなり時間をオーバーしたそうです。）
セットリスト
1stSTAGEはポップスで、2stSTAGEはミュージカル曲でした。
1stSTAGEのゲストコーナーで坂元さんが登場されました。
お衣装は上下白のスーツでダブルストライプのシャツと黒地に白のストライプ柄のネクタイと、ちょっと厚底の黒ブーツでした。
昨年は『井上芳雄 by MYSELF』にゲストに決まった時点で、既にチケットは完売していて、坂元さんのファンの方は観られなかったのでと前置きして、昨年のお悩み相談コーナーの映像を流してくれました。
映像を坂元さんと一緒に振り返って観ながら、
「先輩に向かって良くもあんな事を言えたもんだ。」
と、映像の自分にコメントしていた井上くんでした。
今回のお悩みはと言われて、話し出した内容はお悩みでも何でもなく、ただの失笑トークでした。
と言われて、話し出した内容はお悩みでも何でもなく、ただの失笑トークでした。でも、坂元さん、安心して下さい
私の父も亡くなるまでの62年間「🥦ブロッコリー」を「🥦ブロッコリン」と言っていました。
祖父母は「🥦ブロッコリー」と言っていたので、父の場合は単に子どもの頃から聞き間違いで、みんなに指摘されても訂正しないで生きていました。
23年なんて話しになりませんから大丈夫です。
坂元さん井上くんが歌われたのは「奏」で、ハプニングが起きてまさかの最初からの歌い直しでした。
最初からの歌い直しでした。突っ込みの井上くんとボケの坂元さんのこのコンビは最高です。
1stSTAGE最後は客席の皆さんはサイリウムを使って井上くん「幸せのピース」を振付しながら楽しみました。
会場はサイリウムの黄色で幻想的でした。
2stSTAGEでは、真っ黒の生地の柔らかいスーツに豪華なマントを靡かせて登場した井上くん。
これはもちろん『エリザベート』のトートで「最後のダンス」は圧巻でした。
2stSTAGEゲストの濱田めぐみさんが深紅のベルベットのイブニングドレスで登場しました。
『エリザベート』より「私が踊る時」を歌われました。
めぐみさんのシシィは素敵でした。
スタジオブースセットでめぐみさんにお悩みを尋ねましたが、
「悩みはない」
」って、お悩みコーナーは終了かと思いきや、視聴者のお悩みにめぐみさんは主観と客観の見方でアドバイスされていました。
次の準備があるので、めぐみさんと井上くんははけて行きました。
そこにドアのセットと椅子を１脚持って登場されたのは斉藤さんです。
ゲストなのに井上くんがいない状況にぼやいていましたが、アフリカ式マッサージ屋としてお芝居が始まり、ドアを開けて入って来たのは…子どもが書いたようなライオンのお面を付けて、迷彩服を着て
「心配ないさぁ～。」
と、坂元さんが登場しました。
マッサージを受けながら職業を尋ねられますが坂元さんはひたすら
「心配ないさぁ～」
と、唱え続けて斉藤さんから頭の変な人と思われ
「毒吐くな～。」
と言っていると、そこへ衣装替えした井上くん
が登場してきました。
ミュージカル界先輩の坂元さんに気が付いて3人の会話になりますが、坂元さんをおかしなお客様としか見ていない斉藤さんに
「毒吐くな～、まただ。」
と指摘に反応する井上くんは坂元さんに
「なんて言った」
」「毒吐くな～、まただ。」
「はくな～、またた」
「ハクナマタタ」
3人で『ライオンキング』より「ハクナマタタ」を歌ってくれました。
坂元さんはシンバ、斉藤さんはティモン、井上くんはプンバァでした。
そこへめぐみさんが可愛いナラのお面を素敵に被って登場しました。
このシチュエーションはもしかして…
迷彩服から白の衣装に早替えして来たさ坂元さんとめぐみさんは紅白歌合戦に出場しちゃうと、ふたりの世界に
と、ふたりの世界に20年振りに『ライオンキング』より「愛を感じて」を歌うふたりに、客席から観ると言って井上くんと斉藤さんはステージからはけて行きました。
そのふたりを客席から感動で溢れる涙をハンカチで目頭を押さえる井上くんが中央モニターに映し出されて、会場は爆笑していました。
私は爆笑より、坂元さんとめぐみさんのデュエットの感動に涙でした。
ゲストの3人がはけてから、井上くんのオン・ステージに戻り、途中で上手にはけたと思ったら、2階席へ移動して通路を歩きながら歌っていました。
2階席の皆さん良かったですね。
井上くんがステージに戻るまでの繋ぎに斉藤さんが登場しますが、突如『大貫祐一郎 by MYSELF』のコーナーが始まり、CDのお知らせを勝手気ままに展開していました。
大貫さんってこんな人でしたっけ
ステージに戻ってきた井上くんと斉藤さんはまたお芝居を始めてました。
パンツを盗んだ変態斉藤ジャンバル･ジャンとそれを捕らえようとする井上ジャベール。
おふたりで来年上演される『レ･ミゼラブル』にキャットとして出演してほしいです。
井上くんから斉藤さんへ変態なお芝居をからかわれて、
「そんな事しているから別の斉藤さん
が『レミゼ』出演されてしまうんだ。」
に、お口あんぐりな斉藤さんでした。
歌う曲も残りわずかとなり、1階席の客席通路を歌いながら歩き出すと、なんと客席には田代万里生くんと夢咲ねねちゃんがいました。
万里生くんから猫耳のカチューシャと長いしっぽと猫の手袋をプレゼントされて、身に付ける井上くん。
私の横の通路も通ってくれて嬉しかったです。
ステージに戻って、猫のしっぽが取れないまま、最後の曲を熱唱してくれました。
22時にライブ･ビューイングは終わりなので、緞帳が下がりました。
緞帳が上がると、ゴスペルとコラボして熱唱してくれました。
スペシャルゲストの坂元健児さん、濱田めぐみさん、斉藤慎二さんが登場されて3時間50分という、スペシャルライブは終演しました。
最終の新幹線に乗車して、購入したプログラムを広げてニヤニヤ読んでいた私です。
記念の1枚です。