さっきの続きです。






看護士さんに呼ばれて、みんなで病室に入ると


もともと意識はなかったんですが


心電図というんでしょうか?


ピー・・・というやつ。



が、0でピーっとなっていて


心臓が止まってますよというのを


確認しました。




でも、実感があるような、ないような・・・。




でも、涙が勝手にぽろぽろぽろぽろ出てきました。




15日の日中は福岡にいるいとこ全員が来て


容体が少し落ち着いてきて一安心し


みんなそれぞれに帰っていったばっかりなのに




その数時間後にばーちゃんは亡くなりました。




まるで、みんなに一通り会って、顔も見れたし


一安心という感じで


その日の夜に亡くなってしまいました。




みどももは、泣きながら昼間にあったばかりの


いとこたちに電話しばーちゃんが亡くなったことを


伝えました。



そこからは、亡くなったことをおしむ時間も少なく


すぐに病院と葬儀場や火葬場の相談をしていました。




みどももは当然ながら、母や叔父たちが


泣く姿は初めてみました。



どんなに年をとっても、母親は母親なんだなと感じました。



当り前のことなんですけどね。





みどももも、小さい頃から夏と正月は必ず行っていた


田川のばーちゃんで、


ばーちゃんも、ばーちゃんがいた田川という場所も


全部ひっくるめてとても大好きでした。




でも、ばーちゃんが亡くなった後は


悲しみと後悔の嵐でした。




なんで実家にばーちゃんが来てた時にもっと


たくさん接しておかなかったんだろう。



なんでもっと優しくできなかったんだろう。



少し痴呆が入ってきているばーちゃんに


何かあったらいけない!というのと


妊娠中独特のイライラや気分のムラで


そっけなく接してしまったときもしばしばでした。




なんでもっと・・・・



考えれば考えるほど後悔の渦に落ちていきましたが


周りはもう翌日がお通夜、翌々日がお葬式で


バタバタ進んでいき


母もみどもももばーちゃんの死を


十分に悲しんであげられなかった気がします。




どり・・・・



まだ何日かは忙しいからもうちょっと狭いけど


お腹の中で我慢しててね・・・




まだ出てきたらだめだよ・・・




時間があればお腹にこう話しかけていました。




翌16日。



お通夜が始まり、みどももといとこの長女が同じく


妊娠中で、葬儀場に泊まれる部屋もあったので


ほとんどの人は泊まって


ばーちゃんを見送りました。




これまた夜中も寝ようと思ってはいたんですが


どりがお腹の中で、お祭りでも開催されてるんじゃないかな? 笑


ってぐらい大暴れしてて


痛くて眠るどころじゃなかったので


ばーちゃんのいる部屋に行き


叔父達は酔いつぶれて寝てたんですが


おばさん達や、いとこは起きていて


色々話して過ごしました。




おばさん達が


「お腹おっきくなったねー!今どれぐらい?


もうそろそろかなー?」


と聞くので、実はばーちゃんが倒れた日が


予定日やったんですよ・・・


と言うと、


「えーー!!?だめだめ!そんな妊婦さんが


夜中まで起きて無理しとったらいかんやん!!


はよ 寝て!」


とずっと行ってたんですが


そこは、父譲りの超頑固を貫いて


ばーちゃんのとこにいました。





結局その日は寝ないままお葬式の日を迎えました。




17日。




このどりの妊娠中に6か月の時でしたが


父方の祖母も亡くなってしまったので



妊娠中に祖母のお葬式2回・・。




大好きだった二人が


妊娠中に亡くなり、なんとも言えない気持ちでした。




17日の午後、火葬も無事に終わり


実家に帰りました。



14日の倒れてからは


気が張ってて全然寝てなかったのもあり


帰るなりベッドにどおーっと倒れこみ


爆睡しまくりました。




寝る前に今陣痛がきたらどうしよう・・・



こんなほぼ3日徹夜の状態で陣痛がきても


体力切れで産めなかったらどうしよう・・・



おねがい~~


どり~~~



ちょこっとでいいから寝させて~



まだ出てこないでねー。





そして20日の午前11時。



なんかお腹痛いような・・・痛くないような・・・


やっぱ痛い??



まだ陣痛がどんなもんか理解できてなかったみどももは


ちょっとトイレに・・




おおーーー!!!目



出血だ!!



これは陣痛だ!!!クラッカー





母にさっそく電話し、病院にも電話し


10分間隔になったら来てくださいね~


と言われたにもかかわらず


車で20分ぐらいの病院というのもありーの


早く生みたいというはやる気持ちを抑えきれないで


まだ20分間隔ぐらいだったのに


車を出してもらい


病院へしゅっぱーつ!!!




初めての出産だし、周りからは時間かかるよ~音譜


覚悟しておいた方がいいよ~音譜




という悪魔の(?)ささやきをきいていたので


かなりドキドキしていましたドクロ





でも、病院についたらもう5分間隔になっていて


診察室に入って内診すると助産師さん



「あら!!破水しとるやん!」



えええーーー!!??目




全然気がついてませんでした( ̄Д ̄;;





内診の椅子に座り、椅子が上にあがるとともに


じゃばーーーっと出てきました。




ひょえ~~~あせる




でもまだ子宮口がまだ5㌢ぐらいだったので


部屋に荷物を運んでたり


分娩用の服に着替えたりして


助産師さんが陣痛の具合を測る機械を


お腹につけるとまた



「あーらー!!もう全開やん!!(子宮口が)


いかん いかん!こりゃ分娩室もういかな!」




えええ~~~!!??




もう!?



もうなの!?



ドキドキしながら、痛みと戦いながら行こうとしたんですが



「ごめん、こんなに早く全開になると思ってなかったけん


分娩室まだ用意してないっちゃん 笑


ちょっと待っっとってドキドキ


すーぐ用意してくるけんねハート




ああああーーーー!!!


もういいいいいたああああいいーーーーむかっ




みんな陣痛の時ってどうやって我慢してるんだろう??



みどももは、じっとして痛みに耐えれなくて


部屋の中を小走り状態で


たったったったった・・・・走る人


っとしていました 笑




だってもうじっとして耐えられる痛みじゃないよ!




で、無事分娩室に行き、また助産師さんが内診。




「あらー!いかん!もう頭見えとるやん!!


先生呼ばな!!」



えええーーー!!?(@Д@;



もう頭みえてんのー??



先生も来て


「あーもう出てきますよー。ちょっといきんでみましょうかー。」




んんんのおおおおおーーーー(`Δ´)!!!



「あー出る出る~。ハイ もういっかーい」



もう陣痛の痛みで、気を失いそうでした 笑


で、このいきんでる間に助産師さんに


「出産で気を失った人っていないんですか?」


とか、おバカな質問をしたりしていました 笑




ちなみにそんな人はいないそうです 笑




で、3回ぐらいだったかなー?



ぬおおおおおおーーーー!!!っと


いきんだら、つる~~んと出てきましたクラッカー




ぶはーーー!!




3545gでした。



まるっとした子が出てきましたチョキ



陣痛が来てから4時間での出産で


あっという間でした。




なんか、ばーちゃんが先生の後ろから


どりにロープ巻きつけて綱引きみたいに引っ張ってくれてたんかな?


と思うぐらいつる~んと出てきました。




先生も、助産師さんも


「ちょっと早くてびっくりしちゃったよー!」



と言ってました。





てゆうか、11時に陣痛が始まり


お昼御飯を食べずに臨んでしまった出産だったので


陣痛の途中もお腹が痛いのに


お腹すいて、そっちの意味でも苦しかったです。




なのでもね出産のときには、お腹がすくことが絶対にないように


入院グッズにやったらパンやらお菓子やら


こんな食べんやろ!パー


ってぐらい詰め込んでました 笑



おかげで教訓が生かせて、もねの時は


空腹で苦しむことはなかったですチョキ



今妊婦さんの方!


パンかお菓子は入院グッズに入れておいた方がいいですよ!




空腹の陣痛はさらに辛さアーーーーップです











おまけ


このどり出産の時にずっとついてくれてた助産師さん。


なんと、ばーちゃんと同じ田川の出身で


しかも名字も同じ!!!




なんか、ばーちゃんがついてくれているみたいで


安心して出産に臨めましたチョキ




ちなみに、もねの時もまったく同じ助産師さん


看護士さん、先生で


これまた年月がたっているにもかかわらず


同じメンバーで産めたのがすごい嬉しかったですドキドキ






あーばーちゃんに初ひ孫抱っこさせてあげたかったなー。