【術後18日目】 5/27(月)


T-BIL 2.79D-BIL 2.31

AST   146 ALT 253 γ-GT 351

ALP   712   白血球  15.5


アルブミン 3.3  / コリンエステラーゼ 188

カリウム 5.1


【術後19日目】 5/28(火)


副腎炎(成育では副腎不全って言われてる)は、カリウムを下げる点滴で落ち着きましたとの報告を受ける。(いつまで点滴してたか忘れた滝汗




この日面会に来たら、腹部ドレーンが抜けていた。(ガーゼで穴をフタしてる。1〜2時間くらいでガーゼはビショビショ、服にも腹水がつくようになった。)



自力で腹水をコントロールして腹圧とかで抑え込む事が出来ないと、移植への道まっしぐら、との話を担当医からされた(実際はもっとオブラートに包んだ言い方)



でも、ビリルビンは順調に下がってる。



D-BIL2台になり、渡海先生に親の私は興奮ぎみに話す。




そしたらさ、渡海先生

「そうそう〜こんなに良くなると思わなかったよ〜正直。」とポツリ



(お、おぅーーーい、そうなんかいッ)


(ピーちゃん頑張ってるんだわ。)




「先生のおかげです。有難うございます。」


渡海先生

「いえ、私は。彼女が頑張ってるんですよ。」




なんというか

謙遜で出たありふれた言葉なんだけど、渡海先生は毎回ピーちゃんに会うと赤ちゃんだけど1人の人格むしろ大人のような扱い、話をしてくれる。




私は、我が子を冷静にみてる時があって

ピーちゃんが笑ってる時、泣いてる時、

赤ちゃんって何考えてるんだろーってジッと観察してたりする。




母として変だけど

自分の子供でも、まだ言葉が理解できないうちは赤ちゃんって何を考えてるのかしら、不思議な生き物だわって感覚でいた。





健康に産んであげられたら


手術でしんどい思いも、絶食なんて経験しなくて良い。




健康だったら

予防接種に行くくらいで、いい。


毎日のように血液検査で注射して、たまに点滴の差し替えもして




ピーちゃん可哀想だな、頑張ってるなって

思ってたけど



それは



大人がする色々な痛い事に耐えて

頑張ってる。受け身で頑張ってるって

思ってて。



でも渡海先生と話してると


病気と闘う小学生ほど分かってないけどさ


赤ちゃんも闘ってる。


病児は何歳でも、病気と闘ってる。


って


当たり前のことではあるけど


気づかされた。




ピーちゃんも、分かってる。


負けないわアタシって思ってたのかもしれない。






注)早期手術が出来ても、ビリルビンが下がらない場合があると思います。


減黄が本人の頑張りによるものと言いたいのではなく、ピーちゃんの場合、術後の好転をそれに当てはめて先生と喜んだって話です。手術直後は神のみぞ知るって先生も言ってたし、術後の経過は様々で、プロでも100%予測できないようです。