火曜水曜と帰りにギャラリーに寄った。
火曜は、Malleの装丁展
前にDAZZLEでお世話になったデザイナーの宮川さん関口さんも参加されている。すごく完成度が高い。売っている装丁された本の表紙もだけど中身も素敵だった。文字組みもデザインされていて、斜めに印刷されている文章とか、話し言葉だけサイズを大きく印刷していたりとか、面白い。文字組みだけですごくお洒落になるんだな。こういう本が本屋さんにもっとふえればいいのにと思う。デザインと文章がもっとコラボレートした本があってもいい。そうすれば「モノとしての本」にもっと愛着がわくのにね。電子図書とかとのすみ分けもできるだろうに。
オープニングパーティーは人であふれていた。DAZZLEの装丁展メンバーにも会えた。ちょっと前の話なのに猛烈に懐かしい。しかしその日私は疲れていた。なのでなんか「とりあえず」という感じで帰った。でも行って良かった。プレゼンテーションの仕方とかは行ってみないとわからない。できればそれぞれのメンバーの方のファイルがみたかったな。
水曜は、頑張って帰りに二つギャラリーによって帰った。
ギャラリーEFの河合いづみさんの個展と、小関せきさんが参加しているランドリーグラフィックスギャラリーのグループ展。
http://www.laundry-graphics.jp/gallery/schedule/
すごい充実した夜になった。絵を見る欲望も満たされ脳のネジがぐりぐり回るような刺激を受け、おしゃべり欲も満たされ癒しの時間だった。
河合いずみさんの原画はでっかくて圧倒された。絵の密度の濃さにも。濃ゆーい時間が流れてました。濃密で気持ちよくゆがみ静謐な世界。すごい大好きな世界だ。河合さんとお話できた。絵と似ている印象の河合さん。おざきさんと偶然であう。
ランドリーグラフィックスギャラリーは、少女がテーマで、これもまた儚くも繊細な少女たちの絵が見れました。私は鮮やかとか強いとかそういう感じが好きなのだけど、繊細なのもいいなあと思った。私の中の「繊細」に対する扉が開かれました。人描きたいなあ。小関さんの着物姿も見れて得した。着物もいいなあ。人のやってることがすぐにうらやましくなる私。そこで色々とおしゃべりした。絵の話ができるのも楽しいし、夜ギャラリーでこじんまりと女子だけでのんびりとあてもなく喋るのも好きだ。
年末に向かって静かに収束していくような雰囲気を感じる今日この頃。
あ、年賀状。掃除。とか色々あるけどとりあえず目をつぶる。