昨日今日と、のんべんだら~りとたいしたこともしていないので
今日は
の出産のときのことを書こうと思います。
は2005年5月14日が出産予定日でした。
みどももは、確か3月には福岡に帰り
出産に向けての準備をしていました。
そして、4月。
母方の祖母が実家に来て、みどももが予定日は
5月14日だというと
「そん時はあたしも来ようかね!
お母さん(みどももの母)は、日中仕事やけん
もし昼間に陣痛来て、誰もおらんやったら
心細いやろ!」
と、確かゴールデンウィーク明けだったかな。
また実家に来てくれました。
みどももは、田川のばあちゃんと呼んでいて
田川のばあちゃんが来てくれたのはとてもうれしかったです。
でも、ばあちゃんは痴呆がちょっと進みだしていて
痴呆が出ている時と、普通の時と
一日に何度かなっていました。
なんだか、5年以上会っていなかったので
ちっちゃいばーちゃんが、さらにちっちゃくなったように見えました。
その時みどももは、
を妊娠していたので
新しい生命の誕生に、いつも胸を躍らせていたんですが
こうして、年老いたばあちゃんを見ると
とても当たり前のことなのですが
人が生まれて、そして老いていくというものを
実感していた時でした。
ばーちゃんは、80歳を超しているにもかかわらず
思ってた意外に元気で
一日に何度も散歩に行ってくるね~
と杖をついて散歩に行っていました。
そして、
の出産予定日の5月14日。
なんだかお腹は張ってるけど、陣痛はきてないような・・・
初めての出産だったので
陣痛がはたしてどんな痛みなのか
まーーーーったく想像できなくて
困ってた記憶があります。
産婦人科で聞いても、
「う~ん・・・生理痛が100倍ぐらいになった感じ?」
う~ん・・・
わかるような、わからんような・・・
でも、とりあえず14日はなんともなく終わりそうだったので
みどももが餃子の種を作り
ばーちゃん、母、みどもも3人で
餃子を包んで後は焼くだけにしておきました。
母と餃子を包むのは小さいとき以来だったので
なんかなつかしくて、一瞬ちいさいころの
自分に戻ったような感覚でした。
で、母は庭のワン達にご飯をあげていて
父はごろ~ンとテレビを見ていて
ばーちゃんは、ご飯を食べるテーブルの椅子に座っていました。
ワン達のご飯ももうぼちぼち終わりそうだったので
じゃー餃子焼こうかな![]()
と台所からふと、テーブルを見るとばーちゃんがいなかったので
あれー?どこ行ったんかなー?
餃子だしすぐできるから
呼んできとこうと思い、和室に行ってもいない・・・
トイレかな?
・・・いない
もしかして先にお風呂に入ったのかな?
・・・いない
あれー???
おっかしーなー???
と、とりあえず、ご飯のテーブルに戻ってみると
さっき座ってたばーちゃんの椅子に座って
隣の椅子に頭を乗せて
手が下にあったので、何か落ちたものを
一生懸命取っているようにみえました。
「どーしたん?なんか落ちたんならとるよー」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・ばーちゃん・・??」
もう意識はなく、椅子に座ったまま倒れたので隣の椅子に
頭を乗せるようになっていたんです。
ばーちゃんはちっちゃかったので
台所からはちょうどテーブルでみどももからは
わからなかったんです。
みどももが探していた間
ばーちゃんは実はそこで倒れていたんです。
「お・・・おとーさん!!おかーさん呼んできて!!!
救急車!!ばーちゃんが!!!」
母と救急車を呼んでもらい
救急車には母が付き添っていきました。
みどももは、父は家に残りました。
ばーちゃんは脳梗塞でした。
その日の夜、父がは親戚に連絡をし
みどももは兄やいとこたちに連絡していました。
みんな仕事をしていてなかなかつかまらず
みどももはどうせ寝付けなかったので
夜中までみんなに連絡を取っていました。
田川に一緒に住んでいる母の長男さんと
千葉に住んでいる二男さんもすぐに
駆けつけてきました。
いとこたちはみどももが連絡してたので
次の日にはみんな病院に集まることができました。
この時ずっと悪い予感がしてて
に「まだ出てこないでね・・・。もうちょっと
お腹の中でおりこうさんにしててね・・・。」
とずっと祈っていました。
ばーちゃんがこんな時に自分の出産で
さらに大変なことにしたくなかったので
に必死にお願いしていました。
15日。
まだ出てくる気配はなく、ちょっと安心。
15日の夕方、母と叔父二人は病院につきっきりだったので
みどももがお弁当を詰めて兄に病院まで連れてってもらいました。
病院につき、母と叔父二人にお弁当を渡し
ばーちゃんの容態をきくと
熱が続いてたのが、さっきから落ち着いてきたよ
左半身がむくんでいたんですが(麻痺して)
それもなんだか少し落ち着いてきたような・・・
という感じで、ちょっと光が差してきた感じがしました。
あー、ちょっとびっくりしたけど
ちょっとずつ落ち着いてきたみたいやし
よかったねー。
などと、ナースステーションの前の椅子がたくさんあることで
みんなで話していると・・・
「あ!ご家族の方々ですよね!
今○○さんの心臓がとまりました。
先生もすぐにきますので、病室に来てください!」
!!!
え!!??
うそ?うそ??
みんないそいで病室に行きました。
あ、
がお昼寝から起きたのでまた夜にでも続きを書きまーす。