No.721:関東予選の状況_第6回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)2024
 

第6回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)2024関東予選も残すところあと3試合となっている。

第5代表決定戦、第6代表決定戦、それとグループYの第3戦「NTVメニーナ(U18)vs浦和レッズLY」の3試合。

第5代表決定戦は、グループYの3位が決まらない限り、対戦カードが決定しない。6月16日のこの試合、「グループYの第3戦」は、いろいろな意味を持っている試合となっている。

これまでのグループYの試合結果は以下。
グループY(第1戦)
対戦カード:三菱重工浦和レッズレディースユースvs 湘南ベルマーレU-18ガールズ
試合日程:5月12日(日) 12:05KO
試合会場:レッズランド
試合結果は1対1のドロー。
※この試合、前半14分に湘南ベルマーレの#11高津陽里さんが先制点を奪う。浦和LYは、前半をゼロ対1とビハインドの状態で折り返すが、後半14分、#22高橋佑奈さんがゴールを奪い同点へ、その後両者譲らず引き分けとなる。#28新田彩和さんは後半37分から出場。


グループY(第2戦)
対戦カード:日テレ・東京ヴェルディメニーナvs湘南ベルマーレU-18ガールズ    
試合日程:5月26日(日) 11:30KO
試合会場:ヴェルデイG
試合結果は1対1のドロー。
※この試合、後半途中からピッチに立ったNTVメニーナのFW#11松永未夢さんが、後半32分に、左足でGKの右上を越えるシュートを放ち、ゴール右隅に決めて1対ゼロ。このまま試合が終了するかと思われたアデショナルタイムの残り1分に、湘南ベルマーレU-18ガールズの#11高津陽里さんが同点ゴールを押し込み、1対1のドローとなる。


上記の2試合の結果、グループYの第3戦前の順位は下記となっている。
1位:湘南ベルマーレU-18ガールズ       勝ち点2
2位:三菱重工浦和レッズレディースユース  勝ち点1
3位:日テレ・東京ヴェルディメニーナ    勝ち点1


グループY(第3戦)
対戦カード:日テレ・東京ヴェルディメニーナ(U-18) vs 浦和レッズレディースユース    
試合日程:6月16日(日) 11:15KO
試合会場:ヴェルデイG
試合時間:前後半40分(計80分)

もし、この第3戦の結果も1対1のドローだったら?
順位の決定は、抽選になるのだろうか?

試合経過:
前半36分に浦和LY#10前原嘉乃さんがゴールを奪い、ゼロ対1で、浦和レッズLYがリードして前半を折り返す。
HTに、浦和LYは、MFをひとり下げてDFを入れ、5バックのような感じにしてきた。
一方のNTVメニーナ(U18)は、メンバー交代は無く、前半開始時と変わりなし。

後半10分、浦和LYのPA内でハンドのファールがあり、NTVメニーナがPKを獲得。#11眞城美春さんが蹴って同点に追いつく。
後半15分、NTVメニーナのスタメンで唯一の中学1年生#14西尾咲希さんがゴールを奪い、NTVメニーナが勝ち越し。

もし、この後、浦和LYがゴールして2対2のドローで試合終了となると、得点差で湘南ベルマーレU-18ガールズが3位となり、5位代表決定戦へ。
この試合を戦っている「日テレ・東京ヴェルディメニーナ(U-18) 」と「浦和レッズレディースユース」が本大会(全国大会)への出場権を得ることになるのだが...。

試合結果は、2対1でNTVメニーナ(U18)の勝利。

NTVメニーナ(U18)なのに、中学1年生がゴールを決めて、本大会(全国大会)への切符を手にしたことは、ちょっと複雑な思い。


上記の試合の結果、グループYの最終順位は下記となった。
1位:日テレ・東京ヴェルディメニーナ      勝ち点4
2位:湘南ベルマーレU-18ガールズ       勝ち点2
3位:三菱重工浦和レッズレディースユース    勝ち点1


この結果、グループYの3位となった三菱重工浦和レッズレディースユースは、第5代表決定戦として、1FC川越水上公園メニーナU-18と全国大会への出場権をかけて対戦することとなった。

第5代表決定戦
対戦カード:三菱重工浦和レッズレディースユース vs 1FC川越水上公園メニーナU-18
日程:2024年06月26日(水)   18:30KO    
会場:レッズランド

第6代表決定戦
対戦カード:ちふれASエルフェン埼玉マリU-18 vs スフィーダ世田谷FCユース
日程:2024年06月16日(日)    15:00KO
会場:ちふれ飯能グラウンド    
試合結果は、1対ゼロで、ちふれASエルフェン埼玉マリU-18の勝利。


関東からの全国大会出場チーム(全6チーム)
・ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ
・日テレ・東京ヴェルディメニーナグリーンハート
・ジェフ市原・千葉レディースU-18
・湘南ベルマーレU-18ガールズ
・ちふれASエルフェン埼玉マリU-18
※のこり1チームは、第5代表決定戦の結果による。


本大会(全国大会)の情報として
第6回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)
開催日程:2024年7月29日(月)~8月2日(金)
7月29日(月)トーナメント1回戦
7月30日(火)準々決勝/下位トーナメント
7月31日(水)休息日
8月1日 (木) 準決勝
8月2日 (金) 決勝・3位決定戦

各地域からの出場予定チームは以下。
北海道(1チーム)
第1代表:北海道リラ・コンサドーレ

東北(2チーム)
第1代表:JFAアカデミー福島
第2代表:マイナビ仙台レディース

北信越(1チーム)
第1代表:AC長野パルセイロ シュベヴェスター

東海(1チーム)
第1代表:al-futuro三河レディース

関西(1チーム)
第1代表:セレッソ大阪ヤンマーガールズ

中国(2チーム)
第〇代表:サンフレッチェ広島レジーナユース
第〇代表:ディオッサ出雲FCユース

四国(1チーム)
第1代表:愛媛FCレディースMIKAN

九州(1チーム)
第1代表:みやきなでしこクラブ

 

全国大会の準決勝、決勝レベルの対戦が、すでに、関東からの代表チームを決める関東予選で行われていると言える。

この証拠は、日本クラブユース女子サッカーチャレンジカップ(U-18)の過去の成績に表れているのは明らかである。関東からの出場枠が6つしかないのは、少ないと思われるし、改善して欲しいように思えるのだが、いかがか?



ところで、
「キックオフ時間:全試合17:00キックオフとする。」
という、新たな熱中症対策は行われる予定なのだろうか?