今回のゲキゲキ4th【クリスマスケース】スペシャル公演には友達を連れていきました。
小劇場の芝居なんて一度だけしか観たことない友達。
最後まで一人で観るつもりでした。そうしてもよかったんです。
増席された24日公演、その情報を目にしてすぐに友達に連絡&チケットゲッツ。
この公演を見て欲しいって気持ちがありました。
そしてもう一つ友達を誘う決め手になったのが、ゲキゲキ主宰の古川さんの言葉でした。
ここまで観劇に観劇を重ねると、小劇場のおもしろさを肌で感じれることに幸せを覚えると同時に、
どうして届かへんねやろって
悔しい気持ちも芽生えるんです。
あ。
一般ピーポーです。
23日は彗星マジックさん観に行ってました。
インディペンデントシアター2ndです。
場内に入った瞬間、設置済みのイスの少なさに驚愕しました。
悔しさが芽生えました。
正直言うなら、
メガネニカナウ観に行った人どこ行ったん?
です。
あんなに連日ほぼ満員だったメガネニカナウ。
触れたんですよね?勝山さんの作品に。
彗星マジックの作品を見てみたいってならなかったのかと、米山さんとか逸平さんが演じる様をもう一度見たいと思わなかったのかと思うと悔しくて、悲しくて。
じゃぁ何の為にメガネニカナウという公演があったのやろうって思えて。
こんなこと一般人のわたしが思うことが、口に出すこと自体がおこがましいと思うし、余計なお世話やと思います……。
毎日気になる公演もやってるわけやし、仕事とか私用とかで行けないこともわかるし、好きな役者がいないからで行かない理由もわかる。
お金のことだってある。
安ければ1000円台で。高いと5000円とか。
わたしだって、そんな理由で行けないことたっくさんある。
わたしだって人のこと言われへんのに。
分かってるんですけど悔しい気持ちがあったんです。
心待ちにしていた大好きな劇団の公演であろうとも、
好きな役者目当てで行く公演であろうとも、
初めて観に行く劇団の公演であろうとも、
席が空いていることは
わたしはめちゃんこ辛いんです。
マジマジと見せつけられているようで。
彗星マジックさん終演後、逸平さんとお話しました。
「昨日(22日)はこの半分だったんですよ」
え
って思わず。
笑ってるけど逸平さんだって悔しいと思ってるはずで。
どうすれば見に来てくれるんかな。
そんな思いを、気づけばゲキゲキさん公演を一緒に見た友達にこぼしてて。
媒体ってでかいよなって。
友達は冷静や。
そうや。
どれだけ良いチラシ作ろうが
SNSで発信しようが
テレビとか広告とかの発信力には敵わんよ。
でもお金がかかる。現実問題は。
ゲキゲキさんの今回のロングラン公演ではどうやったんかな。
観る回によっては入りに差はあった。
そりゃ色んな要素が加わる。
平日公演もあったし。仕事帰りにふらっととはいえ、19:00までに劇場に来れる仕事ってそうそうないのかもしれない。
なんかお目当ての役者がいるからで十分なんやと思う。
見るきっかけはなんだっていい。
なんだっていいから
次に繋げて欲しい。
自分の好きな役者だけを見るってことを
わたしはしたくない。
お金払って観に行ってる以上はくまなく見たい。
一つ公演見れば気になる役者ができて、
またその人目当てに観に行けば、また気になる役者ができて。
この広がりに怖くなることもある。
どこかで歯止め効かせないといけないとも思う。
けど、どうしようもなく幸せに思えることでもある。
どうすれば伝わるのか。
こんなにも頑張ってやってるのに。
こんなにも素敵な劇団があるのに。
こんなにも素晴らしい役者がいるのに。
特に自分が推す劇団と役者が出る公演が少ないとほんまにショックすぎる………。
ファンやもの。多くの人に自分の好きな人を知ってもらえたら嬉しいやん。
あーもぉ自分厨二病かよっ←
ほんまでも観劇すればするほどに思う。
わたしはこのまま観劇していく。
今まで通り、気になった役者ができたのなら観に行くし。
チラシが素敵やなぁと思えば観に行くし。
あらすじが気になるなぁと思えば観に行くし。
好きな役者さんが出る公演も
好きな劇団がうつ公演も
まだ出会ったことのない劇団、役者の公演も
なるべく多く。行ける限りの出会いを求めに観に行きたいです。
まじで。
と思いながら、
どん兵衛を食べる昼下がり。