この記載内容には、
発覚した時点で病状が進んでいた娘とイマイチ分かっていない雰囲気の親に向けて、先生が言った言葉があります。
もしかしたら
これから葛西式をお子さんが受ける方や色々な状況の方が目にするかもしれない中で
記載しない方が良いか考えましたが、
私はありのまま書かせて頂いて、ご判断は読む方それぞれにお任せしようと…思いました
無責任ですが…。
しつこいですが…
実はすでに肝硬変が始まっていた娘に対する先生の言葉です。
よ、読むんでいいですか?
《5月8日 生後79日目》
葛西手術、前日の話です。
私はピーちゃんの絶食で泣く姿が辛くて辛くて、(書いてても、泣きそうになる)
一緒に泣いてマスクの中、大変な事になってました。病児のお母さんあるある。
そんな時に、初めて会う執刀医の先生が病室に来てくれました。(入院2日目から、無料の個室部屋に移してくれていました。)
先生
「明日の事で何か聞きたい事ありますか?」
私
「娘の肝臓は、先生から見てどうですか?」
先生
「触っただけで肝臓が硬く、肥大化しているのが分かります。」←真顔で早口。
私
(えー!?CTで大きさ正常って言われたような…)
私
「それは、、、やっぱり移植は免れないんですかね…?」
先生
「明日の手術は時間稼ぎですから。
(娘の場合)治すのは移植のみです。
この病気は四分の三が移植になります。
うまく四分の一に入れればいいけど。
それは、うーん(娘の場合は)難しいんじゃないかな」
じ、時間稼ぎ…
その言葉がショック過ぎて、
そうなんだ…という感想しかありませんでした。
(時間稼ぎの手術に2週間も待たせられるんかーーいってツッコミは思いつかなかった)
この先生の事を私は…
ブラックペアンの
『渡海先生』みたい
って思ってました。
風貌がニノに似てるわけではなく。
(最近、結婚したね)
群れなそう、患者の家族に余計な感情はいれない、ブレない、己の信念がある感じが。
注)葛西手術をする先生また病院には、それぞれの考え方があると思います。渡海先生は娘の病状をみて葛西手術をそう捉えていました。
また、確率の話はどこのデータからきてるのか、聞きませんでした。
この後は、
血がバァーって出ちゃったらどうするんですか?!とか、小学生みたいな質問にも丁寧に答えてもらいました。
そして話の最後に、渡海先生は
「僕からお願いがあります」と…
それは、次に記載します。