『ジキル&ハイド』観劇しました。
ずっとアフタートークの日を観劇したいなと悩んでいて、公演間近でチケットの残席があったので、やっぱり観劇しなくちゃあ~とチケットをポチッとしてしまいました。![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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初日開けて3日目ですが、一部のフラワースタンドのお花がお出迎えしてくれました。
キャストはこちら![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
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ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド=石丸幹二
ルーシー・ハリス=笹本玲奈
エマ・カルー=宮澤エマ
ジョン・アターソン=田代万里生
サイモン・ストライド=畠中洋
執事プール=花王おさむ
ダンヴァース・カルー卿(エマのパパ)=福井貴一
ベイジングシトーク大司教=宮川浩
グロソップ将軍=阿部裕
サベージ伯爵=川口竜也
アーチボルト・プループス卿=松之木天辺
ビーコンズフィールド侯爵夫人=塩田明子
アンサンブルキャスト
麻田キョウヤ 川島大典 杉山有大 安福毅
折井理子 七瀬りりこ 真紀子 三木麻衣子
美麗 森実友紀
指揮
塩田明弘
この日の指揮者は塩田さんでオーケストラ・ピットに姿を表し観客へお辞儀されると観客から熱烈歓迎の拍手を頂いていました。
石丸幹二さんは流石としか言いようがなく、歌に演技に安定感があり、私の中で初代タイトルロールの方を越えました。(偉そうに上から目線です。
鹿賀丈史さんごめんなさい。)
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石丸さんはジキルとハイドの対決の喉の使い分け方をできるのは日本一でしょう。
玲奈ちゃんがルーシー役で配役発表された時ビックリでしたが、昨年の「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2017」で「あんな人が」を歌われたのでルーシー役もありじゃあないかと思っていました。
まだ、若干恥じらいを感じるルーシーですが玲奈ちゃんのルーシーは歴代のルーシーと全く別の要素を持っていますが、互角だと思います。(私、上から目線ですか?)
玲奈ちゃんを『ピーター・パン』から観ていたし、これまでヒロイン役が多かったので、今回のルーシー役で役の幅が拡がりそうですね。
今後の玲奈ちゃんが楽しみですね。
宮澤エマちゃんのエマ役はジキルを恋慕う可憐さを持っていました。
歴代のエマはジキルと対等の身分として恋愛感情を表現されていた感じでしたが、エマちゃんは高い階級身分ながらもジキルをひとりの男性として敬い愛する強さを兼ね備えた女性だと思えました。
「ありのままの」ではそれが良く表現されていたように感じました。
田代万里生君のアターソンはジキルと親友に見えるのか心配でした。
歴代のアターソンはジキルと同じ年令のキャストだから違和感は感じませんでしたが、今回はちょっと無理があるよね~と。
プロローグでアターソンが舞台に出て来たられた時、この俳優さん誰だっけ![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
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あっ
万里生君だった
と、言うくらいの衝撃でした。
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
アターソンは歌パートは少ないけれど、歴代より演技の動きが良いですね。
阿部裕さんの演じるグロソップ将軍は初演(鹿賀丈史さん)より俳優人生と年令を重ねてきたから渋味を感じられました。
プリシンパルキャスト、アンサンブルキャストの皆さん実力者揃いなので、ハモリが綺麗です。
ジキル&ハイドinコンサートを開催してほしいですね。
ここからはアフタートーク。
司会者から紹介され、宮澤エマちゃん、田代万里生君、笹本玲奈ちゃんの順で登場しました。
万里生君はエマちゃんの衣装ドレスのトレーンベアラーで登場しました。
司会者の質問に答える形のトークで、其々役の上で苦労した事や石丸幹二さんについての質問などに答えていました。
玲奈ちゃんは前作までエマ役だったので、前役を忘れるために、エマの稽古中は席を離れ、トイレは歌声が良く響くからの理由でひとりアカペラで歌稽古をされていたそうで、ルーシーの名場面が生まれたのはトイレから始まったと周囲から言われた事を話していました。
ルーシーの年令にも触れ、12歳頃に娼婦になり、『レ・ミゼラブル』のコゼットが娼婦になったら純粋無垢のまま大人になったのではないか、純粋無垢の気持ちのままハイドの優しさに引かれていったのではないかと、ルーシーの解釈も話していました。
稽古中は蛍光灯の明るい所で恥ずかしかったですが、舞台の明かりでもまだ恥ずかしさが出てしまうので、頑張る旨を熱く語っていました。
万里生君は稽古が始まった頃、ストリートプレイ(戦争物)の芝居後のために頭が坊主だったので親友に見えるように考えて、髭をはやし、歩き方も少し猫背気味に意識されていると話されていました。
また、ミュージカルの道へ進む前にブロードウェイのミュージカルCDショップで日本語版『ジキル&ハイド』があったので購入して聴きまくっていたので、今こうして舞台に出ている事に嬉しいと話されていました。
エマちゃんは配役が決まってからエマの感情を理解する事が大変だったらしく、稽古では演出家に質問を投げ掛けながら理解してきた事を話していました。
立ち稽古ではロングスカートで稽古されて、舞台稽古になり素敵な衣装を身に纏い嬉しいのですがドレスの裾捌きに慣れず踏んでしまうので、稽古との動きが違って慣れるまで大変だった話をされていました。
他に指揮者の塩田明弘さんに触れ、ミュージカルファンの方ならご存知でしょうか。
オーケストラ・ピットで踊る指揮者と言われているので、舞台袖のモニターに映る塩田さんをついつい見てしまうキャスト方々で、観客の皆さんにも大画面のモニターで見て頂きたい話を
していました。
石丸幹二さんに関しては三人とも誉めまくりで、エマちゃんは至近距離で歌う場面があり、石丸さんは歌っていても顔が崩れなず、綺麗な顔と語っていました。
玲奈ちゃんと万里生君は石丸さんはいろいろ細かい(科学実験)演技しながら歌う事が出来るのが凄いと誉めていました。
更に万里生君からアターソンが持参した薬で実験する芝居で、調合を間違えない石丸さんに触れ、間違えたら薬の色が違うからハイドからジキルに戻れなくなるから凄いと感心されていました。
万里生君は初めて拍手をしたミュージカル俳優さんは石丸さんで、その時は『オペラ座の怪人』ラウルの衣装の石丸さんで、二人の初共演は『エリザベート』のトートの石丸さんとルドルフの万里生君でキス(死のキス)する間柄で、今は親友役で共演している事が嬉しいと話していました。
舞台から下がる時は三人は腕を組んで、万里生君は両腕に華でした。
玲奈ちゃん、万里生君、エマちゃんのアフタートークを観劇できて良かったです。
1幕の休憩中に坂元健児ファンクラブの友人LINEグループに『ジキル&ハイド』を観劇してますとメッセージ送ったら、
「おやっ?私もそれ見に来てる!」
と友人のEさんからのLINEがありました。
東京国際フォーラムホールCは5千人観劇可能のホールです。
その中で、知り合いが偶然いたことにビックリでした。
終演後、出口で待合せして駅までご一緒しました。
観劇後の感想を述べられる人がいるって楽しさが倍増しますね。
もう1回観劇したいです~。