イロイロミドリ -5ページ目

イロイロミドリ

ワーホリ3カ国後、まだまだブラブラしている旅ブログ♪

5月中旬に職場仲間のコリアンの男の子と一緒にバンクーバーに出かけることになった。
私は特に用事はなく、スーパーで少し食料品を買うのとスタンレーパークに行きたいだけだった。


朝10時ウィスラー発のグレイハウンドに乗った。この写真は途中にあるスコーミッシュの町近くで見かけたもの。いい天気にトーテムポールと山がいい感じ!



12時半頃にバンクーバーに到着して、彼の用事優先でまず床屋に行く事になった。彼は「コリアンが経営している床屋じゃないと嫌だ」と言っていた。彼の気持ちはすごく分かる。私も髪を切るなら日本人に切ってもらいたい。

髪を切り終わった後に「どうかな😊?」と言われて、「😳!?........ナイス!」と思わず答えた私。って位にやっぱり日本と韓国のファッション文化の違いを感じた。待っている時に思ったのは、男の子の髪型がみんな一緒でただびっくりした。


「ご飯は何が好き?」と聞く彼に「インドカレーとパン!」と答えた私。「.....。寿司は?」と言われ、「日本で食べれるからいい」と答えると再び黙ってしまった。考えてくれた果て「じゃあコリアンレストランに行こう」と誘ってくれた。
彼のおすすめのコリアンレストランはランチタイムは$15でコースというもの。どんどん来る料理に思わず「わあ!!」と嬉しくなる。これはねーと丁寧に教えてくれて、いつか韓国にも行ってみたいと思った。


その後はダウンタウンから1時間くらい歩いてスタンレーパーク近くの自転車レンタルに行った。英語が早くて2人とも「?」って思っていたら「これなら理解できる?2人は韓国語ね」と言われたのが、中国語、韓国語、日本語でそれぞれ書かれた1枚の説明書だった。理解できたけど、私は日本人です。。。


16時頃にやっとスタート。スタンレーパークで自転車に乗ってトーテムポールを見るというのを地球の歩き方に載っていて是非ともやってみたかったアクティビティー。乗って直ぐにトーテムポール広場発見!わあ!


カナダ各地域の伝統的なトーテムポールが並ぶ。

写真を何枚も撮る私の横で、彼は1枚写真だけだった。あれ?

その後は再び走り出す。わー楽しい!!ほぼ平らだから楽しー!!!スピードどんどん出しちゃう!


干潮時だったこの時はこの銅像近くまで歩ける。なんか面白い場所にあるね。


その後は、彼が公園に行く前に買ってくれたバンクーバーでおすすめのチーズケーキを頬張る。このチーズケーキ美味しかったけど、大きくて値段も$8とかなり高い。今日1日付き合ってくれたお礼にという事で買ってくれたもの。だけど、来る途中歩きすぎと暑い中持っていたせいでチーズケーキはかわいそうな姿に変わっていた。でも、味は変わらないから美味しい❤️

レンタルショップに自転車を返却し、自転車のレンタル代と1時間半のレンタル代で$9.5支払った。安く済んでよかった。




また歩いてダウンタウンに戻って「スーパーに行きたい」と伝えると連れていってくれたのがまさかの韓国系スーパー。「日本の食材も買えるよ」と彼は教えてくれたが、私はカナダにいるんだからこっちの食材を楽しみたいと思った。

小学校の家庭科で「あなたの家の1週間の献立表を見せてください」という授業があった。うちの家の献立表を見た先生が「えっ!?ミドリちゃんちは味噌汁1回だけなの?」とビックリしてたのを覚えている笑。うちは朝はパン、昼は私はパンを好み、夜は米とサラダとおかず数品と麦茶という家だったせいか、私は特に日本食が恋しいという事に2012年5月に出発して以来全くならない。
同じシェアハウスの日本人の女の子はジャパレスを辞めた途端に「私は日本食に飢えている」と発言してたのにビックリした。彼女も私のほぼ日本食を食べない、欲しないのにビックリしてた。

話は脱線したけど、コリアンの彼も「俺はカナダ出るまでもう韓国料理しか食べない」と言っていたから、彼は韓国系スーパーで韓国食材を大量買いしてた。私は最近ハマってるスムージーの為に安くなったシュガースポットいっぱいのバナナだけをそこのお店で買った。彼から「ミドリはなぜそれを買ったんだ!それはもう古い!」と言われたが気にしない。


夕食は彼のおすすめの日本食レストランに行った。お腹空いてないし、なんか迷う私に巨大なサーモンの刺身を2人で食べる事になった。サーモンはやっぱり裏切らない美味しさ❤️
20時バンクーバー発に乗って、22時過ぎにウィスラーに戻ってきた。今日はありがとー。なんかね、ちょっと韓国文化に触れた1日でした。





彼からは「韓国に来た時は是非案内するし、僕の結婚式にはミドリにも声をかけるよ」とも言ってくれた。そんな風に言ってくれてもう嬉しいよー!!!私行く!!

職場では同期の私たちだったけど、彼は5月中旬で仕事を辞めた。その後は日本に1週間旅行に行って、韓国に戻るとのこと。日本円が必要だと言われたから、私の5万円を600カナダドルと交換。両親とおばあちゃんから「もし困った時に..」ともらっていた日本円だったけど、彼に渡し、彼が使う事が嬉しく思えた。

一緒に働いて、一緒に黙々とプールで泳いだり、お茶したりと彼と出会えて私のウィスラー生活は楽しいものに変わった。彼の仕事振りが誠実さとストイックさが現れてて完璧だったのには、同期でこんなにも違うのかとかなりビビったりもしたけど、とにかく、ありがとう。カムサハムニダー😊❗️



2015年8月上旬からハウスキーピングを始めて、8ヶ月目に入った4月末の日曜日もとても忙しかった。いつも通り仕事後はオフィスに戻って着替える。オフィスに戻った時に急にボスが満面の笑顔で「今日のミドリは最高だったよー!一番早かった!!」って興奮した口調で私に伝えた。「えっ!私が一番!?」

この日はここで働き始めて184日目。私、ついにNo.1になれたんだー!!
でも、それ以上に嬉しかったのはボスの彼女が喜んでくれたこと。彼女が私のことでこんなに喜んだ事はない笑。



これが私の仕事のパートナーのカート。
人によってはめちゃめちゃ置き方が汚いから、そのあまりの酷さにボスが「みんな一緒の位置に物を置くように!」と言った。だけど「私たちはロボットじゃない!」と猛講義をして、その後はまた大体使う人の好みのカートになった。。
この頃から思うようになったのは私のホテルは本当に多国籍だっていう事。このインターナショナルチームの一員として働けることがとても嬉しかった。日本人来ないかなーってひたすらこっそり待ってたけど、今はその気持ちは全くなく、日本人一人で良かったって強く思った。


一番新しい軽くて吸引力が強い掃除機がとある日の休み明けに突然私のカートにやってきた[写真上]!それまでの私の掃除機は重いものか音だけうるさくて吸引力がないものだった。みんなから「ミドリの掃除機はいつも一番ダメ!」とか「私はミドリの掃除機が大嫌いなのよ」と散々言われ続け、私も自分の掃除機の悪さに猛烈に苛立ち、仕事中に地団駄して発狂したこともあった笑。世界のテクノロジーはあんなにも進んでるのに、私の掃除機はなんて時代遅れなんだろう。。。
だけど、急に新しい掃除機が来て、負の遺産は消え去り、掃除が更に楽しくなった。私も平和笑!


この頃に私はハウスキーピングの仕事をコツをやっと習得した。いろんな人に「どーやって掃除するの?」と聞いたり、見たりして、自分なりのやり方をやっと手にいれた。
だけど、1日[8時間]で6部屋チェックアウトをこなした日は、私は帰宅後そのままソファーで疲れ果てて爆睡。人によっては1日で8部屋も出来る人もいるのを聞くと、私はまだまだ甘い。。。

新しい人も来て、彼らの遅さにびっくりした。だけど、少し前の自分のように感じて、彼らにコツをいくつか教えてあげた。私も誰かに教える日が来るとはね~笑!



アルバニアの彼女と同じ出勤日の時は彼女がよく私の髪をアレンジしてくれた。写真を撮ってくれたのはフィリピンのお母さん。
2011年にバッサリと髪を切った直後に激しく後悔して、それ以降、2014年に少し毛先を切っただけで、今はかなり伸びた。へそ下15cmくらいまで伸びたけど、まだ切りたくない。職場で一番英語が出来ないが、みんなが私の名前を直ぐに覚えてくれるのはこの髪の長さのおかげ。私にはなんとも有難い存在なのです。






隣の家が12人くらい住んでるパーティーハウスで真夜中の3時頃までうるさく、私の部屋は爆音低音のせいでカタカタと物が揺れた。全然眠れず翌朝いつも通りの出勤の時は参った。この前1月末にも同じことがあり、バカなんじゃないの?って思ってしまった。。


日もどんどん伸びるウィスラー。この日はまるでダーウィンで見た燃えるようなサンセットに思わず涙が溢れた。



お世話になっている日本人女性からクリスマスプレゼントで冬限定の山のチケットをもらった。一人では絶対に行きたいないし、寒いのヤダって思っていて「いつ行く?」といつも聞かれていた。
「4月17日でウィスラー山の方が閉まるから、ピーク2ピーク[ウィスラー山とブラッコム山を結ぶゴンドラ]も一旦終わっちゃうよ」と教えてもらって、4月中旬の休みの日に行く事にした。彼女は仕事は来れず、私一人で結局行くのかと思っていたら、ハウスメイトの日本人の女の子がたまたま休みで寝てる彼女を起こして、一緒に行く事にした。



楽しみ過ぎて、仕事の時よりも早い朝6時頃に起きる。まるで遠足気分の私は朝からランチ用のスコーンも作った。朝から登る気でいたら「朝の山は寒いから、昼頃に行った方がいい」とこれからスキーに行くハウスオーナーから教えてもらった。

そわそわしながら昼まで待つ。やっとバスに乗ってヴィレッジまで行って、もらったチケットを現物のチケットへ交換しに行こうとしたところ、ハウスメイトの彼女が山パスを忘れて彼女は一旦家に戻ることになった。が、このおかげの曇っていた天気がいい感じに晴れてきた。

ウィスラー山からウィスラーヴィレッジゴンドラ[1157m]に乗って上を目指す。座っていたが、ワクワクし過ぎていつの間に立っていた私。


おお!!結構登ってきたー!!彼女に雪が凄い勢いで溶けてると言われたが、初めて山に登る私さっぱり分からず。


もう下の方は雪がないのに、それでもみんなスキーやスノボーに行く姿を見てて、みんなどこで滑ってるの?と思っていたら、上で滑っていた。


20分くらい?ゴンドラに乗って着いたのは標高1850mのラウンドハウスロッジというレストランのあるところ。カナダの旗を持ってみたが、重いし風がなくてよくわからない写真になった。


オリンピックのモニュメントの前で記念撮影。一人で写るってなんか寂しいけど、まあいいか!


レストランの入り口にクマがいるなんて知らなかった。

ここの山のレストランは持ち込みも可能で、人が多いからブラッコム山のレストランでランチを取ることにした。みんなスキーやスノボーを楽しんでいて、私たちみたいな観光客は数組のみ。

山の上の石を見たくて見たくてついに見れた。あれ?ヴィレッジにあるのよりも小さいんだ。この石、山のいろんな場所にあるみたいだけど、この時期に観光で見に行ける場所はここしかなかった。でも、見れて嬉しい!


晴れたからすっごく眩しい!!いい景色!!太陽がとても近くに感じたし、日差しが差すよう暑い!


そして念願だったピーク2ピークに乗る。ワクワク!!


鉄柱の数が少ないからケーブルがたるんでるピーク2ピーク。4400mの距離をたった4本の鉄柱で支え、真ん中の3024mは柱がなく、谷底からの高さが436mと世界記録を持っているみたい。


滑る時は木に近づかない方がいいと教えてくれたのは彼女。なんでもツリーホールというのがあるらしく、雪で埋もれた木の近くは雪が柔らかく、パッと見、数mしか見えてない木でも、実はまだ下があって、そのまま落ちて窒息死してしまう人が毎年いるらしい。。。なんて怖い。。。

そのため雪解け時は遺体にお財布や携帯、ゴーグルとかいろんなものが見つかると聞いた。


たぶん、ここがその436m地点かなー??
ゴンドラの扉を無理やり開けて、この辺りからパラグライダーで飛んだ人がいたらしい。えー!!!


約11分のゴンドラを降りて、反対側のブラッコム山側のレストランで手作りのスコーンを食べる。ランチ中にまた曇ってきてしまい、急いで帰ることにした。山はかなり寒いし、雪降りそう。。このまま下がりたかったけど、この時期はブラッコム山の下まで行くにはスキーかスノボーを使わないと行けないと言われ、またピーク2ピークに乗って、同じルートで下まで戻った。

ブラッコム山のレストランの近くで見たスノーモービル。


家に帰った後は生地から手作りのピザを久ぶりに作って、女子2人ビールで乾杯。一緒に来てくれてたくさん説明してくれて今日はありがとう。



7月末にウィスラーに来て、9ヶ月目にしてやっと山に行けて大満足。チケットをくれた彼女にも感謝だし、一緒に来てくれた友達にも感謝。来た当初、山に登るとしたら一人で登るか、もしくは行かないかとしか考えてなかったから、今日は本当にウィスラーでのいい思い出になった。