デスノート TH EMUSICAL観劇の感想です。
オープニングは高校の教室。
高校生役は若手アンサンブル・キャストの中に、ベテランのアンサンブル・キャスト、制服着ていたら若手キャスト(20歳代)なのかベテランキャスト(30歳〜40歳代)なのかわからないけど、私にはわかるよ!!
若手アンサンブル・キャストとベテラン・アンサンブルキャストは歌が上手くて、♪正義はどこにのハーモニーは迫力満点💯
キレキレなダンスは全員が揃っていて完成度が高く流石と言う言葉しかない。
夜神月役の加藤清史郎くんはミュージカル作品の子役(ガブローシュ・少年ルドルフ)から歌上手さんで、制作発表などの歌唱映像から観劇するのが楽しみで、その期待は裏切られなかった。
これから多くのミュージカル作品に出演してほしい俳優の一人です。
L役の三浦宏規くんは前屈みの姿勢で歌い上げるのは凄い!!
歌唱には肺活量は必要なので、前屈みで歌い続けるのは負担なのに微塵も感じさせない。
今年『ジェイミー』でも観劇して凄い俳優さんです。
エンディングでは生命を弄ばれてしまい、悲しい結末。
ダンサーだけあって、映画のLみたいに身体が靭やか。
カップを持つ手の指先から骨がない軟体動物みたいにフワフワしているL。
観劇1回だけにした事を後悔!!😩
刑事役のベテランキャストはキラが起こした事件とわかっても話し合いのシーンは、県警本部なのか? 道端なのか? 私としては消化不良。
刑事役のキャストにも、もう少し舞台での演出して欲しかった。
そして🦹死神リュークと死神レムの感想。
オープニング(高校の教室)シーンが終わり、エプロンステージの上手側に🦹死神リューク(浦井健治くん)、エプロンステージの下手側には死神レム(濱田めぐみさん)が登場。
♪哀れな人間に浦井健治くんと濱田めぐみさん
のデュエットは感動で鳥肌。
ミュージカル歴代キャストの骨のある死神リュークとは違い、映画の死神リュークのように軟体動物のようにネチョネチョした感じを醸し出す。
その時の私の頭に浮かんだ死神リュークのイメージは🪱ミミズやナメクジで、《いやっ〜、気持ち悪い!!🤮》って思った。
2人のこのシーンが終わり2幕までは出番のない死神レム、もっと出番を増やしてほしい。
2幕で待ってました!! の死神レム(濱田めぐみさん)の出番。
ミサミサに心を奪われ、警察に拘束されたミサミサへ向かって♪愚かな愛は心を持っていかれました。
濱田めぐみさんのCDでいつも聴いていた♪愚かな愛を10年振りに生で聴くことが出来て感無量でした。
夜神月と死神リュークが出会った時、死神リューク(浦井健治くん)は物凄い開脚で足首〜つま先まで小刻みに揺らしながら前進する死神リュークに客席は大爆笑。😆
軟体動物の🐙タコ🦑イカのイメージと言えばわかるかな。
月の自室で天井からフワフワ・クネクネとぶら下がっている死神リュークはまさにクリオネ!!
これって浦井健治くんの身体能力が凄い(柔軟性がある)ってことだよね。
弥 海砂(ミサミサ)コンサート場面では、ミサミサと女性バックダンサー(アンサンブル・キャスト)にスポットライトが当たるダンスシーンで、高架デッキに上がる階段やデッキの通路で同じダンスを軽快にキレッキレのダンスを披露する黒服の死神リュークは逆に目立ち、客席からは拍手喝采。




ミサミサとバックダンサーが舞台から捌けてオケピの音楽はないのに死神リュークはノリノリで歌い踊るので客席は大爆笑。
月にリンゴを強請るシーンは幼い子供の駄々っ子のようで笑える。
台詞も優しい声の浦井健治くんではなく濁声で台詞を話し、濁声で歌う。
濁声はエッジボイス(声帯を詰める感覚)なので、稽古中から喉を酷使しているはず。
死神リュークを引き受ける俳優は役を生きる為とはいえ物凄い事だと改めて感じました。
デスノートTHE MUSICALはキャスト一人一人が築き上げてきたものが作品に表れている。
何でチケット1回しか取ってなかったのかと反省!!😓
今から遠征は寒くて体力的に無理だし−😩
いつか東京で上演してくれることを待ちます。