とても良い病院でした。


これまで大学病院って、権力争いとか患者を患者と見ない冷たいイメージで。(白い巨塔とドクターX見過ぎ)



主治医の先生、執刀医の先生をはじめ

先生がたや看護士さんには、いつも丁寧に接してもらいました。減黄を一緒に喜んでくれ質問や説明されても分からない事に長く時間をさいてくれ、人が暖かい病院でした。


手術日も含め、病院にできる最善の方法で

娘を助けてくれたと思っています。






でも一つだけ、残念な出来事がありました。




術後10日目、まだ腹水パックに黄色い腹水がいっぱいたまる回数が多かった時、


担当医の先生と一緒に見た事が無い若い男性も来ました(医学生なのか研修医なのか


来た時から、娘を見る目つきが気になっていました。




担当医の先生が、同室にいたベテラン看護士さんに色々確認した後、



個室部屋を出て、まだ扉が閉めきる前に



若い男性が担当医に言った言葉








「大丈夫なんスか?アレ」







アレ、が娘を指しているのか、


腹水を指しているのか


分からなかったけど、扉のそばで娘のヤバさを担当医に聞きまくる若いの。



若いの聞こえとるがな





夫も隣にいたので、「何だアイツちょっと言ってくるわ」っていうのを何とかなだめ、私「若いから分からないのかもしれない。」そんなの関係ないから!って更にキレてたけど。



病院にはお世話になってるし、トラブルを起こしたくない。通うの私だし。扉の外で話してたの1分くらいだし。




でも、


あの時、若い人にこう言えば良かったと今でも思っている。




「娘は私達の大切な家族です。

赤ちゃんでも大人と同じように、病気と闘っているんです。


娘の事を動物を見るような目つきと侮辱するような言葉で話すのはやめて下さい。


患者と患者の家族を傷つけるような事はしないで下さい。



アナタ、それでも



医者目指してるんですか」



って。最後は余計なんだろうけど。



病院は人が多い。

人が多ければ、病状の事以外でも傷つく事がある。親は子供を世界一可愛いと思ってるから立て直せるんだけど、子供本人が心無いことで傷ついた場合、どう立ち直ればいいんだろ。



ピーちゃんも集団生活が始まって、親が知らない所で傷つく事がきっとある。お腹の傷とか。



でも家族がいれば、

自分を認めてくれる家族がいるから、


アタシ気にしない〜って思ってくれるといいかな。




子供の心を強く育てるには、どうしたらいいんだろ。難しいわ。急に教育論






注)その場にいたお母さんのようないつも優しいベテラン看護士さんからは、先生(若い男性)に言っておきますねと頭を下げられました。