搬入の日に原宿で考えた | 翠日記

翠日記

イラストレーションを描いてます。本を読んだり映画を見たり走ったり食べたりするのが好きです。
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昨日はペーターズギャラリーコンペの搬入に行ってきました。

仕事をすこしだけ早めに上げ原宿へ。さすがに平日の夕方なので制服が少なく休日よりは空いてました。

ですが、結構な数の外国人旅行者がいて、原宿は本当に観光スポットになってしまったのだなーと感慨深い。


高校に上がる前までは友達とちょっと気合入れて遊びに行こうとなると原宿でした。

まだ渋谷は今みたいに綺麗に再開発される前でルンペン溢れるどちらかというとアングラな街だったので渋谷を避けてて女子供を受け入れてくれる原宿へ向かったものです。

(ただし当時もちろんお金をあまり持っていなかったので、原宿へ行っても殆どウインドーショッピングに費やし、クレープかアイスを食べ、アイドルの写真とか占い用の小石とかスニーカーとか文房具などを細かいもんをちょこっと買って、それで満足して帰ってました。)

原宿はその頃から比べると相当様変わりしていますが独特の空気は同じ。売っている服は殆どが生地の安いぺらぺらなものばかりだし、食べ物もジャンクフードばかりだけど、魅力あるこの街。

ジャンクフードを毎日食べても太らず、ぺらぺらな洋服も平気で着こなせる若さに満ち溢れた女の子が溢れんばかりに道を歩いているのは、見ているだけで元気になりそうです。でも、20台前半までは、ぺらぺらの化繊の生地でも全然貧相にならずにかわいらしく着こなせるのはどうしてでしょうねー。肌に油がのってぷりぷりしているからサマになるんかなー。

原宿→渋谷or横浜→青山or新宿→銀座or自由が丘 (→そして最終的には巣鴨?(笑)) という感じが日本の女性の遊び場の変遷の一番ありがちなコースなのでしょうが、原宿には「友達と休日に遊びに行く浮かれた感じ」の原点があると思います。


作品を搬入したあと、ふらふらとウインドーショッピングしながら原宿駅までのんびりと歩きました。 4日間運動してなかったので、それから近所を気持ちよく1時間走ってW杯みて寝ました。さて、次の目標はギャラリーMAYAのコンペです。