続きです。
・・・・・てゆうか、今ずっと書いててあと少しで書き終わるーーー
と言う時になぜか一気に消えてしまいました![]()
WHY???
ま、きを取り直してもう一度。
母は手術は成功しました。
あれ?書いたかな?
でもたこはどんどん悪くなっていきます。
心配でしょうがない母は手術して1週間だというのに
なんと外出許可をもらい、家に一時帰宅してきました。
でも、その気持ちは痛いほどわかるので
誰も文句は言いません。
「大丈夫よ。無理はせんし、痛くなったらすぐに横になるけん。ね。」
なんのなんの。
結構動き回っていました。
「たかちーんかあちゃん帰ってきたよー。
がんよくなったよー。
たかちんは死んだらだめよー。
かあちゃんが帰ってくるまでがんばるとよー。
かあちゃんの腎臓の病気よくなったから
たかちんは心配せんでいいとよー。」
まだきついだろうに、ずっと庭で話しかけていました。
そして、病院に戻る時に「これならたべるかも」
と流動食を作っておいてきました。
点滴をずっとしていたたこですが
母と父で話し合って、点滴ははずすことにきめました。
ずっと、言ってたのですが
「人間でもワンでも、老体に鞭打って手術や
延命治療はしたくない。
これで100%よくなるというなら、話は別だけど
もしかしたらよくなるかも・・・というぐらいなら
人間もワンも自然に逝かせてあげたい。」
みどもももそう思います。
そして、点滴ははずされました。
あら?
点滴を外すなり、食べたり飲んだりを少しづつだけど
がんばってしだしました!!
というのは、点滴をしてるということは
食べなくても飲まなくても、
それでとりあえずは生きていられる。
ということなんですが、
ないとやっぱりお腹すいてきたのか、
点滴で少し気力が回復してきたのか
話しかけると答えようとしたり
生きよう。
という光が見えてきた気がしました。
あ、千羽鶴は母が退院する1日前にやっと
完成し、渡すことができました。
はー千は多かった。
大丈夫!
鶴達に「治さんと燃やす!!」と
脅してあるので、きっと二人とも回復するはず。
そして、母はなんと3週間の入院予定だったのを
2週間に繰り上げて、先生に泣き落としで
退院してきました∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
「大丈夫。無理はせんけん。」
もう充分無理しとるよ。
まったく!
でも母にとってはワン達は、子供であるみどももや兄と
同じなんです。
みどももにとってもワン達はペットではなく兄弟です。
なので、まったく!!
と言うものの気持は痛いほどわかるので
ある程度の無理は目をつぶっていました。
でもハラハラ・・・
母は自営業なので、退院したら次の日から会社に
出社してましたΣ(゚д゚;)
母でないと、できない仕事が山積みでどうしようもなかったそうです。
この時ほど、自分が手伝ってあげれたら!!!
と悔やみましたが、どんなにくやんでも
みどももに母の仕事はできないのです。
情けなかったです。
しばらくは半日でかえってきてました。
帰ってからは、たこにつきっきりです。
まだお腹がいたいだろうに
「おしっこさせてあげらな。」
とたこのおなかをかかえ中腰で脂汗をかきながら
おしっこやうんちをさせてあげていました。
ハラハラハラ・・・・
自分で世話がしたいのはわかっていたので、
あまり、何も言いませんでしたが
ハラハラしながら病人二人をのぞいていました。
そして、退院して1週間。
まだ空が白んできたぐらいに。
「起きとる?たかちんもうだめかも・・・」
起きてました。
ちょうど授乳していたので、終わらせてたこのもとへ。
痙攣でした。
もう意識はなく、全身ガタガタ痙攣しています。
母は
「たかちんもういいとよ。
がんばらんでいいと。
楽になりなさい。
もういいとよ・・・。
それ以上がんばったらいかん・・・。」
と震えるたこの体を抱きしめていました。
そのままにしてあげたかったけど、
その体制は手術後の体にはとても苦しい気がして
みどももが変わってだきしめていました。
「もういいとよ。たこはいっぱいがんばったよ。
がんばった。
ライトが(2007年3月に天使になったワン)待ってるよ。
お母さんのことは、姉ちゃんに任せて。
たこは楽になって。ね。
いっぱいがんばったよ。」
と言っていたら、後ろ脚から頭に向けて
けいれんが進むにつれて
けいれんが弱くなってきました・・・。
急いで母を呼び、母が来ると
たこのけいれんは治まり、そのまま天使になりました
この日は、最初からずっとたこに言ってた
「お母さんが3週間たって退院する日」
でした。
母は1週間早めに退院してたのですが、
母ももどももも、ずっと
「3週間たったら」
と言ってたからか・・・。
これは、たこの息がなくなりしばらくしてから
母が気付きました。
「たかちんはお母さんの病気を持って行ってくれたんやね。」
信じられないはなしですが、
本当のことなんです。
これを書いている今も、思いだしてみどももは涙が止まりません。
千羽鶴も、二つの願いは聞いてくれませんでした。
たこは若い時は
売られたケンカは買う!
てゆうか、売ってなくても買うぜ!!というタイプ
人間にもワンにもオスには厳しく
人間にもワンにもメスにはでれでれ
こんな性格なのに、ちいさいもの好きで
子犬や子猫、大好きでした。
オスなのに母性本能のあるワンでした。
みんなたこのこといつまでも忘れないよ。
忘れるはずがない。
小さなボス
おつかれさまでした
おそらでいっぱい原っぱ駆け回ってね
じゃあね。
