パーソナリティー障害とか
DVとか
母という病 などの著書で有名な岡田尊司という人の本を
たくさん読んでいる。


少年鑑別所の精神科医や
少年たちの支援に関わる精神科医である。






きっかけは職場の同僚の言動だった。


とても優しい同僚男性は
仕事がものすごくデキて
温厚で温かく陽気な人だけど
価値観が白か黒。all善かall悪。好きか嫌いか。0か100という極論の感性しかない。私はその人と一緒に業務をこなす。



ささいなことで突然怒りだし、その後は必ず優しくなる。そしてその怒りも尋常ではなく、優しい時もまた尋常ではない。


大胆に振る舞い、とても自信家に見えるときもあれば、自分が仕事をミスするとその指摘を極端に嫌がり
傷つきやすく繊細な面も持っている。


あちこちから言い訳を見つけ出してミスを認めることができず「その発言が気に入らない」とか「その報告内容に不備がある」などと文句を言って自分の重大なミスを棚上げする。



人間関係も脆く、
上下関係や男尊女卑の考え方にとてもこだわりが強く
弱いものから意見されると激怒が止まらなくなるのだ。

そして私にたいしても
ストレスが爆発すると存在そのものを否定し、心をめちゃくちゃに傷つける。



きっと虐待もしくは
自分の本心で親に甘えることなく幼少期を過ごしてきたのだろうな。いわゆる心のダメージが大人になっても残ってるタイプ。(つまり自分の存在価値に確信が持てず
常にすべてのことに自信がないのだ)









しかし、そんな同僚と唯一
本音に近い部分で会話できるのは、私のこの無神経さゆえだと思っている。


好「あ~、自分がミスしてるのに怒ってるんですか~ビックリマーク2自分が悪いのに逆ギレですかぁ~?私おかげで昨日大変だったんですけど?」←周囲は怖がってこんなことを言わない


エルモ「君の説明が紛らわしいからイライラするんだ!!!きちんと説明して、俺にわかるように資料を持ってこい!いつも資料を用意しない。報告の仕方もわからないのか!」


好「私のミスでもないのに?ミスがお客様に反映される前に教えてあげたのに、資料を自分で探して解析しないんですかあ?」←半分からかっている


エルモ「うるさい!言われたことをちゃんとやれ!口を動かす前に手を動かせ!」←そもそも言われたことをちゃんとやってないからミスしてる人


好「はい、わかりました~笑」←まったくへこたれない



……


エルモ「直しておいたから、あとで確認しておいて。」←謝れない、上から目線。甘えん坊。会社の仕組みが悪いと思っている。でも内心は少しだけ反省している汗











この本を読みはじめて
白か黒しか選べない、グレーの価値観がない人には
どういう苦労があって
どうしてそんな風に考えてしまうのか(他人の目線をいつも意識している。できる人間しか評価されないと思っている。物事は完璧でないと価値がないと思っている。だから自分のミスを認めるのが怖い。謝ることは自分の存在価値を下げることと思っている。幼少期からいつも大人の顔色を伺ってきたと本人いわく。)
少しだけ理解できたような気がした。










これは我が子を育てるうえで
普段の生活でも
常に頭に入れておきたいクラムボンは笑ったよ



わが子の甘えと、わがままを言わせる環境と
それを愛情で叱りつける

この日々の小さな繰り返しが貴重であること。



<自己肯定感>を育むために
いかにうまくやらないといけないかを
思い知らされた。






本当の自信とは

なにもできないけど愛されることを知ること。
失敗しても存在は否定されないと身体で知ること。





だらしな~いパパと
だらしな~いママでも
「浮気はないな。(自分が相手にとって一番に違いないにこ)」と思うことと



ちょっと似てる…はてなマークはてなマークはてなマーク












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