今日は母と京都のクリニックに行きました。
旦那様の運転で父も一緒です。
まだそんなに必要としてないんだけど、転ばぬ先の杖用に(笑)
父が杖の調整をしてもらってる間に旦那様と堀川丸太町周辺を散策。
今晩のごはんを食べるお店を探して
つえ屋さんと目と鼻の先に美味しそうで雰囲気良さそうなお店をみつけました
大好きな雰囲気
でも高そう
店の前に出ている懐石料理のお値段を見て即決しました
格子戸を開けて、もうひとつ奥の扉も開けて。
『4人なんですが大丈夫ですか?』
『お座敷は御予約でいっぱいなんですがカウンターで宜しければ』
願ったり叶ったりです
母は正座出来ないし、私は板前さんがお料理される姿を見るのが大好き
1番お安いコースをお願いしました。
一品目は。
金時人参の天ぷらと金時人参のすり流しです。
人参の甘さとお出汁が見事に調和しています。
二品目は。
*鶴の子大豆の煮浸し
*てっぴんの煮こごり。(てっぴんとは、ふぐの皮なんだそうコラーゲンのかたまりふぐの身も入っています)
*サーモン椿
*山芋梅
*あられ海老揚げ物
*鰯の甘辛煮
添え物の梅の蕾や椿の葉
こういうあしらいが和食の素晴らしいところ見ても美味しいです。
三品目は。
お造りです。
ブリトロ
新子
甲イカ
鯖寿司
お皿になにか文字が書かれていて、食べ終わってから見ると。
【壺中日月長し】と書かれていました。父に聞いても意味がわからなかったのでiPhoneで検索してみると。
読み方は、こちゅうじつげつながし。
【壺中】とは、壺の中の様な小さな世界の事。
【日月長し】とは、非常に穏やかな、のんびりした時間が流れているという事。
壺の中の様な小さな世界でも、平和に月日を送ることが出来る。
小さな幸せでも大きな喜びと取れば、心豊かに過ごせると私流に解釈しました。
なんか少し賢くなった気が
4品目は。
鰤の幽庵焼き
切り干し大根のきんぴら
父はこの切り干し大根のきんぴらが、いたく気に入ってました
5品目は。
聖護院蕪の蟹あんかけ。
優しいお出汁に蟹の味が溶け込んでいて、聖護院蕪の甘みとおろし生姜でほっこり温まりました。
今いくつまで書いた
まだ続きます…えっと…あっ、
6品目は、天ぷら。
イイダコ
つぼみ菜
南京
さつまいもの天ぷらを梅びしおにつけて。
梅びしおと聞いて、こないだのホリエモンの獄中で納豆が食べれる様になった話を思い出し、板前さんにその話をし、笑い合いました
カウンターで食するのは、料理人さんとの会話も楽しいです。
7品目は。
土鍋が登場しました。
中は炊きたてのご飯です
次に運ばれてきたのは!!
生卵
お味噌汁
山椒ちりめん
うるめめざし
昆布の佃煮
お漬物
熱々ご飯を卵かけご飯にして間違いない食べ方、素晴らしすぎる
この卵は、ひとつたったひとつ
150円もするそうです
私は10個150円の特売日に並んで買ってます
ご飯お代わりしました
8品目は。デザートです。
梅干しのシャーベットと、梅じゃなくて梅干し
塩気は感じませんでしたが、さっぱりしていて美味しかったです。でこぽんはジューシーでビタミン補給で完了!!
ああ~大満足
さて8品戴いてハウマッチ!?
いくらくらいすると思いますか
京都、懐石料理。それも夜のコース。
お高いんでしょ
それが!!
な、なんと!!
3600円です
信じられない
コストパフォーマンス素晴らしすぎです
今日は車で旦那様がお酒を飲めないので、父も私も飲みませんでした。
お泊りだったら…
そら、日本酒かなんか一緒に戴いてたら~
と飲めない3人は空想で盛り上がりました
こんな本日の一品もありました
『ぐぢ酒蒸し食べたい!』
『鴨の治部煮食べたい!』
『穴子柳川食べたい!』
また必ず行きたいお店に巡り合いました