秋元神社
宮崎県高千穂町大字向山字小藪6781
この場所はね、今回の予定には入ってなかったのです。
今回の旅行はね、日数少ないし効率よく観光をしたかったので、
車で移動する場所、距離、時間など、おおよその目安で全て計算し旅のスケジュールを立て、まわるルートなども考えて旅のしおりを作り持参していたのです（笑）
なので、時間がずれると、後で行く場所が巻きマキになってしまうわけ。
すべては、道の駅『高千穂』からはじまった。。。
ここで働く地元の人が、
『みんな観光客は有名な場所しか行かない…地元の人はそういう場所にはいかず、秋元神社に行く。一番のパワースポット』だと・・・・。
そこで、高千穂のガイドマップをいただき、この場所に秋元神社があると・・。
その可愛いイラストの地図を見た感じでは、車で10分くらいの距離かな…
そう思ったのでした。。。
そして向かった。。。
その道は、、、車の運転が苦手な人は絶対無理な細い山道で小さな集落を抜けていく。
そこに住んでる人しか走らない道で、すれ違いはできない・・・。
車で行けども行けども、、、看板はあるが…到着しない。。。
かれこれ、20分くらい走って、、、これは、時間的にまずいだろ・・・。
そして、また看板をみると、秋元神社まで12キロ…と。
えっ？？？？マジ？？？はまった！！！！！
その時の状況にはその言葉が一番ピッタリだ。。。
半分くらいは来てるだろう…いまから戻っても…と思いつつ、、、
山道で、時間をワープ・・・。
（真似してはいけません）
まわりの景色はすごいのどかで、田んぼや畑・・・段々畑の間の山道を走り…
ハンドルを持つ私の両腕は、、、10時10分です。
たぶん、腰は少し前かがみの90度くらいになってたんじゃないかと・・・。
普段の運転ではまずない体勢。。。
タイミングよく、私の運転する車の前に、
たぶん地元の方の軽トラックが入ってきた。。。
シニアマークを付けてるけど、、、すごい飛ばすのよ！！！
私として、超ラッキーで、、、このおじいちゃんにツイテいこう！！！！
もう、集中モードです。
もしかしたら、おじいちゃんは、後ろの女にあおられてる？？と思われたかもしれません。
そして、ある分かれ道で、、、おじいちゃんが違う道に入った瞬間、、、
おじいちゃんの軽トラックがピピッとクラクションをこちらに向けて鳴らした。
思わず、私も同じようにクラクションでお返しコールしたわ。
そのコールはどういう意味かわからないけど、私は、おじいちゃんここまで連れてきてもらってありがとうコールで鳴らしたんだけどね。
それで、またしばらく、山道をぐんぐん走ると・・・ようやく到着。。。
高千穂神社から40分以上はかかったな。。。
往復を90分+参拝時間…それを考えただけでも、次の予定が・・・・・やばい。
小さな山の中の神社でした。
到着したときは、一人男性の方がいただけでした。
ゆるやかな階段をあがります。
空気はね、、、最高よ!!!!
だけど、次の予定をすでに考えて時間を巻かねば…という気持ちがあるので、、、
心から、ゆっくりはできず・・・。
建磐龍命（たていわたつのみこと）が諸塚大白山中腹に創建し、
１６８３年、現在地に創立したと伝えられます。
この拝殿が鬼門（北東）を向いていることから、大きなパワーが宿ると言われているそうだ。
御祭神
国常立命(くにとこたちのみこと）
国狭土命（くにさづちのみこと）
豊斟淳命（とよくむぬのみこと）
拝殿に入ると、参拝ノートがありました。
普通の大学ノートなんだけど、何冊も・・・。
私も、日付けと名前と住所を書いときました。
隣のページを見ると、東京からの人がいてなぜか嬉しくなりました（笑）
参道入り口と拝殿横の御手水は、秋元の山水で昔から御神水として信仰されています
道の駅で働いていた人が言うには、日本一のご神水だと・・・。
かなりマニアックな場所で知られていない神社なんだろうな～と思いつつ、
先ほど、福岡の方と電話で話していたら、なんと秋元神社の名前が出てビックリ仰天。。。
そうなんだーーー。そんなすごい場所だったのね・・・・。
時間に追われた私…
帰りの山道もハンドル握る両腕は規則正しく10時10分・・・・・
行きより時間短縮できたわよ。
まさに・・・・・予定外・・・。
見えない何かに行かされた・・・謎。