盛岡で活動している4団体の共演です。
他の教室の方々とは普段なかなか交流が持てないので、とても良い機会になりました。
肴町（さかなちょう）という町は盛岡市の中心部から少し東に位置しています。
何十年も前にはそれこそこの肴町に、盛岡で唯一の百貨店があったり、
また、屋上に小さな遊具があるような小規模デパートがあったりして
その頃は商店街としても栄えていましたが、今はこの町も少し寂しくなっています。
そんな肴町商店街をフラメンコで盛り上げよう！という目的でこのフェスティバルは開催されました。
肴町にはアーケードがあるので、ストリートフラメンコはそのアーケードのちょうど真ん中あたりで行われました。
梅雨入りしたばかりの盛岡。それでもアーケード内なので、雨が降っても平気です。
しかし、当日は風が強く、雨も時折降り、そして何よりもこの時期とは思えないほどの寒さ…。
15度を割るこの寒さではお客さまも肴町に来ないのでは？と心配になりましたが、多くのお客様が観覧してくださいました！
今回の参加団体は以下の４団体です。
アウラフラメンカ(我らが阿部碧里教室）
ペーニャデフラメンカ(東京から本間静香さんが講師でいっているサークル）
エルヒラソル・ラスヒタナス（共に地元盛岡の中村晶子さんが指導する教室）
フラメンコ・ベラノ（今回のフェスティバルの発起人、山口夏緒さんの教室）
フェスティバルでは、前日には前夜祭ライブが、当日にはストリートフラメンコと2回のライブがありました。
ライブは各教室の競演です。ソロあり、パレハありととても見応えがありました。
アウラフラメンカからは前夜祭ライブに教室講師の藤島が、そして当日ライブには3人の生徒が参加しました。
前夜祭ライブで踊る藤島裕美
ガロティンを踊る二人。
当日合わせ1回のみの本番、そして何よりこの日初めてお会いする伴奏者との共演はとても均等したと思います。
でも、二人とも日ごろの練習の成果を十分に発揮できました！
そしてストリートフラメンコのほうは3部構成。その3部の合間に上記のライブが開催されるというタイムテーブルでした。
ストリートフラメンコ第1部では、全員でCDの音源に合わせてセビジャーナスを踊りました。
30分くらい踊ったでしょうか。正面向きで踊ったり、あるいはペアを交代しながら踊ったり。
速さがゆっくりな曲もあればとても速い曲もあり、息も絶え絶えに…。しかし、気が付けば寒さは吹き飛んでいました。
第3部では生伴奏に合わせてのセビジャーナス。
岩手県ギター協会の老紳士たちによる伴奏もありました。
お客様も我々も、笑顔を分かち合えたひとときでした。
初めての盛岡肴町フラメンコフェステイバル。
お陰様で大盛況にて終了しました！皆さん本当にお疲れさまでした！