待っています。あなたの声を。
介護職員・近藤麻友(30)はデイサービスセンター『つながり』に新たに転属となる。しかしそこではベテランや新人、正社員やパート・・・働く職員同士で立場や考えが違い、日々揉めごとばかり起きていた。そしてついにセンター内で車椅子の転倒事故が発生、より職員間の溝が深まってしまう。
見かねた麻友は「もっと思っている事を話しましょう」と、職員間の意見交換会を開催する。お互いに話し合い、人といのちに寄り添うとは何かを模索する中、やがて麻友自身の過去と『つながり』にやって来た本当の理由が明らかになり・・・。
【配役(敬称略)】
近藤麻友:澤井里衣
西崎文江:是常祐美
坂東みのる:早川丈二
城之内陽子:猿渡美穂
田村雅:植木歩生子
松井綾子:木山梨菜
山下清美:小川十紀子
川島貴行:うえだひろし
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
初日と大千秋楽を観劇。
ほんまに毎度毎度泣かせにくるねぇ(´;ω;`)
話す方って勇気がいるのよ。
今の私がそう。
でも聞いてくれる人がいるのは本当に心強くて、どんな拙い言葉でもウンウン頷いて聞いてくれる人ってほんまに大事。
寄り添うことは簡単じゃない。
誰しもが自分を優先に考えてしまう。
目の前の置かれている状況に、自分自身に手一杯でそれどころじゃないところがある。
だけどゆっくり、ゆっくり、相手の話に耳を傾ける、そこから分かり合えることはきっとあるはずで。
だけど、本当に聞くだけ。
そこに自分の勝手な気持ちが入ってしまうと、相手は萎縮してまうやろうし、反発するやろうとも思う。
そうじゃなくて、ただ聞いて、頷いて、共感する。
それだけできっと違うやろうなって、舞台みながら思ってた。
話を聞くこと、話をすること
話したいことはたくさんある。今の自分の心の状況のこともそうやけど、他愛もないこと、自分のこと。
そして話も聞きたい。
そこから自分の考えを改めることはできるし、ヒントだって得られる。
今の自分にピッタリで、ほんまにグサグサ刺さる作品でした!!毎度のことやけど!!⬅
DOORはね、キャストの方も本当に素晴らすぃのです。
これってぃさん・丈二さん・ひろしさん・とっこさんと毎度DOORではお馴染みのキャストさんもいらっしゃると安心して観れるっていうのも大きいし、Pのこと、作品のことを一番理解してる人たちやとも思うから、毎回良いものになる予感しかない。
さらには【ピタゴラスのドレス】で好きになった澤井さんと猿渡さんも出るってなったら、さらに期待は高まり、火ゲキの時に初DOOR参加のゲキゲキの歩生子さん、DOOR初参加でめっちゃ大好きな団体である三等フランソワーズの木山さんまで出ますってなったら、「あーもーこれはキャストだけで100点」ってなるのです(笑)
誰しもがピッタリな役を演じられるのもまた良き。
私的には木山さんが最高によかったよ。
実はDOOR初めてじゃないでしょっていうくらい、もうDOOR感出てる(笑)
さて、大千秋楽では「はっはー!2回目ともなったら、もぉ泣かないじぇ!」って思ってたら、色んなところで涙腺えぐってくるところがあり、それでもまだぐっと堪えていたら、最後のPの泣き腫らした顔で語る挨拶に決壊⬅
泣くとかずるいぞ!!P!!⬅
誰にでも共感できる、誰の心にも響く作品を毎公演作ってこれるって、やっぱり凄いなって思うんですよね。
キャラクターがいて、土台となる場所や物事があって、セリフがあって……。
でもそれってあくまでも要素の一つでしかなくて、そこから感じ取れる温かくて、優しい空気がDOOR作品の特徴の一つなのかもしれません。
何回も言うけどDOORはシンプル。
根底には誰かを思って、優しい風を送り込んでくれる、プロデューサーの河口円さんの熱い熱い想いがあって、それを形にしてくれる作演のステージタイガーの虎本さんと、お馴染みのキャストやDOORにピッタリなキャストが、Pの想いを受け継いで、その想いを観客へと伝えてくれる。
バトンの繋がりがすごい。
そして、今回は火ゲキの時に一発で曲にハマった、伊沢ビンコウさんの曲が使用されています。
客入れのときの曲がビンコウさんのnewアルバムで、私もビンコウさん本人から直接買い、リピートしまくってる大好きなアルバムだったので、
Pありがとうございます!
って始まる前から感謝でいっぱい(笑)
せやけど、作品で使われてたのは聴いた事がない曲やったなぁ。
なんて言う曲のタイトルなのか教えて欲しい。
そして、丈二さんの「お肉おいしかったニャー」の写真ほしい⬅
DOORはますます活躍します!
まずは来年1月の30GP!
2月の福岡にて【ピタゴラスのドレス】の再演!
新しいことだらけだと思いますが、心から応援してます!!!