治りにくいグロインペインの原因が分かり治せるようになりました。

当院にはスポーツ選手がよくいらっしゃいます。

学生や社会人からスポーツを職業にされているプロ選手まで、スポーツ障害とよばれる身体の痛みを抱えて困っている方がとても多くご来院されます。

その症状は様々ですが、最近、特に多いと感じられるのが「グロインペイン症候群」と呼ばれる股関節の痛みです。

グロインペインについては以下に詳しく書いておりますので、そちらをご確認ください。
⇒ 股関節の痛み、グロインペイン症候群の治療は当院で！最短一回で完治させます。

グロインペインはサッカー選手や長距離ランナーに多い症状で、その多くは以下の画像にあるように、脚の付け根の前側に痛みが出ます。

ここに痛みが出ているグロインペインの場合は簡単に治ります。

数回の施術で完治してしまうケースがほとんどです。

しかし、同じグロインペインでも、脚の付け根ではなく下腹部に痛みが出る場合があります。

場所でいうと恥骨結合と呼ばれている以下の場所です。

ここに痛みの出るグロインペインの場合、ボールを蹴る時以外にも腹筋運動で痛みが出ます。

病院へ行くと恥骨の疲労骨折といわれるケースもあるようです。

ちなみに疲労骨折という言葉は、原因の分からない痛みに対して使われるケースがほとんどですので、骨折はしていないと思われます。

この恥骨結合に痛みが出ているグロインペインの患者さんがいらっしゃった場合、当院では今までこう言っていました。

「この部分が痛いパターンのグロインペインは、なかなか治りません」

「20回以上施術してやっと良くなった人もいます」

大変心苦しいことなのですが、すべて正直にお話しさせていただいておりました。

ところがついに、仮説と検証を繰り返し試行錯誤した結果、恥骨結合痛の痛みの原因が分かりました。

それはお尻です！

お尻のコリやハリに原因があったのです。

ここへたどり着くまでには多くの時間が掛かりました。

これもひとえに、なかなか症状が改善させられない中でも、当院を信じて通ってくれた患者さんのお陰です。

施術ポイントは「お尻の硬さ」でした。

ただし、ただ単にお腹尻をマッサージしてもお腹の筋肉はなかなか緩みません。

少し特殊な方法でお尻を緩めると、なかなか取れなかった恥骨結合の痛みをグンっと和らげることができると分かったのです。

このポイントが分かってから、グロインペイン症候群の治癒率が飛躍的に上がりました。

これは当院オリジナルの手技で、他院では受けられない施術だと思います。

さあ、これでグロインペイン症候群の治癒率は100%！

と言いたい所ですが...

どんな症状でも「100％！」そう思う度に、またその手技の通用しない難しい症状を抱えた患者さんがいらっしゃいます。

ですが、それでいいのです。

難儀な症状で今まで通りの施術が通用しなければ、一度それまでの考えをリセットして新たに取り組む、そういったことの繰り返しでまた成長させてもらえるからです。

当院は現在進行形で成長しています。

一年前、二年前は苦戦していた症状も、今ではしっかり治せる様になってきています。

もちろん逆にまだまだ苦戦する症状もあります。

ですからまた一年後に成長した当院をお見せする為にも、現状に甘んじることなく、患者さんの痛み症状に向き合い、しっかりと施術していきたいと思います。