国立新美術館開館15周年記念 李禹煥 に行ってきました。
とても楽しみにしていた展覧会です。
なぜなら29年前の李禹煥展が強く印象に残ってるから。
(今回調べたら1993年開催らしく、29年も前だという事実に驚きました)
若かりし私、とにかくドキドキしてその場で小躍りしたくなるような気分だったのを覚えています。
「作品と空間が合わさり作られるその場の空気」というものを初めて明確に認識した展示だったんです。
そして、今回の「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」
え![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
びっくりするくらい何も響いてこない。
何、なぜ、こんなに心が動かないんだろう。
途中で音声ガイダンスを聴くようにしましたが
それでも興味をそそられない。
折り返し地点
↑野外に展示された《関係項-アーチ》まで行っても印象が変わらず。
2014年にフランスのヴェルサイユ宮殿で発表されたときの写真があり、
あの空間であの大きさなら感じるものはあったかもと思いました。
後半の展示は多少面白いかな…という感じ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221023/14/midori-1048/dc/ee/j/o1080060715192381182.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221023/14/midori-1048/fb/83/j/o0607108015192381184.jpg?caw=800)
いったい29年前のドキドキは何だったのでしょうか。
若いころの感性![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
それとも会場のマジック![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
会場だった神奈川県立近代美術館 鎌倉館(旧鎌倉館/現在の鶴岡八幡宮「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」)は水と光がある空間でした。
ふと思ったのですが上に挙げた《関係項-アーチ》も
美術館内に置かずに近くのミッドタウン脇の公園に置かれていたら良い感じだったかもしれません。
国立新美術館開館15周年記念 李禹煥
会 期 | 2022年8月10日(水)~11月7日(月) 毎週火曜日休館 |
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開館時間 | 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで |
会 場 | 国立新美術館 企画展示室1E 〒106-8558東京都港区六本木7-22-2 |
赤く照らされた新美術館内部、宇宙感が増してます。