【あらすじ】

 
大阪の中央区にある小さなタクシー会社「玉造交通」。
 
経営者は代替わりしたばかりの若社長である。
 
働いている運転手もみんな大阪出身の者ばかりで家族のような中小企業だった。
 
今日が引退と言う初老の運転手、岡田を中心に、それぞれの一日の業務が始まる。
 
ある者はメキシコから昔の写真だけを頼りに来たインバウンドに付き合って大阪中を走り回り、
 
ある者は孫のためにオムツで作った巨大な紙のケーキを運ぶ老人たちの愚痴を聞き、
 
ある者は野球のアンパイアを乗せ、
 
どうしても「ストライク!」と言って欲しいとせがんだりする。
 
そんな中、若社長のよしおに思わぬ申し出があるのだが…。
 
現代の大阪で起きる日常の小さな事件を、
 
タクシーの運転手の視線で紡ぐ オムニバス形式で描く人情喜劇。
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【配役(敬称略)】
藤田平良:うえだひろし(リリパットアーミーⅡ)
岡田昭信:鈴木健介
戸明幸代、妻:辰寿広美
土井正蔵:や乃えいじ(PM/飛ぶ教室)
三浦大助、ホセ・イケダ:
森崎正弘(MousePiece-ree)
坂東栄二:早川丈二(MousePiece-ree)
千葉繁、ジジイ:上田泰三(MousePiece-ree)
滝川裕美、パウリナ・ナカダ:久野麻子(スイス銀行)
桃井香、やち子:中村なる美
辻󠄀本ひろき、アンパイヤー、夫:森光冬(松竹芸能)
江本武徳、タカヤ:小池裕之(空晴)
吹雪じゅん:千草明日翔(松竹芸能)
小原麗子:趙清香
松原千秋、アケミ:松井千尋(リリパットアーミーⅡ)
通りすがりの男:吉實祥汰(リリパットアーミーⅡ研究生)
ババ:わかぎゑふ
 
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⚠️注意⚠️
以下からお芝居の中身がもろバレしています。だけども今回は頼りの台本等ございませんので、もしかしたら芝居の中身が違うよとか、セリフそんなこと言ってないぜとかあるやもしれませんが、如何せん一回だけしか観てないので、そこらへんはニュアンスということでご理解いただければと。
しかしながら、自分の感じたこと、イメージしたものそのまま文字として起こしておりますので、なるほどなぁとかへぇーとか、おもろ!m9(^Д^)プギャーとか、思ってくれたら泣いてお礼言いに伺います(嘘です。)
観に行けなかった方はもちろん、観に行かれた方、出演者もどういう風に私が芝居の中身を受け止めたのかってことも分かるかと思いますので、長いですが読んでいただけますと幸いです。なお、自分はこう思ったよとか、いやこの部分は実はこういうことでね、とかありましたらTwitterのリプやDM等で教えいただければなぁと思ったり思ったり、めっちゃ思ったりしてます、はい。

なので、ここからはネタバレのオンパレード。
見たくない方はここで回れ右を………。









 《プロローグ》
代替わりしたばかりの若社長よしお。
社長としての日々の業務に加えて、個性溢れる従業員の教育、愛する彼女へのプロポーズのことなど、頭を抱えることがたくさん。
 
今日はさらに、新しく玉造交通にやってくる人の面接まで控えている。
 
社長になってからというもの、恋人の麗子のことは後回しにしがち。
いよいよ身を固めねばと思うものの、プロポーズに踏み切る勇気もない。
指輪のサイズすらもわからない。
どう聞けばいいのか、あれこれ模索していると、麗子がやってくる。
 
よく見るとベストの背中部分に穴が空いている。ケチだった先代が「使えるものは直してでも使い続けろ」の精神で、麗子のベストもまたお下がりお下がりでもう何年も着倒している。
自分が社長になったからには新しくしようと決めたよしお。しかし今はベストを手縫いで直して、しばらくは我慢してもらうことに。
 
男であるよしおに裁縫ができるわけが無いと疑う麗子。そんな麗子に自分の着ているシャツもネクタイも自分の手で直しているよと、脱ぎながら一つ一つ麗子に説明していく。
 
そんなやり取りを後ろで見ていた従業員たちは、どこでどう勘違いしたのか、「こんな朝からハレンチなことを!許さん!」とよしおを羽交い締めにする。
 
弁解の余地もままならない中、「面接に来ました、三浦です!!」と元気な挨拶をしてやってきた男、三浦大助。
 
しかし、従業員たちは「三浦さん、もうここはしまいや。わしらもハローワークへ行く」と言い出す。よくわからないまま、「キャプテン」呼ばわりされた三浦は「キャプテンになりました、三浦です!!」
 
と、まんざらじゃない様子。
 
だったが、最後に一言いってやれと背中を押されて前へ出た麗子の釈明により誤解は解かれることに。


いつも通りに戻った面々は朝礼を行う。
するとこの度定年退職を迎える岡田が、トイレ掃除から戻ってくる。
今日でラストの岡田の送別会などの話をして、いつもの業務に戻るのかと思いきや・・・。

ラグビーのハカ(ニュージランドのマオリ族の民族舞踊byWikipedia)に見立てた、玉造交通恒例の気合い入れが始まることに。

終始圧倒される伝統的な気合い入れに、テンションMAXの三浦。

気合十分、本日も安全運転!
玉造交通の一日が始まる。
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 《本編・オムニバス(タイトルは私が勝手に決めたやつです(笑))》

【藤田平良と夢見る田舎のストリートミュージシャンカップル】
(恐らく)新大阪駅。お客さんを待つ藤田のタクシーに、「タクシー!タクシー!」とカップルが乗り込んでくる。
訛りがキツいところをみると田舎者のようだ。
見知らぬ大阪の街に終始興奮気味の女、アケミ。
藤田の本場の大阪弁にもいちいち反応して、なかなか行先を言ってくれない。
痺れを切らした藤田は「どこへ向かいましょうか?」と標準語に。
ギターを一本持った男、タカヤは「アメリカ村に」と行先を告げる。

ミュージシャンを志すタカヤにとって、大阪のアメリカ村は夢みたいな場所だと話し出す。
イチャイチャバカップルに終始呆れ気味の藤田だったが、「アメ村までは時間もあるし、ちょっと歌ってくださいよ」とお願いしてみる。
気乗りしないタカヤではあったが、アメ村に行き交う人々を前にして歌う為のいい練習時間だとアケミに諭され、少しだけと受け入れる。
アケミからタカヤが歌う曲が書かれた紙を渡された藤田、そこから一曲お願いするが……聞いたことのある歌手のパクリであった。
そのあともほとんどもろパクリの曲で藤田も思わずツッコまずにはいられない。
そうこうしているうちにアメ村へと到着。

支払いも済ませ、意気揚々とアメ村の中へと入る二人に「あの子は売れへんやろうな……」と、ポツリこぼす藤田であった。



【坂東栄二の野球愛とアンパイヤー】
(恐らく)京セラドーム付近。
何かの試合をしていて人が溢れているドーム前。待機しているのは坂東。
坂東のタクシーに一人の男が乗り込む。
北海道へ向かうという男の行先は関西国際空港。
先を急いでいるのだろうか、高速を使って向かって欲しいとの要望だ。
関空へ向かう道中で、男がプロ野球のアンパイヤー(審判)をしていることを知った坂東はめちゃくちゃテンションをあげる。
野球が大好きな坂東は男の話に、運転そっちのけになるくらい聞き入れる。
途中車を止めて、「ストライク!!ってやってくださいよ!」と土下座をしてまで頼み込む坂東に狼狽えながらも応える男。
ストライクのフォームを指だけ写真に収めて満足気な坂東はまた車を走らせる。
今度は「何か野球のクイズを出してくれ」とこれまた突拍子もない要望を言い出す坂東に、半ば呆れながらも応じる男。
本題のクイズに入る前に「今誰と誰が戦っているのか?」だの、「今どんな状況だ」だの、と試合をイメージしたいのか、口うるさく聞いてくる。男が加えるそれら全ての設定に坂東のテンションも最高潮。まるで今まさに生で野球観戦をしているかのようだ。
だがしかし坂東の思い通りの試合にならない中でクイズは突然出題される。

そして車は目的地、関西国際空港へ。
だが「お客さんすんません!国際線に来てしもた!」



【土井正蔵と孫がめっちゃ多いジジイとババ】
土井は妻からの電話に出ていた。
半ば駆け落ちとも思われる娘の子供が生まれたとの報告だ。訳の分からない男と駆け落ちした娘の子供などには会わん!と激ギレ。
「今はまだ仕事中だ!写真なんぞ送ってくるなよ!」と強制的に電話を切る。

そこへ老夫婦がやってくる。老婆はどこか気品に溢れている。老爺はバカでかい何かを両手で持ち、フラフラで今にも倒れてしまいそうだ。
「トランクを開けましょう」と土井が声をかけるも、老爺は「バカか!そんなことしたら潰れてしまうやろ!」と怒鳴り声をあげる。
後部座席に老婆とバカでかい何かを詰め込み、老爺は助手席へ。
話を聞けば孫が子供を産んだそうだ。
お祝いにとおむつケーキを買ったと。
この老夫婦にはもお何人も孫がいるとのこと。

行先を尋ねる土井だが、なんとそもそもどの孫の子供かという根本的なところを忘れてしまったようだ。
老婆が携帯で一人一人電話をかけるも、話が進まない。老婆の携帯を奪って話す老爺も関係の無いことを話して一方的に切るだけだ。
何度か繰り返されてやっと聞き出せた行先は、今自分たちがいるこの場所だったというオチ。
孫が生まれたばかりの子供を抱っこして迎えにきたが、「おむつケーキは散々もろてるからいらん言うたやろ!!」と老爺にガチギレ。
車の中で横柄な態度を取っていた老爺がシュンとするほどだ。
行先はここであったことが分かり残念だったが、老夫婦と孫の後ろ姿を見送った土井のスマホに妻からだろうか、子供の写真が送られてきた。「いらん言うたのに……。」と呟くも、その顔はダンダンにやついてくる。




【吉田よしおと小原麗子と時々三浦大助】
玉造交通社内。麗子は三浦に玉造交通恒例の気合い入れ『ハカ』を手取り足取りで教えている。何やらいやらしく見えるその姿を見たよしおは慌てて止めに入る。
時刻はそろそろお昼時だろうか、休憩を取ることにした面々だが、麗子はいつも通りによしおの分と二人分弁当を作ってきている。
二人きりになりたいよしおだが、何故かその場を後にしない三浦。
ジェスチャーでなんとか追い払うことに成功。

「麗子ちゃん、今日は車の中で食べへん?
日が当たって気持ちいいよ」と誘う。
弁当の蓋を開け喜ぶよしお。
だったが、後部座席から急に母親が起き出す。
どうやら車の中で寝ていたようだ。
何かを察した母親はそそくさと車から出るが、「お茶を入れます」と麗子も出る。

事務所へ戻ろうとする麗子に「麗子ちゃんっ、サイズ……何?」と急に聞き出すよしお。
一瞬ポカンとする麗子だが朝のベストのやりとりを思い出し、「9号です!」と答える。
「あとでみんなの分も聞いてるんでメモ渡しますね、私はベスト9号なんで」とにこやかに事務所へと戻る。
「あ……ベストね………」と肩を落とすよしおに、「社長、1人でお昼でっか?えらい寂しいおまんなぁ!」と岡田が声をかける。
「一緒に食べたるさかい、行きましょ」とよしおの弁当を奪い、休憩室へと歩き出す。



【千葉繁の披露宴・祝辞レクチャーの巻】
 とある場所で待機中の千葉。
そこへ身を着飾った夫婦が1組やってくる。
男のほうは何やら様子がおかしい。
「大丈夫でっか?」と心配する千葉。
どうやら今から結婚式に出席するようだが、どうやら夫のほうは披露宴での祝辞を頼まれたらしい。
極度のあがり症で今にも倒れそうな夫に千葉は「はははっ、旦那さん落ち着いて」と声をかける。
「式場へ向かうあいだ、ここで少し練習したらよろし。」と提案する千葉に、妻も「そうや!そうさせてもらい!あんた、運転手さん一人に対して言われへんかったら、披露宴なんかアカンでっ」と夫に喝を入れる。
しぶしぶ原稿を取り出す夫だが、その量は膨大だ。
「なんですの!それ!」思わず千葉も声をあげる。
「司会者から5分ありますんでって言われたんです。」
「5分てあんたそんな量……」
「大丈夫です!きちんと計りました!きっちり5分です!」と自信たっぷりの夫、しかしいざ読み進めてみるとただただ早口で聞き取れない。
言葉を遮り止める千葉、ダメ出しを夫にし出す。そもそも祝辞なんちゅうもんは誰も聞いとらんなんてことまでぶっちゃけ始める。
千葉の言葉に感銘を受ける夫婦。
いつの間にか車を路肩に停め二人を連れ出す。
司会者から名前を呼ばれ立ち上がり、両家に挨拶をして、祝辞を述べる、そしてまた席へ戻る。その一連の流れを含めた5分だと熱く語る千葉。
ヒートアップする千葉の指導に頑張ってついて行く二人。
膨大な量の原稿もたった2行ほどでいいと破り捨てる。

熱きレクチャーも終わり、車に戻り目的地へ。
もぉ心配はいらないだろう。
二人の背中を見送り、車に戻った千葉だったが、なんと後輪がパンクしてしまったっ。
パンクの具合を見に車から降りると一枚の紙切れを見つける。
それは夫婦に渡したはずの祝辞の原稿。
先を見ると夫婦が困っている。
しかし車もパンク・・・。
一瞬迷うが二人を追いかける千葉だった。



【岡田昭信、最後の運転】
指名を受けた岡田は指定する場所で待機している。
そこへ「岡田さんですか?」と女性が声をかけてきた。連れの男は何やらテンションが上がり、色んなところをカメラに収めている。
メキシコからやってきたという2人、パウリナ・ナカダとホセ・イケダ。
日本語学校を卒業しているため、言葉は流暢だ。
ホセの方は何やら岡田に頼み事があるそうだ。

自分のおばあちゃんが実は幼少期に大阪に住んだことがあると。もう今は歳でこの体で日本へ行くことはできないから、自分が代わりに生まれ育った場所をカメラに収めると約束してきたと。
できる限り思い出し書いてもらったというメモを渡される岡田。
しかしどれもこれといった手がかりにはならない。
仕方ないと諦め、せめて大阪を回ってそれを写真に収めることにしようと。

近くに寺があることを教える岡田、するとはたと気づく。
渡された紙に書かれた神社、猿の鳴き声、鉄塔、すべてが当てはまる場所、そうそれが今自分たちがいるこの場所だと。
手を取り合い喜ぶ3人。

無事に任務を果たした岡田は事務所へと電話をする。なんとか約束の時間までには戻れそうだと。
すると一人の老紳士がタクシーの窓を叩く。
「あーどうぞどうぞ」
人当たりの良さげな笑顔を向ける岡田。
「私、今日でこの仕事引退しますねん。お客さんが最後ですわ」

岡田の最後の仕事。
安全に務めて車は走り出す。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
《エピローグ》
送別会場へと一人で待っている岡田、そこへ事務の女性二人がやってくる。
「どうやら日にちが間違ってたみたいで」
周りの人間は他に空いてる店がないか調べに走り回っている。
そこへ店探しに奮闘していた面々が次々に帰ってくる。
店の予約を任された坂東は周りから責め立てられている。土下座をして謝る坂東に「こんな立派な花束とプレゼントもろただけで、私は十分ですよ」と優しく声をかける。

すると「空いてましたー!」と吹雪が駆け寄ってくる。
一同は安堵するが、よくよく話を聞くとめちゃくちゃ高い高級店だった。
背に腹はかえられぬと覚悟を決めるよしおの母親。
すると出迎えた店のスタッフが三浦だった!
高待遇であるという理由でいつの間にか転職していたのだった。
お店へと向かう中、よしおは麗子を呼び止める。

「自分不器用やから」
「うん、知ってる」
「教えてくれへん?左手の薬指のサイズ」
「!?………7号…」

よしおのプロポーズは、岡田さんの送別会の日に成功を収めることとなった。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


《出演者への感想》
⚠️注意⚠️
全員ではないです、ごめんなさい!
特に気になった人、お目当ての役者のみに対する感想です!

♪うえだひろしさん♪
うん!!やっぱりこの方の諸々は好きですね!
ツッコミが素晴らしい!間とか最高!
ツッコミで笑いが起きる!
てか格好が怖い!サングラスかけて、いかすグローブしてる運転手のタクシーにはよぉ乗れん(笑)
開演前にお写真を、終演後にはパンフにサインを頂いちゃいました!ありがとうございます!

♪森崎正弘さん♪
∵ゞ(>ε<; )ぶっ⬅失礼…
いやぁ、何なん?!(笑)
三浦のあの感じとか、若造か?!って思うくらい軽いんですよ(笑)
今どきって感じでしょうかね。絶対週休二日なかったら文句言うてきそうな人物(笑)
だって一日で転職してますからね?!(笑)
なんちゅう奴や!(笑)
やし、ホセもね出てきた瞬間吹いた( ゚∀゚)・∵ブハッ!!
エルビス・プレスリーかよって思った(笑)
あとsaysay言いすぎでしょ!ww
森崎さんの急に子供っぽくなるところって結構好きなんですよね!
森崎さんってやっぱ男前やないですか。年齢も年齢ですし、渋さやばみやないですか(笑)
そんな人が駄々こねたりとか、子供っぽいところを演技とはいえ見せられると吹く⬅
いやぁ笑った!(笑)

♪早川丈二さん♪
(≧ω≦。)プププ
いいですねぇ!⬅丈二さんの笑いの部分てかなりの破壊力(笑)
アンパイヤーの男が走行中に後部座席から助手席へ移るんですけど、同時に坂東も後部座席へ移るんですよ。「なんで?!?!www」ってめっちゃ笑った(笑)
あと大体みんな気がついてると思うんですけど、ハンドル握るのボール握る感じにしてませんでした?うわっ!細かっ!って思いましたねΣ(๑º ロ º๑)
ラストも岡田の送別会の日にちを間違えて、ふてくされて地面に寝転ぶところも、ひたすら笑ってた(笑)
坂東みたいな運転手おらんて!⬅
おったら事故やって!www

♪上田泰三さん♪
やばい!ほんまにやばい!
ジジイ!!⬅
目が釘付けになるほどでしたね!
ハイボールやったんかな?ビンのお酒飲むの時、震えすぎて飲めてないし(笑)
いや、やりすぎ感はあるけど⬅
でもめっちゃジジイでしたね!
「めっちゃジジイ」って意味わからんけど(笑)
頑固で横柄で、でも孫には弱い。
そんなクソジジイでした(笑)
泰三さんのはどれも全てに笑わせてもらった感じです!千葉の時も急に地面に寝転がってふてくされるし(笑)レクチャーするところもずっと笑ったww細すぎやろ!(笑)
8日(土)の14:00回を観に行ったので、サイン会に泰三さんが出てきてくれてたんですよ。
泰三さんが出はる舞台は数える程しか行けてないんですけど、覚えてくれてはってほんまに嬉しかったですね!(*´罒`*)
ありがとうございます!!

♪鈴木健介さん♪
んー!すごい良かった!物腰の柔らかさとか、何十年も積み重ねてきた雰囲気みたいなんとか最高でした!
ほんわかな優しい岡田って感じで、何十年も玉造交通に務め、最後の最後までトイレ掃除してあげるほど会社愛すげぇなって思うし、妻に電話するところも優しい感じでしたね。こういう感じの人はめっちゃ好きです!
めっちゃくちゃ気になった一人です!




《気になる点》
今回はステージ上に映像も流していて、なかなか良い物に仕上がってました。
せっかく使うのなら本編でも使ったほうがより良いんじゃないのかと思いましたね。空の映像しか流してなかったんで、車が動いてる時に風景変わっていったりとか、昼時、夕暮れの空とかでもね、うん⬅
映像撮るのも楽じゃないですけどね(笑)

タクシー車内での出来事では立ち上がる瞬間なんかもあるんですけど、そんな車内広ないやろ!!って心の中でツッコんでました(笑)

あとね、これは音入れのことやからアレなんですけど、発射する時結構仰け反るし、停止する時も急ブレーキかけたんか?ってくらい「きぃー!!」って音入れてるじゃないですか。
どんだけ荒いんやって思ってしまったな(笑)

あと「賃走・支払」の表示器とかハンドルとかミラーとか、どっから手に入れたんやろ………ってずっと思ってます(笑)



《面白かった点・良かった点》
やっぱり普通におもしろいです!
面白かった点なんてどれもこれもでしょう。
オムニバスになってるから、それぞれに笑えるポイントもたくさんあったし。

特に素晴らしいなぁと思ったのは、千葉の話から岡田の話へと変わる時、紙が1枚ペラっと舞台上に落ちてたんです。何か次に繋がるのか?はたまた、ただ単に落ちてしまっただけなのか?と考えていたら、岡田役の鈴木さんが暗転中にスっと紙を拾ったんですよ。思わず「素晴らしい………」と呟いてしまいました。
てか何もなかったんかい!!(笑)(笑)



《全体の感想》
コメディということで笑えるところはやはりたくさんありました!
けれども初っ端プロローグのところでの掴みが実はちょっとイマイチに思ってしまって、

おもしろくなかったら、私連れてきた友達に裏拳食らわされることになってたんですよ……((ボソッ…

暴力反対!!(# ゜Д゜)クワッ

とまぁ冗談はさておきですが、本編に入ればそれはそれは笑った!
なんでしょうな、ドッ!!と笑えるところは少なかったですね正直。
(* ̄m ̄)プッってなるところが多かったです。

なんやろ、笑いもそうなんですけど、それ以上に出演者たちに感動ですね。
前にも記事としてあげましたけど、私は演技の上手い下手は分かっていない人間です。
でもこれほどまでに全員が全員スマートな演技するって凄いなって思って。
てかスマートな演技ってなんやねん⬅
無駄がないっていうか。なんかとにかくね、凄いなって思えたんですよね。
私は演じるキャラクターさえ合ってくれてたらいいっていう、まぁまぁ酷いこと思ってる人間なんで、ちゃんと言えないのがもどかしいんですけど、全員キャラに合ってて。それだけで、芝居の見やすさとかあるじゃないですか。
知らんけど⬅
何度も耳にタコできるほど言うてて申し訳ないんですけど、第一に私はストーリーなんですよ。それが分かりやすくて、世界観に入りやすかったら最高って思えるんです。
でも今回はストーリーもいいんですけど、役者に感動です!

あと岡田の話で日本にやってきた、パウリナ・ナカダとホセ・イケダに「大阪人は飴見せるとみんな”あめちゃん”言いますわ。」と、キャンディって言うたらハリセンでしばくっていうのをやるんですけど、まさかの客席にまで来て、「え?え?なになに?!?!」ってなって、終始ビビってた(笑)

他の回はわからんけど、私の回は当てられたお客さん全員1回は「キャンディ」ってわざと言うてたな(笑)さすが大阪人、ノリが素敵!⬅
こういうのがいいなぁ!お客さんも一緒になって、楽しめるっていうのがいいなぁ!

【あるある】かと言われたら私は「ないやろ」って思ってしまう感じではありましたね。
あんな濃い乗客や運転手います?!(笑)
ただセリフとして出てくる「大阪人あるある」は確かに頷けるんですけど(笑)
だから「そんなんないやろ」って真面目な目線で見ると絶対におもんない。
そうじゃなくて、そこで繰り広げられてるハチャメチャ具合をただただ楽しんでたし、やっぱり役者の演技でおもしろさも倍増されてるから笑わずにはおれないんですよ∵ゞ(>ε<; )ぶっ
ほんまに「おもしろかった!」だけでは失礼に思えるほどの作品でしたね!
ほんまに凄かった!