10月2日（火）ミュージカル『タイタニック』を観劇してきました。
加藤和樹 トーマス・アンドリュー（設計士）
開演前には劇場スタッフから観劇マナーの注意事項のアナウンスはあります。
アフタトークショー
石川禅 ブルース・イスメイ（オーナー）
藤岡正明 フレドリック・バレット（機関士）
戸井勝海 ヘンリー・エッチス（一等室客室係）
相葉裕樹 チャールズ・クラーク（二等客）
津田英佑 ウィリアム・マードック（一等航海士）
渡辺大輔 ジム・ファレル（三等客）
上口耕平 ハロルド・ブライド（通信士）
小野田龍之介 チャールズ・ライトラー（二等航海士）
木内建人 ウォレス・ハートリー（バンドマスター）
百名ヒロキ ベルボーイ
吉田広大 フレドリック・フリート（見張り役）
栗原英雄 エドガー・ビーン（二等客）
霧矢大夢 アリス・ビーン（二等客）
菊地美香 キャロライン・ネビル（二等客）
小南満佑子 ケイト・マクゴーワン（三等客）
屋比久知内奈 ケイト・マーフィー（三等客）
豊原江理佳 ケイト・ムリンズ（三等客）
須藤香奈 ミセス・ビーチャム（給士係）
安寿ミラ アイダ・ストラウス（一等客）
佐山陽規 イシドール・ストラウス（一等客）
鈴木壮麻 エドワード・スミス船長（船長）
映画で大ヒットした内容ではなく、ミュージカル『タイタニック』は史実に基づいて物語が作られており、登場人物はすべて実在の人物、あるいはそれをベースに作られた人間たちであり、壮大な歴史劇であると言えます。
（チラシの内容から一部抜粋しました）
公演チラシを見てまず最初に思ったのは、出演者が豪華キャストだと思いました。
嬉しいのは禅さんが出演されている事。
私にとって『レ・ミゼラブル』の永遠のマリウスだからね。
ちなみに津田さん、戸井さん、藤岡くんも歴代のマリウスです。
歴代ジャベールもいますね。佐山さん、壮麻さん、禅さんです。
2015年公演から役替えで今回出演している壮麻さんと美香ちゃんが出演している事。
残念なのは、『ジャージーボーイズ』と公演期間が重なった事。
『ジャージーボーイズ』初演キャストの藤岡くんと戸井さんがこちらに出演してる事。
お二人ともこちらでも主要キャストだから仕方がないのだけれど、再々演があったら重ならないでほしいな。
舞台は豪華なセットは一切なく、舞台奥のバルコニーと可動式の階段、シーンによってデスクやテーブル、椅子が舞台に並び、照明やスポットライトによって、日中・夜・氷山衝突・沈没シーンと展開されます。
開場して座席に着くと舞台にデスクと椅子が置かれていて、和樹くんはトーマスとしてタイタニックの図面と向き合い、ノートに書き記しているシーンが展開されています。
時々、ひとりのキャストが登場して雑談しているシーンが繰り返されます。
あちらこちらで着座した観客は、オペラグラスで和樹くんを観てます。
もちろん私も
開演すると、タイタニックの乗船者の皆様（観客）に対して、航海（観劇マナー）のアナウンスが流れますが、10撮とか10聴とかしないようにの内容です。
この時代はスマホなんてないとアナウンスでも話しているので客席から笑いがおきます。
観客は開場して座席について開演する間はタイタニックの乗船客として参加してしているのです。
この演出がにくいねぇ～
開演前には劇場スタッフから観劇マナーの注意事項のアナウンスはあります。感想はどの楽曲も良くて、ソロはキャストの歌声を堪能できるし、全員で歌う曲は圧巻だし、恋人や夫婦でのデュエットはそれはそれは美しい。
キャストは複数の役を演じられて、早替えの早さにビックリでどの役を演じているのかわからなくなる～
でどの役を演じているのかわからなくなる～猟奇なシーンはやはり、沈み行くタイタニックの責任を擦り付け会う船長、イスメイ、トーマスの姿です。
トーマスが最後の最後までタイタニックの設計図を指差しながら、正気を失って行きそうなくらいの異常さに恐怖を感じました。
愛する者との別れは突然訪れて、生きてほしいと願う人と、最後まで一緒に寄り添いたいと願う人。
結末がわかっていても泣けてきます。
トーマスはタイタニックが沈没する時にバルコニーに立っていますが、しだいに船体が傾き始めるシーンはバルコニーが傾き、少しでも高い所へとバルコニーを跨いでしがみつく。
海の底へタイタニックが引摺りこまれるシーンは、照明がトーマスの体のシルエットを際立たせています。
一転して、生存者たちが静かに語り、亡くなられた乗船者の名前が書かれたスクーンが降りてきます。
結末がわかっていても泣けました。
私も助かった命の意味を考えながら、そして、病気が完治する訳ではないけど、毎日のんびりしながらも1日1日をしっかり生きて行かなければと思いました。
『タイタニック』観劇して良かったです。
そして…この日は
アフタトークショーアフタートークショーがありました。
亡くなられた乗船者名簿のスクリーンの前に椅子がセットされて、小野田くんMCとして登場して、 3人をひとりずつ名前を呼んで迎えいてれいました。
3人から挨拶があり、それぞれ役の感想や稽古中の様子を話してくれました。
和樹くんから大先輩に囲まれての話を。
禅さんはイスメイの役どころの難しさを。
壮麻さんは涼しい顔で他人事みたいに聞いていたので、禅さんは
「前回（2015年公演）イスメイ演じたんだからわかってよ
」
」と、怒っていました。
壮麻さんは登場の仕方を3人で手を繋いで考えていたのに、ひとりずつ呼ぶからと小野田くんにクレームをつけていました。
小野田くんからはける時は皆で手を繋ないでと伝えると、
「お前とは手を繋がないよ」
」と、壮麻さんは子どもみたいなやり取りしていました。
小野田くんが役での帽子を小脇に抱えていたのを落としてしまい、壮麻さんすぐに拾って自分の膝に置いたり、船長の衣装に皺がつかないように気を付けて座っている動作を、面白がって観ている禅さん。
その禅さんの様子を更に面白がっている和樹くんです。
トークショーの最後に和樹くんから挨拶があり、
「内容があるようでないような、ないようであるようなトークショーで…www」
」と締めていました。
退場する時は禅さん、和樹くん、壮真麻さん３人で仲良く手を繋いで退場されました。
小野田くんは壮麻さんに向かって手を差し出していましたが拒否されていました。www
小野田くんはMCらしく挨拶されて退場して行きました。
トークショーは楽しかったです。
ミュージカル観劇日は坂元健児さんのファンクラブの友人LINEグループに、今日はこれを観劇するとお知らせしているのですが、観劇後のLINEに、Aさんから
「えー❗️今LINE見ました。今タイタニック観てました。」
とコメントがきました。
電車の中で受け取ったので引き返す事もできませんでした。
お互い観劇するとは知らずに同じ時間を過ごしていたと言う偶然。
Aさん、逢いたかったよ～。