【あらすじ】
さぁ、今年のクリスマスは、僕たちといっしょにパーティだ!!

・・・みんなとクリスマスをたのしむために作られたロボット、リッキー・ティッキー・タビーの3台がめざめると、そこは何とそうこの中。
かれらは、古くなってすてられることになっていたのです。そのことを知った3台はとてもかなしみますが、そんな時、リッキーがふしぎなきかいを見つけ……

【キャスト(敬称略)】
坂元聖子
こたにちえこ
上野綾子
エノモトユウキ
岡本悠輔

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

12/21(土) 17:00回を観劇。
一日だけ2公演の舞台。

公演のスタッフをする友達から聞いた話がずっと頭にあって、せっかくだからと行くことにした。


場所は和歌山市駅から徒歩10分くらいのゲキノバという小屋。

倉庫のような小屋だけども、なんだか落ち着く。
温かみが感じられる不思議な小屋。


作品もそんな温かみがあり、優しさの詰まったストーリーだった。



キャラクターは、

発明家のアイザック博士
ダンスが得意なロボット、リッキー
歌が上手なロボット、ティッキー
おしゃべりなロボット、タビー
3体のロボットの得意を詰め合わせた新型ロボットのピート

リッキー・ティッキー・タビーの3体はクリスマスを大勢の人達と楽しむために生み出されたロボット。

ある年のクリスマスイブに目覚めた3体のロボットは古びた倉庫にいて、そこで動かなくなっていたピートを見つける。

何かの拍子にピートは起動し始め、リッキー達がとっくに廃棄処分にされているはずだと話し始める。


悲しみの中、リッキーが不思議な機械を見つけて、話しは壮大な物語へと変わっていく……。



めちゃ良かった!!めちゃくちゃ良かった!!



正直【子供向け】って言われてたし、そこまで大きな期待はなかったんやけども、"和歌山で観劇する"ということにワクワクもしてたし。


友達とも話したが、細かいねん!!
小道具1つにしてもそうで、ゼンマイ回して動くタイプのロボットやねんけども、もちろん回すためのキーがいるのね。
過去と現在を行き来する話やから、現在ではキーが錆びているし、過去ではキーが真新しい。

回すシーンひとつにしても、きちんとキーが合わさるようにしてて、すごっ!!って思った。


あと現在のほうでは、ロボットやから、つまり機械なわけじゃないですか。
錆び付くというか、だから動きも鈍くしてたのかなぁっていうのも、細かいなぁって思った。


子供向けにしては話が壮大よ!

ピートはリッキーたちのプロトタイプであり、3人が得意とすることを詰め込んだロボットなはずやねんけど、実はリッキーたちよりも前に製造されようとしていて、その時代では上手くいかなくて、解体されたピートの一部から、博士が3体のロボットに分けて、それぞれに得意なものを与えたって話とか。


過去に戻っても変わらないけど、未来は変えられるっていうのも良き。
それがわかりやすく表現されてた。


60分ほどの話やけども、話の入り方から終わりまでかなり良かった!!
子供ってすぐに飽きちゃうけど、私が見た回は結構子供ちゃんも集中して観てたと思うし、恐らくそういうのも考えてのランタイムなのかもしれん。

衣装も凄く可愛かったし、めちゃおもしろかった!!


行けてよかった!!