歳のせいと言われた指の痛み
数ヶ月前から両手の人差し指と中指の第一関節が腫れて痛み始める。
痛みはだんだん増して来て、最近は指を動かさなくてもズキズキと痛む。
近所の整形外科でへバーデン結節と診断され、歳のせいだから仕方がない、治らないと言われた。
ヘバーデン結節とは
原因不明といわれている疾患で、指の第1関節が変形し赤くはれたり、第一関節の左右にコブができたりするのが特徴です。
また、関節の動きが悪くなり、痛みのために強く握ることが困難になったりします。
医師ヘバーデンがこの疾患の症例を発表したため、ヘバーデン結節と呼ばれています。
何故か女性ばかり、特に40~50代以降の女性に多く発生します。
治療は固定や安静、投薬、関節内ステロイド注射などが有効とされていますが、そもそも原因が不明であり、これといった治し方がないのが現状です。
原因はいったいなんなのか
当院としてもさまざまな原因を考えています。
- ・何故、第一関節に発生するのか?
- ・何故、40代以降の女性に多いのか?
- ・指が細いからか?
- ・指の筋肉量が男性より少ないからか?
まだ答えは出ていません。
しかし、今は目の前の症状を改善させることが大切です。
症状を確認し、仮説と検証を繰り返すしかないのです。
ヘバーデン結節の施術開始
症状は、両手の人差し指と中指の第一関節(指先の関節)が腫れていて痛い。
指を曲げると特に痛い。
単純に指の痛みと考えれば、症状は突き指と大して変わりません。
なので、突き指を治す時と同じように施術しました。
今回、痛い部分は指の関節の甲側(爪側)です。
その部分を触ると当然痛いので、施術するのは違う場所です。
狙うは、ある場所の「腱」です。
その腱を施術すると、指を曲げる時の痛みは無くなりました。
再発する痛みを繰り返し施術
それから1週間位は痛みが無かったが、まただんだん痛くなって来た。
四十肩や五十肩もそうですが、施術回数が必要な症状なのかも知れないと考え、前回と同様に施術しました。
同じような施術を数回繰り返した結果…。
へバーデン結節の痛みは全く無くなりました。
ヘバーデン結節はこれで完治です。
まとめ
今回は完治できましたが、へバーデン結節の原因は当院にもはっきりとは分かりません。
ホルモンバランスが原因だという説もありますが、今回のように施術で治るケースもあるので、そうとは言い切れないのではないでしょうか。
ほとんど女性にしか発症しないのは、何か理由があるはずなのですが、悔しいことにまだ確定できていないのが正直なところです。
へバーデン結節のほとんどが「もどき」の可能性だってあります。
今回は完治させられましたが、これからも検証していく必要のある難しい症状でした。
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