年齢を重ねていくに連れて
身体にもジワジワと衰えがきて若い頃に
ギックリ腰からの椎間板ヘルニアになり
30代最後の年に腰の手術を
腰が悪いと首も悪い人が多いらしく
腰が痛くて民間の整骨院とか行くと
決まって首が悪いよと言われ
首も一度診てもらった方がいいと…
その当時行くとこ行くとこで言われ
整形外科で検査したら首も軽いヘルニアだと
手術する程ではないから
経過観察で数年放置してたけど
一昨年のある日、右手に痺れが出てきて
最初は軽い感じだったけど
徐々に悪化してきて…
字が書きづらくなった時は流石に
何か只事じゃない予感がして
数年振りに整形外科で検査をすることに
結果は頸椎症性脊髄症だと診断され
かなり良くない状態だと
最悪の場合、手術だと言われた時は
一気に血の気が引いて泣きそうなった
その日から定期的に
痛み止めの点滴を打ちに行き
高い鍼治療にも通い
治療費と右手の痺れで心が折れていき
介護の仕事は続けれるのかとか
介護の仕事が出来なくなったら
今の自分に何の仕事が出来るのかとか
生活はしていけるのかとか
色んな不安に押し潰されそうなって
一時はほんと絶望感しかなかった
腰の手術を経験してるだけに
首の手術の説明なんて只々おぞましくて…
痛み止めの点滴と鍼治療と
以前にも診てもらった事がある
首専門の先生のところへも行き
専用の施術台で骨の矯正なのかなぁ…?
ガッタンガッタンって
初めての時はとにかく怖かったけど
6回目ぐらいの施術でなんとっっ‼︎‼︎
痺れが消えてきて(号泣)
力の入り具合に左右差はあるものの
字もちゃんと書ける様になって
手技で骨の位置を戻すなんて凄過ぎる…
感動と感謝と安堵感で
数ヶ月ぶりに生きた心地がした
何でもそうだけど
壊れたり無くなってから
その有り難みに気付いたりするし
普通に生活出来ることを
当たり前って思っちゃいけないよね
右手の痺れで
色んな事が不便になった時
1番不安だったのは
字が上手く書けなかったこと
職場の記録が手書きだから
自分の字に絶望する日々で
何の取り柄もないけれど
小学生から高校卒業するまで続けた書道で
字だけは人様に褒めてもらえてたから
普通に書けない事が
こんなに悲しいことかと…
改めて健康って大事だなと
普段から身体をケアして
労わってあげないといけないなと痛感
今もたまに痺れたりする時もあるし
腰のヘリニアも手術したとは言え
人工的な何かを入れてるわけではないし
再発する可能性は十分にある中で
介護の仕事を続けれるかの不安もよぎる
先日、数年振りに酷い坐骨神経痛に襲われ
久々に身の危険を感じた…
ケアを怠ってた事を反省して
身体にごめんねと言いながら
自宅にある電気治療でセルフケアを
今の時代、色々と便利になり
字を書く事も少なくなってきたけど
大事な人や大切に想う人へは
気持ちを込めて手紙を書きたいと思った