今日絵の仕上げをしました。ボローニャに提出するはずだったやつの4枚目です。9月は半分くらい旅行行ってたりしたので、実質半月で4枚というのはまあまあ沢山描いたなあという感じがします。私の絵柄は、線が主役のわりと繊細なやつと、べったり面を塗るわりと大胆な絵柄と二種類あるのですが(といっても他人がみたらどっちも似たようなもんかもしれぬ)、久しぶりに面塗りの絵を描きました。思いっきりべったり塗るというのは生理的に気持ちの良いものです。
10月入ったら（入ってるけど。）TISコンペ用のものを描きはじめたいなーと思います。線画かペイントかどっちで行こうか迷うところではあります。
ペイント系ならハワイの大自然をビビッドな色調で描くか、線画で人と室内を描くか、迷いどころですが、やっぱり線画が良い気がする。本質的には線画でもペイントでも描き方が変わるって事はないのですが。昔、線画の部分と面の部分を融合させるという試みをやっていて失敗してスランプに陥って以来から、福井先生のアドバイスもありペイントと線ははっきり分けて描いているんですがやっぱりなんかうまいこと融合できないだろうか。いや、できないなあ。繊細な部分と大胆な部分を同じ画面に描いたらなんかやりにくいだろうな。
人物と小物はまだ開発しきれてないので、やっぱり屋内と自然風景(滝と山)と建物(昔描いた教会の絵のイメージで)の3本立てで行く感じになるかなあと思う。屋内は前から描きたかったキッチンの絵を描こうと思う。
一ヶ月あるので両方試すという手もあります。でもそれはさすがにリスキーな気がするなあ。5枚くらい描いて3枚くらい良くできたのを出すのがいいのかもしれない。毎回何を描けばいいのかとっても悩む。
HPファイルコンペも申し込みは10月15日までなので、忘れないようにしなくては。
突然秋が深まってきて、なんとなく絵を描くこととかに仕事とかに集中できる季節になりました。秋のころって毎年私はなにかに集中していて、急に非社交的になる。でも静かに自分の殻にこもって淡々と何かをやり続けるのって好きです。自分の殻に入るのは、ある種の冒険です。