【術後30日目】 6/8(土)


この日は友人の結婚式に出席した。

誰も、『子供が肝硬変で腹水が止まらず移植が決定した親』とは思わなかったはず。



別世界のキャラを演じきったんだけど

お嫁さんの最後の手紙を聞いて、ピーちゃんは将来、こういう事出来るんかなって思った


この時だけ何故か泣いてる自分を周りに気づかれず、良かった。お嫁さんも一生懸命読んでたのに、別の事考えてる人がいてすまぬ。




葛西手術前のGW中にお兄ちゃんと3人でピクニックした時も、夫に

「ピーちゃんは、結婚とか子供を産んだりできるんかなぁ」って聞いた。



夫は、



「いいじゃん、ずっと3人で暮らせば。お兄ちゃんが独立して出て行ったらさ。」



って決意した感じのあっけらかん。


出来るよって力強い答えを待ってたから、


出来ない前提なんかーーいって思ったけど、

気持ちは嬉しかった。


(夫は希望的観測はあまり言わないタイプ。

その中で、どうポジティブな答えを出せるか考える人。)



この日結婚したご夫婦へご祝儀と一緒にメッセージを提出しないといけなくて、

何書こーーって思ったけど、意外に長文になった。



これから、結婚生活山あり谷ありで色んな事があると思います。まさに今の自分)

夫婦で意見が合わない事もあるかもしれません。でもどんな時でも、ケンカしても、笑っていれば乗り越えられます。

お互い、笑い合う夫婦でいましょう。



みたいな文章にした。

半分、自分の決意が入ってる。笑




結婚式の後、親友だけに話をしました。

話を聞いてる中、ずっと泣いてくれて、

変なポジティブな言葉もなく、その時間私の話を聞いてくれ寄り添ってくれました。



病気発覚後、丸1日ピーちゃんに会わないのは初めてで、笑顔を見てないと余計な事ばかり考えてしまう1日でした。