こんにちは。
みどりがめです。
ちょっと間があいてしまいましたが
先日のブログの続きです。
『サムシング・グレート』こんにちは。みどりがめです。先日のブログの続きです。『70兆分の1の奇跡』こんにちは。みどりがめです。先月の頭にアップした「みどりがめの挑戦」という記事の中で…ameblo.jp
遺伝子工学の権威・村上和雄先生の『生命の暗号』から
みどりがめが感銘を受けたこと3つのうち
皆さまご存じのように
私たちの命は
たった一個の細胞(受精卵)から始まっています。
この細胞が二個、四個、八個、十六個と、
どんどん分裂をしていき
やがて数十兆の細胞となって人間の身体となり
めでたく誕生!👶となるそうです。
興味深いのはこの細胞一個一個が持つ遺伝子は
すべて同じということ。
そりゃそうですよね。
もとをたどれば一つの細胞から分裂していくのですから
途中で違う遺伝子に書き換えられるということはないのです。
しかし、同じ遺伝子を持つ細胞でありながら
あるものは手になり、
あるものは足になり、
そしてあるものは心臓になる。
不思議ですよね。
村上先生は、分裂の途中で
手の細胞は手になる遺伝子をオンにして
それ以外はオフ、
足の細胞は足になる遺伝子をオンにして
それ以外はオフ
…みたいなことが行われて
あらかじめ決められた役割分担を守っているのではないかと
書かれています。
それってすごくないですか?
受精したら十月十日ほどで赤ちゃんになって産まれてくることに
これまでなんの不思議も感じていませんでしたが
遺伝子レベルではものすごい複雑な組織編成が行われているということに
驚きました。
本当にそんな高度なプログラム、
誰が作ったんでしょう。
私たちの想像を超えた偉大なる力(サムシング・グレート)の存在を
あらためて感じざるを得ません。
さらに、私が涙を流して感動したのがこの部分。
(以下、青字引用)
私たちは意識していませんが、
細胞というのはそれぞれが自分で生き抜く独自の生命体の側面をもっています。
もし肝臓の細胞であれば、
肝臓の役割をすると同時に、
その役割をまっとうするために、
自分も生きなければならない。
その両方の役割を果たした結果として個体全体を生かしているのです。
つまり、細胞の一つ一つは自分に与えられた役割を果たすために
自分も生きようしているということです。
もし、支えている個体が死んでしまったら
自分も死ななければならない。
ということは個体が死なないよう
全力で守ろうとしているはずなのです。
なんて健気で愛おしい細胞たちなのでしょう…😭
私は、細胞たちのこの思いが
自然治癒力の大きなエネルギーになっていると
感じています。
そして…
こう考えますとね、
がん化してしまった私の細胞たち、
彼らも非常に不本意だったと思うのです。
だって自分の存在によって
これまで支えてきた個体を死に追いやってしまうことになるのですから。
今も彼らの無念の叫びが聞こえてくるように思います。
「誰かー!僕らの暴走を止めてー!
」
がんが自然消滅した方の話の中には
自分のがん細胞さえも愛したという内容が
結構出てきます。
以前ご紹介した工藤房美さんもそうです。
(以下、青字『遺伝子スイッチ・オンの奇跡』より引用)
正常だった細胞は、ガン細胞になることで私の「思い」の癖を教えてくれました。
私の細胞はそうしてまでも私に気づいて欲しかったのでしょう。
身体からの小さなサインの数々を自分が無視し続けた結果、
身体は最終手段として「ガン」という形で私に主張するしかなかったのでしょう。
…(中略)…
本当に申し訳なかったと心底そう思ったのです。
ですから、何万回「ありがとう」を言っても足りないくらいです。
がんの告知を受けた直後は
私もなんとか自分のがん細胞を撲滅できないかと
その存在を完全に敵視していました。
しかし、こういった話を読むにつれ
がん細胞であっても
これまで自分を支えてきてくれたのだと思うようになり、
愛おしいと思えるようになりました。
特に肝臓にあるでっかい腫瘍は
上から触ってもその存在がはっきりわかるので
お風呂に入った時など手でさすりながら
「いい子、いい子。
今日もおとなしくしていてくれてありがとうね」
と話しかけています。
頭、変ですか?
もっと変なことを言いますと
私はできればがんが消滅することなく
元に戻ってくれることを願っているのです。
がん化してしまった細胞も
また元通りになって
もう一度本来の役割を果たしてくれないかなと…
そんなスイッチが遺伝子に存在するのかどうかはわかりません。
あ、ちなみに消滅スイッチ、
いわゆる自爆スイッチは必ずあるはず。
アポトーシス(細胞死)という現象がありますので。
そうではなくて
私が望んでいるのはリセットボタン。
たいていの機械にはリセットボタンがありますからね。
これだけ緻密に作られた遺伝子にも
当然それはあるのではないかと思うのですが…
主治医に言ったら
「そんなのあったら苦労しないよー
」
と笑われそうですが
私は本気でその存在を期待し
そいつをポチッ
としたいと思っています。
以上、長くなりましたが
村上和雄先生の『生命の暗号』から
みどりがめが感銘を受けたこと3つ。
70兆分の1の生命
サムシング・グレートの存在
細胞は自分で生き抜く独自の生命体
3回に渡ってお送りしました。
私たちは生きているだけで尊い奇跡の存在であり
潜在的にものすごい力を持っているのです。
自力でがんが治せないわけがない。
闘病中の皆さま、
思いは現実化します。
医者になんて言われようと
まずは、必ず元気になる!と信じることです。
ともに奇跡を起こしましょう!