【あらすじ】
金田玉造鉄工所。
近隣少年の間ではキンタマの愛称で指さし連呼される町工場。
そこの住居兼事務所が舞台。
明日のために今日も働く真っ只中、地主で家主なひとに急遽立ち退きを迫られる。
だってここにはイオンが建つのですもの。
しかしそれは嘲笑するほどの序章に過ぎないのであった。
不幸の不幸による幸福の科学は実在するのかしないのか。
あの日あの時あの場所で君に会わなかったら幸せだったのか。
無謀の「お代は観てのお帰りシステム」で挑むのは、四苦八苦艱難辛苦千辛万苦九九八十一コメディー。

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【配役(敬称略)】
咲良・・・木山梨菜
金田・・・中川浩六(三等フランソワーズ)
小春・・・AGATA(Project UZU)
長丸・・・山下春輝(ギヴ・ザ・ブロン)
三田・・・赤穂神惟(演劇集団よろずや)
美鈴・・・斉藤幸恵(演劇集団よろずや)
白金・・・本多真理(三等フランソワーズ)
目黒・・・松田陽子
軽井沢・・・小藤めぐみ(837B)

(※DVD収録時点)
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先日の火曜日のゲキジョウ30×30
〖三等フランソワーズ×超人予備校〗で、公演終了後に物販でDVDの予約したんですよ。


やっと全部観ました!⬅


年明けの30GPで初めて拝見した三等フランソワーズさん。

とんでもなくて、なんちゅう団体なんやと(笑)

一瞬にして中川さんという方の頭の良さというか、一発一発確実に起こる笑いの部分にまんまと私もハマったわけです(笑)





そんな笑いが豊富な三等フランソワーズさんから購入した今回の作品






めちゃくちゃいい話!


小さな町工場で起こる様々な出来事。

 
いきなりの立ち退きの言い渡しから始まって、

取引先の倒産

不登校の娘との関係

母親の事故


何気ない毎日が一瞬にして変わっていく。


口数も少なく、娘からも妻の妹からも忌み嫌われている社長兼父親。

そんな父親をいつでも支え続ける妻。



もぉ後半が本当に泣けてくる………。

素直になれない父親が、妻を失ったという現実を自ら口に出して泣くところとか…。

おかんが亡くなる最後の最後まで喧嘩し続けたウチのおとんが、冷たくなった母親に向かって「よぉがんばったな、ありがとう」って泣きながら声掛けてたことがフラッシュバックしたんですよね………。

なんやかんやで、おかんのこと大事に想ってたんやなぁって。


ウチのおとんとリンクして泣けてきましたね。




母親を不良の事故で失った家族。
そんな出来事があって、さらには大手の会社の倒産。
工場もいよいよ閉鎖かと思われた矢先に、娘から思いもよらない打開策が。

それを機に娘と父親の間にあった深い溝が段々埋められていく。




もぉまじでいいよ!これ!

ちょっとほんまに見て!⬅

ラストのラストも最高やから!



んで、最後のカーテンコールは笑いました(笑)


ほんまに中川さん最高!