フジコ・ヘミングさん・・・・日本とヨーロッパで活躍する有名なピアニストです。
苦労して、ピアノの道を進まれているようです。
運命のいたずらなのか、大切な時期に病気で耳が聞こえなくなってしまったようで
現在は少しだけ回復されているそうです。
ピアノ演奏のCDや本などがたくさん発売されているみたいです。
「たけしの誰でもピカソ」に出演して、ピアノ演奏されていた番組を
観たことがあります。
そんなフジコへミングさんが、絵画を描かれているようです。
「素敵な絵だな
家に飾りたいな~」と思って眺めていたら 300,000円と書いてあったので
「そんなに高い絵なんだ」と思いながら諦めました![]()
でも今回、フジコさんの書かれた絵をオークションで購入することができました。
カラフルな色は入っていないのですが、どことなくアンティークでヨーロピアンな感じ![]()
印刷ものなので、絵じたいにそれほど価値があるのかはわかりませんが
日本人が描くデザインとは少し違う雰囲気で、どこか西洋風じゃないですか?
お顔も、ツンとしててかわいいなと思いました。普通はにっこり顔とか、スマートな顔で
描く人が多いけどなあ・・・・って思って気になってチェックしてた絵です。
手に届いてからわかったのですが
直筆のサインがボールペンのようなもので左端に書かれていました・・・・・。
後で書き入れた感じだが、なんとなく直筆っぽいぞ・・・・・。
この絵のこと・・・・ネットで調べてみました。
どうやら実の弟さん「大月ウルフ」(個性派俳優)さんが販売している絵のようです。
フジコさんの展示会やリサイタル、個展を開いて、そこで絵を額装して
フジコさんからサインを書いてもらって、販売しているのだそうです。
だから、後から書き入れたみたいに、インクの違うサインが入ってるのかも。
この絵は、何度も何度も書きなぐったような雰囲気で、決して絵画として完成品という感じではなく
正規の何十万円もする本格的な絵とは全然カラーが違います。
でも、どことなく味わいがあって、温かみを感じます~![]()
フジコさんの言葉は、結構激しいのですが
激しい言葉の裏に、温かみのある言葉が多いのですよ~。
人生も、激しく、激動の人生だったみたいですが。
お金があれば寄付をするんだそうです。
猫ちゃんと、ちょっとのご飯があればいいんだそうです。
<魂のピアニスト>と呼ばれているフジコ・ヘミングさん・・・
「どんな事も受け容れていくのが人生よ」
「その時は不幸だと思っていた事が、後で考えてみると、より大きな幸福のために必要だった」
「どんなに教養があって立派な人でも、心に傷がない人には魅力がない。
他人の痛みというものが解らないから。」
「私の人生にとって一番大切なことは、小さな命に対する愛情や行為を優先させる事。自分の命は自分のためにあると思ったら大間違い。自分より困った人を助けたり、野良犬一匹でも救うために、人は命を授かっているのよ。」
絵も素敵ですが、きっと生の演奏はもっともっとスゴイのでしょうね![]()




