イケてる道具達 | 翠日記

翠日記

イラストレーションを描いてます。本を読んだり映画を見たり走ったり食べたりするのが好きです。
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今日も昨日も相変わらず5時に起きてW杯の録画をBGMで流しながらスクールの課題の仕上げ。
醜態を晒しまくるフランス選手でしたが、なんかフランス人らしいなあと妙に納得。
ダメでも最後まで頑張る的な日本なら普通の道徳観念が通用しない国なのか、
「あーもーだめだ、モチベーションあがらねー」と試合をボイコットする選手もいたようです。世界の舞台なのに…。
でもなんか思うがままに生きていて逆に人間らしくていいなあと思ってしまう。
むしろ今までフランス人がサッカー強かったのがそもそも不思議です。
ラテン系で特に体が大きいわけでもないし、なんか運動も嫌いそう(偏見…)、部活の文化なんてないでしょうし、
普通に国が豊かなので南米のようなスポーツで身を立てる的なハングリーさもないだろうし。
でもまあフランスの華麗なサッカーは好きなので、また再び復活して欲しいですが。もちろん。


でも、去年旅行で春にパリ行ったときに、朝セーヌ川の沿岸をジョギングしましたが、
人っ子一人走っていませんでした。散歩している人すらいなかった…。
こんな素敵な景色の、走ったり歩くのにうってつけな場所でさえこの体たらく…
やっぱりフランス人と運動は、相容れない感じがします。
2月のニューヨークにセントラルパークに朝散歩にいったときは、
極寒にも関わらず自分を鍛えるのが大好きなアメリカ人が大挙して早朝ランニングをしておりましたが...
(しかも2月なのに半そでランパンといういでたちで…)



週末に描き始めたアザラシの赤ちゃんの絵がもうすぐあがります。
この絵で初めてリキテックス製のアクリルガッシュを使ったのですが、超いい感じです。
半透明でグラデーションが美しく出ます。
今までターナーのペンキのようなマッドな艶消し不透明のアクリルを使ってたのですが、全然違います。描き易い!!
けど、出来上がってちょっとインパクトにかけるというか、きれいだけど大人しい感じになったなあと思ったので
仕上げだけターナーのアクリルガッシュを投入。
パキっとマッドにしたい部分にだけターナーを使い、グラデーションをきれいにつけたいところはリキテックスと
使い分けるのが良さそうです。
あと、ドライブラシでのグラデーションを出したいときはやっぱりターナーがいいみたい。

発色も結構違い、リキテックスは瑞々しい感じで鮮やかですが使いすぎるとウエットなちょっと古い感じになると思います。
(なんか水彩画みたいになる)
ターナーは、マッドでドライな中間色がかっこいいですが彩度が落ちる傾向があります。

まあ、一長一短ですがどちらも良くできた絵具だとは思います。


あと先生に薦められて買ったPicabiaの筆が素晴らしすぎてびっくり。
今まで使ってた300円のペナペナの筆と全然違うよ~。というか今までそんなペナペナの筆で我慢してた自分が不思議!!
この今まで使ってた筆は、コシがなく、接地するときにペナっと力なくつぶれてしまい、穂先もすぐにバサバサになり、
かなりストレスフルな筆でした。が、筆とはそういうモノだと思っていたので、これを工夫して使いこなすのが上級者への道と
信じて疑わなかったのです。無知恐るべし。


道具を変えただけで結構絵が変わりました。それに描きやすいから早くかけるしストレスも全然違うよー。
知恵をありがとー先生。


このイケてる道具を使い、また今日から新作を始めます!!
週明けはなんとなく気分が↓の方向だったのですが、今日はなぜかハイな感じです。